マンモスの絶滅により「草原火災」が急増していた nazology.net/archives/100553 米エール大の研究により、マンモスを代表とする大型哺乳類の絶滅後、草原での自然火災が急増していたことが分かりました。草食種の喪失で、乾燥した草や歯が蓄積し、火災頻度を高めたと考えられます。
車に引かれても潰れない「スーパーゼリー」が開発される nazology.net/archives/100572 英ケンブリッジ大は車に引かれても崩れない圧力に高い耐性を持った不思議なゼリーを開発。この新材料は医療で軟骨の代替物に利用したり、ソフトロボティクスなどの分野で活躍が期待されます。
人工磁場でテラフォーミングされた火星を守るとんでもない計画を発表 nazology.net/archives/100489 火星は強い磁気圏を持たないため太陽風の影響を直に浴びます。オックスフォード大は火星の月フォボスから荷電粒子を放出し火星を磁気で保護するという大胆なアイデアを発表しました。
シナプスは筋肉に匹敵する「力で情報伝達」していたと判明! nazology.net/archives/100599 東京大学は脳細胞の接合部「シナプス」が細胞同士の物理的な力で情報伝達し長期記憶を形成していることを発見。しかもその力は筋肉に匹敵するほど強いようで、脳細胞はある意味「脳筋」だったようです。
肉を食べる「ミツバチ」は腸内細菌も特殊だったと判明! nazology.net/archives/100466 米UCRは肉を食べるように進化した「ミツバチ」の腸内細菌を調べたところ、細菌叢が肉食動物化していたと報告。巣には人間も食べられる甘い蜜もあり蜂蜜漬けの肉も作っていました。意外とグルメなのかも。なお閲覧注意
朝に3分「目を赤い光でワイヤレス充電」すると視力が回復する nazology.net/archives/100636 英UCLの研究者によると、週に1回、朝3分、赤い光を見るだけで、年齢による網膜感度の低下を改善できるとのこと。目にあるミトコンドリアのエネルギー不足を可視光によってワイヤレス充電し、実現したそう。
実は間違いだった!映画『ジュラシック・パーク』の真実10選 nazology.net/archives/99708 恐竜学は歴史が浅く、毎日のように新発見がなされています。そのため、30年近くも前に公開された本作には、科学的に間違いなポイントが多々あります。ここでは、その中から10個の間違いを紹介していきます。
言語能力は「道具を使った作業をすると向上する」と判明 nazology.net/archives/100329 仏CRNLは言語と道具の使用が同じ脳回路を利用していることを発見。さらに言語学習中に難しい道具作業を行うと言語能力が向上することもわかりました。一芸が多芸に通ずる秘密はこうしたところにあるのかもしれません。
火山灰に50日間も埋まっていたミツバチが奇跡的に生存 nazology.net/archives/100562 今年9月スペイン領のラ・パルマ島で火山噴火が発生。その50日後火山灰に埋もれたハチの巣箱が発見されましたがなんと中のミツバチは生きていました。ハチたちは唾液と蜜の分泌液で火山灰の侵入を防いでいたようです。
男女の差がない子どもの声でも性別が判断できる理由 nazology.net/archives/100544 米UCDは子どもの声を使った実験で解剖学的に声に違いがない5歳の声でも人が正確に性別を判定できると発見。男女には声の周波数だけでなく話し方などの行動に明確な性差があり聞き手がそれを判別できると示されました
男性ホルモン「テストステロン」が不屈の心を与えていた nazology.net/archives/100627 ウィーン大は男性の筋肉や骨格形成にかかせないホルモン「テストステロン」が負け続けても諦めない心を与えると報告。リハビリなどの反復トレーニングが必要な患者に活かせないか検討されています。
「寝る前にチーズを食べると悪夢を見る」は本当か、科学的に追究してみた nazology.net/archives/100281 チーズが悪夢を誘発するという噂は、数十年前から世界に広く浸透しています。しかし、そんなことが科学的にあり得るのでしょうか?ラクトースや体温上昇の観点から、その謎に迫ります。
イヌは「一日一食」にすると有病率が低くなるという研究 nazology.net/archives/100663 米ワシントン大は、10年間にわたる追跡調査で、一日一食のイヌは、一日多食に比べ、加齢に伴う有病率が低いことを発見しました。しかし、まだ相関関係にすぎず、無理に断食させるのは控えるべきとしています。
ダイヤモンドより硬い「超硬ガラス」が開発される nazology.net/archives/100665 中国吉林大学はバッキーボールと呼ばれるサッカーボールのような炭素分子を高温高圧で崩しダイヤより硬いガラスを作成。以前もAM-Ⅲという超硬ガラスが報告されていますが、これは世界で2番目に硬いガラスです。
ペルー遺跡で千年前の「縄で縛られたミイラ」を発見 nazology.net/archives/100691 米CSUSMはペルーの遺跡で紀元千年頃のミイラを発見。興味深いのはミイラが縄でぐるぐるに縛られた状態だったこと。なんだか高度なプレイを想像してしまいますが、研究者は埋葬儀式の一環だったのだろうと語ります。
リスカなど自傷行為の根底にある脳のメカニズムを解明 nazology.net/archives/100697 ミネソタ大は自傷行為する少女たちを集め圧迫面接でストレス反応を調査。結果彼女たちはストレスと戦うためのホルモンが低下していて自傷行為がそれを改善していると判明。自傷行為の脳科学的な理由が一部解明されました
すべてのネコは少なからず「サイコパス」であるという研究 nazology.net/archives/100767 ネコは一歩外に出ると、暗殺者に変貌します。 英リバプール大は、ネコの冷酷さや大胆さを評価する診断ツールを新たに作成。その結果、ネコはすべて、程度の差こそあれ、サイコパスであることが示されました。
塩粒サイズのマイクロカメラが開発される!「鮮明な画像も撮影可能」 nazology.net/archives/100768 超小型カメラは視野が狭くぼけた画像しか撮影できません。米プリンストン大はメタサーフェス技術を使い、50万倍大きいレンズと同等の高画質撮影をする極小レンズを開発。医療分野での活躍が期待されます。
2000年前のカナダ先住民は、オス鮭ばかり獲り、メスは逃していた nazology.net/archives/100777 カナダSFUらにより、古代の北米先住民は意図的にオス鮭を多く食べていたことが判明。オスが多少減っても、繁殖力に影響はないと知っていたようですが、持続可能な漁法を目的としていたかはまだ不明です。
自己複製可能な世界初の生きている機械を開発 nazology.net/archives/100787 米TUはカエルの細胞から作った生きている機械「ゼノボット」が新たな生命のように独自発達するのを確認。べん毛をはやして遊泳し、散らばった細胞を集め自己複製まで始めました。生命とは何なのか考えさせられます。
ヒト科の犬歯、450万年前に「縮小し始めた」と推定 東大研究 nazology.net/archives/100834 現代人の犬歯は、類人猿の中でも最小です。東京大の研究により、ヒトの犬歯は約450万年前に縮小に転じた可能性が浮上。これは女性が、攻撃性の低い男性を好み始めたことが原因と予想されています。
ネコの習性の一つ、しとめた獲物をもてあそぶ?
世界初、冬季のニホンザルが「川魚」を食べている証拠を発見 nazology.net/archives/100840 信州大の研究により、上高地のニホンザルが、冬季に川魚を捕食している証拠が糞から見つかりました。これは資源の少ない厳冬期ならではの戦略であり、ヒト以外の霊長類による魚の捕食は、世界初の事例です。
占星術を妄信する人はナルシストでIQが低い傾向があるという研究結果 nazology.net/archives/100845 スウェーデンのルンド大は現代占星術を信じる人の人格を調査。結果、信じるレベルが高いほど低IQでナルシストな傾向があったそう。「占い=科学」と勘違いしている人がいるため、この結果になったのかも
数学の能力は「空間的スキル」の訓練で高まる 米研究 nazology.net/archives/100876 米カリフォルニア大の研究により、空間および数学的スキルの関連性は年齢・性別に影響されないことが判明しました。積木遊びやパズルゲームにより、空間的スキルを向上させることで、数学の達成度も高まると考えられます