25億年前の最古のルビーに生命由来の炭素を発見 nazology.net/archives/98822 加ウォータールー大はグリーンランド南部で発見した最古のルビーに含まれるグラファイトの炭素同位体測定の結果、これが生命由来であることを発見。大酸化イベント前のシアノバクテリアだった可能性が高いと結論付けています。
植物はRNAを「手紙」にして隣人と会話していると判明! nazology.net/archives/98851 伊サンターナ大は植物が根から放出したRNAを使って詳細なコミュニケーションを行っていることを偶然発見。この原理を利用すれば将来的には植物の言葉を翻訳したり人間が発育についての指示を出したりできるかも。
現代ウマの起源は「約4200年前のロシア南西部」と明らかに nazology.net/archives/98930 仏の研究所が、家畜化されたウマは約4200年前ロシアのステップ地帯で誕生したと報告。一気に勢力を広げ、ユーラシア大陸上のほぼ全てのウマの種に取って代わったそう。勝利の女神は現代ウマだけに微笑んだんですね。
勝手に逆回転するコマ「ラトルバック」の不思議な原理とは nazology.net/archives/98942 この世には一度回転が止まったコマが、勝手に逆回転を始める不思議現象があります。「ラトルバック」と呼ばれるコマは、グラつくことで回転のエネルギーを振動として保存。そのエネルギーを放出し再回転できます。
脳は「最短ルート」を選ぶようにできていなかった nazology.net/archives/98409 ナビがないとき人はどうやって目的地のルートを選ぶでしょう?MITは地図データを持たない生物の脳は結果的に遠回りになったとしても目的地への方角がズレにくいルートを選択すると報告。脳は曲がった事が嫌いだったようです
永久凍土の融解で「未知の細菌やウイルス」が解き放たれる nazology.net/archives/98838 ESAとNASAは北極圏の急速な温暖化で永久凍土が融解した場合、産業革命以来堆積した汚染物質、核廃棄物、また未知の細菌やウイルスなどが解放されるリスクを報告。永久凍土は現代のパンドラの匣かもしれません。
ファストフードの80%に「ゴム手袋に使われる化合物」が混入していると判明 nazology.net/archives/98961 ジョージワシントン大は有名ファストフード店のメニューから,ゴム手袋に使われる「フタル酸エステル」が検出されたと報告。検出率が高かったのはバーガーやナゲットで、ピザやポテトは少なかったそう
ミノムシの糸を使った「クモ糸よりも強力な繊維」が登場 nazology.net/archives/98817 近年クモよりもミノムシの糸の方が優秀な事がわかってきました。筑波大学はミノムシの糸を導電性高分子と合成した新しい繊維を開発。強度や電気特性に優れるだけでなく光ファイバーのように機能するそうです
瞳孔は明るさだけでなく「物の数」にも反応していた nazology.net/archives/98967 シドニー大は人間の瞳孔が明るさだけでなく点の数が多い場合も広がることを発見。風景内の敵の数や餌の数などを素早く認識するために備わったと考えられ、数値情報が本質的には知覚と関連している可能性を示しています。
がん細胞が免疫細胞を悪落ちさせる方法が判明! nazology.net/archives/98918 通常免疫細胞の抹殺対象となるがん細胞が勢力を増す原因の1つがマクロファージの裏切りにあります。ローザンヌ大は腫瘍が生産する原因物質とメカニズムを世界で初めて特定。今後免疫細胞を正常に戻すがん治療が可能になるかも
現代人の祖先と見られる新人種が「ホモ・ボドエンシス」と命名される nazology.net/archives/99035 研究チームはヒトの直接祖先とみられる人種の学名を新たに命名。チバニアン時代にアフリカにいた人種で、ネアンデルタール人の祖先とは別種です。人類がどこから来たのか明かされる日も近いかもしれません
細菌の「薬剤バリア」は穴だらけだったと鮮明な写真から明らかに nazology.net/archives/98973 英UCLは大腸菌の表面の接近画像を撮影することで、菌の保護外膜にはタンパク質の薄くなった穴があることを発見。教科書の記載とは異なる状態です。薬剤や抗生物質が効きにくい細菌への対抗手段となるかも。
木星の大赤斑は「地上から国際宇宙ステーションの距離より深く広がる嵐の渦」だった nazology.net/archives/99048 NASAの木星探査機「ジュノー」のデータから、木星の大赤斑は雲頂から500kmもの深さまで続いていると判明しました。大赤斑は地球の2.5倍もの面積がありますが、その深さにも驚きです。
かつてヨーロッパでは「人間の頭蓋骨を使った飲み薬」が流通していた nazology.net/archives/99024 医療が未熟だった時代に「体のある部分を食べると同じ部分が回復する」という考えで実際戦場で戦死した人間の頭蓋骨を集めて飲み薬にするビジネスが成立していました。医療データの重要性を感じる事例です
ミトコンドリアに次ぐ新たな細菌を「人工的に細胞内に共生させる」研究が進行中 nazology.net/archives/99091 米MSUはマクロファージに枯草菌を共生させ細胞の炎症を制御することに成功。将来的にミトコンドリアのような共生菌を細胞内へ人工的に付与することで人類が新たな能力を得られるかもしれません
偉大な功績を男性に奪われた「女性科学者ランキングTOP10」 nazology.net/archives/98804 人類の研究や発明の歴史には、女性の功績を男性の手柄として発表する闇の一面がありました。そんな「本当は女性が行った科学的功績」をランキング形式でご紹介します。
パンダの毛皮には「カモフラージュ効果」があったと判明 nazology.net/archives/99046 パンダは白黒の毛皮が目立つ生き物ですが、研究の結果、この毛皮は野生下でカモフラージュとして機能していることが判明。白と黒がそれぞれ雪や森に溶け込んで、パンダを見えづらくしていたようです。
操舵手のいない自立型船舶「Roboat」がアムステルダムの運河で運航開始 nazology.net/archives/99061 MITは操舵手が不要な自立船舶「RoboatⅢ」を開発。全長4mの5人乗りでワイヤレス充電に対応したバッテリーで最大10時間運航が可能。現在2艘が試験運用中です。Nice boat.
世界で最も危険な鳥「ヒクイドリ」の正体とは【飼い主も殺傷】 nazology.net/archives/98876 「世界一危険な鳥」としてギネスブックに掲載されているヒクイドリ。強い脚力と鋭い爪を持ち殺人事件を起こしたことも…。キック力は120kg以上といわれ一撃で致命傷です。そんなヒクイドリの生態を紹介します。
「40歳までの禁煙」でがん死亡リスクを87%改善できる nazology.net/archives/99016 アメリカがん協会は41万人を対象とした米国最大の喫煙調査から30代前半で禁煙するとがん死亡リスクを大幅に改善できることを発見。5,60代でも大きな改善があり禁煙に遅すぎることはないと強調しています。
低糖質食より単純なカロリー制限が「がん成長を抑制させる」と明らかに nazology.net/archives/99133 MITは高脂質低糖質のケトン食とカロリー制限のがんに対する効果をマウスで検証しました。結果、カロリー制限のみに抑制効果があったそう。マウス実験では糖質ではなく脂質の低下が重要だと分かりました
疑似的な脳と脊髄を持つ「4つ足ロボット」をMITが開発 nazology.net/archives/98608 俊敏さを増す代わりに制御が難しくなってきた4足ロボット。MITは初めての地形でも視覚情報をもとに、地形の隙間をうまく飛び越えるシステムを開発。決め手は脳と脊髄にあたるシステムを統合することにありました
托卵鳥のヒナは仮親の子供を殺すため「卵の中で筋トレ」していた nazology.net/archives/98982 托卵鳥のヒナは生まれてすぐ、本来の巣の卵を背中で押し出します。英ロンドン大はこれを実行するための筋力が孵化前の卵の中で鍛えられていると報告。兄弟を殺すための筋トレは誕生前から始まっていたようです
ロボットペットに「認知症高齢者の行動を改善する作用」があった nazology.net/archives/99119 米フロリダアトランティック大は、認知症患者の症状をロボットペットが改善してくれると報告。ペットセラピーの代用としてロボットネコを患者に与えたところ、検査での気分スコアが上昇したそう。
ハト語を翻訳したら、どんな意味になるのか nazology.net/archives/98936 ハトは「すぐ会える鳥」の代名詞です。スズメなどと違って警戒心も薄いので、簡単に近づくこともできます。一方で、ハトの鳴き声や動作は多種多様。一体、何をしゃべっているのか?ハト語を翻訳して、紹介します。