「飛行可能な二足歩行ロボット」が開発される nazology.net/archives/97772 米Caltechは驚異的なバランス感覚を持った飛行能力を持つロボットを開発。両肩のプロペラで重心を制御し綱渡りやスケボーも乗りこなします。現状の問題は消費電力の大きさで100秒の飛行しかできません。動画は綱渡りの様子。
機械的な力で原子を操作し「化学結合を破壊する」瞬間が撮影される nazology.net/archives/97745 米プリンストン大は原子間力顕微鏡の探針の先端に取り付けた銅原子を鉄-炭素結合に徐々に近づけるという方法で化学結合が切断される瞬間を撮影。さらにそこにかかった力が150pNだったと報告しています
遺伝操作でタッチの代わりに「青い光で発情する」マウスを作成 nazology.net/archives/97723 米ペンシルベニア大はやさしいタッチにより性欲のスイッチが入るかどうかを研究。触覚の神経を光に反応するようにマウスを操作した所、光照射で発情しました。触覚の神経が交尾と深く関わっていると考えられます
夜行性ヤモリが「暗闇でも色が見分けられる」メカニズムを解明 nazology.net/archives/97754 ヤモリには暗闇でも色を識別できる種がいます。京都大らはヤモリの色識別時の目のはたらきを解明。進化の過程で、本来なら明所で働く物質を暗所でも使える形に変化させていたそうです。
-196℃で灰色から黄色に変化する「極低温カメレオンダイヤモンド」が見つかる nazology.net/archives/97841 GIAは極低温で色が変化するダイヤモンドを報告。宝石の色は不純物で生じるため低温における結晶内の電荷が影響していると推測されていますが希少なため明確なメカニズムは謎のままです。
冥王星の大気は薄くなっていると明らかに nazology.net/archives/97828 米SeRIは星食を利用した観測から冥王星の大気密度が低下していると報告。冥王星の公転周期は248年もあるため、太陽との距離が変化した場合の影響は未知の領域です。惑星から除外されてもまだまだ魅力的な天体なのは間違いありません
マッサージ効果の科学的解明に成功! 炎症物質を洗い流し回復速度を2倍に nazology.net/archives/97864 未だに大系的な研究がないマッサージのメカニズムをハーバード大はマウスを用いて分子化学的に分析。好中球など炎症物質を洗い流すことで回復速度向上や筋繊維増大に貢献すると明らかにしました
カモの親子が一列に泳ぐ理由は「後ろの子ガモに推進力を与えるため」と判明 nazology.net/archives/97850 英ストラスクライド大は、カモがまっすぐに並ぶ陣形で泳ぐ理由を究明。数理モデルにより「波乗り」と波を後続にリレーする「波渡し」が起きると分かりました。成果は貨物輸送船の効率化に役立ちます
廃コンクリートとCO2でつくる新しい建材が開発される nazology.net/archives/97883 世界のCO2の約7%はセメントの製造で排出されており、その削減が課題です。そこで東京大学は廃コンクリートとCO2で生成できる新しい建材を開発。CO2をリサイクルできるため、非常に有望な発明だと言えます。
バジルの天然化合物に「アルツハイマーの予防効果」があった nazology.net/archives/97825 サウスフロリダ大はバジルに含まれる化合物「フェンコール」に、アルツハイマーへ予防効果があると報告。病の原因「アミロイドβ」を減少させる作用があったそう。どのように脳に届けるのが最適か検証が必要です。
人間は顔だけで独裁者と民主主義のリーダーを区別できると判明 nazology.net/archives/97087 第一印象はやはり偉大でした。 カナダのマキュアン大による研究によれば、人間は顔だけで独裁者と民主主義のリーダーを約7割の精度で判別できたとのこと。 独裁者は険しく民主主義者は温和な表情のようです。
ゾウは「お姉ちゃん」がいると生存率が高まることが明らかに nazology.net/archives/97360 国際的な研究グループの発表によると、子ゾウはお兄ちゃんよりお姉ちゃんがいるほうが、大きな恩恵を受けられるとのこと。 人間と同じくお姉ちゃんの存在は母親をサポートする役割を果たしていると考えられます。
女性が寒さに敏感な理由とは? 進化の過程から見た「温度感覚の性差」 nazology.net/archives/97742 クーラーなど男女の温度感覚には性差があると感じます。イスラエルTAUは動物調査からメスの奪い合いを繁殖期以外避けるためオスメスが離れて暮らすよう好みの温度が分かれたという新説を発表しています
植物にナノ粒子を埋め込んで「人工発光植物」を作ることに成功 nazology.net/archives/97917 米MITは葉に特殊なナノ粒子を埋め込み、人工的に発光植物を作ることに成功したと発表。「コンデンサ」の仕組みを応用し、10秒の充電で1時間発光できるそう。夜の街灯として利用できると期待されています。
磁石で釣りさげる新しいタイプのテンセグリティ・テーブル nazology.net/archives/97934 まるで宙に浮いているような不思議なテンセグリティに磁石で釣りさげるタイプが登場。磁石は2mmの隙間があり最大260gの物を置けるテーブルになります。約7000円のクラウドファンディングで1つ受け取れるそうです。
「親知らず」が10代後半にならないと生えてこない理由とは? nazology.net/archives/97933 親知らずは生えるのが遅い歯です。その理由は不明な点が多いですがアリゾナ大は霊長類の頭蓋骨を比較した研究から、必要なスペースの確保、負荷に耐えられる骨と筋肉の発達が人間は遅いためだと報告しています
漢方の秘薬「冬虫夏草」を改造した抗がん剤が開発される! nazology.net/archives/97948 漢方薬の冬虫夏草はコルジセピンという抗がん成分を持ちますが体内では16分で半分に分解され実用的ではありません。英オックスフォード大はこれを保護し40倍の効果持つ新薬を開発。既に人間対象の臨床試験中です。
海底ケーブルが「カニを誘惑している」と明らかに nazology.net/archives/98003 英ヘリオットワット大によると、風力発電のために敷設された電力ケーブルが、ヨーロッパイチョウガニの習性に悪影響を与えていると判明。電磁気がカニを惹きつけ、血液細胞に変化を起こし感染症にかかりやすくなっていたそう
バッテリー熱の吸収に期待「断熱と熱伝導を同時にこなす新材料」を開発 nazology.net/archives/97919 シカゴ大は極薄材料の層をランダムに回転させることで、層に沿った方向には熱を通すのに、層を跨ぐ方向へは空気並の断熱性を示す材料を開発。スマホなどの設計に変革をもたらすかもしれません。
6カ月の瞑想トレーニングで「慢性的なストレス」は25%減少する! nazology.net/archives/98012 近年増加傾向にあるストレス原因の疾患に対処するため瞑想が着目されています。米SUNYは髪の毛に含まれるストレスホルモンを調査し、1日30分の瞑想が半年で医学的にも大きな効果を生むと報告しています。
チームが一体になる「ゾーン」の特徴的な脳活動が発見される! nazology.net/archives/98005 米Caltechはチームがゾーンに入った状態を雑音への聴覚レベルで検出する新しい方法を開発。このとき脳活動が同期した超認知状態が起きていると報告しています。将来的には成功するチームを予測することも可能に
淡水貝が「川の地形や流れを変えていた」と明らかに nazology.net/archives/98086 北海道大らは「カワシンジュガイ」が、砂を動きにくくし川底の安定性を高め、形や流速を変化させていると報告。貝を除去すると水深が深まり、流れが遅くなることが確認されました。貝も生態系に大きく関与しているんですね
飢餓状態にすると「金属の釘を3日で食べ尽くすバクテリア」が見つかる nazology.net/archives/97983 世界一の銅生産国チリは金属廃棄物汚染が課題です。同国の研究者レアレス氏は金属釘を2カ月掛けて食べる鉄酸化細菌が飢餓状態では3日で食べ尽くすと発見。さらにその残留液に驚きの使い道がありました
古文書から発覚!イタリアの船乗りはコロンブスの150年前に「アメリカ大陸」を知っていた nazology.net/archives/98095 伊ミラノ大の研究によれば、コロンブスのアメリカ発見より前に、船乗りたちの伝承について書かれたジェノバの古文書に、アメリカ大陸の存在が記されていたとのこと。
ヒトとサルを分ける「知恵の実遺伝子」がジャンクDNAにも埋もれていた nazology.net/archives/98046 ヒトの脳はチンパンジーの脳に比べて3倍も大きく成長します。その原因が、無意味だと思われていた「ジャンクDNA」の中にあるとルンド大が報告。人工脳からその遺伝子を消すと脳が萎縮したそうです。