スパコン「富岳」が豪雨なのに雷が鳴ったり鳴らなかったりする理由を解明! nazology.net/archives/96710 北海道大は「富岳」と独自開発した気象モデルを用いて、雷頻度の違いを明らかにしました。シミュレーションの結果「積乱雲の高さ」から雷の違いが生じていました。雷の正確な予測が可能になるかも。
900年前に観測された超新星爆発の「残骸」をついに発見(中国) nazology.net/archives/96614 英マンチェスター大は西暦1181年に中国で観測された超新星の残骸とみられる星雲「Pa30」を発見したと報告。人類が天体観測を始めてから5つの超新星が発見されていますが、これで全ての残骸が出揃いました。
人の心拍数は「同じ物語を聞くとシンクロする」ことが発見される nazology.net/archives/96643 パリ脳研究所は同じ物語を聞くとき遠く離れた人でも心拍数が同期することを発見。さらに感情の変化を伴わない教育ビデオでもこの現象を確認しました。心拍数は脳機能などと密接に関連する可能性があるようです
微生物は「雨に混じって降り注ぎ」植物に住み着いていた nazology.net/archives/96433 実験室と屋外では育ったトマトの葉の微生物数が異なります。米MSUはこれが雨に運ばれた微生物であると報告。言うのは簡単ですがどこにでもいる微生物の中から雨で定着するものだけを抽出するのは難しい研究です。
モーツァルトのとあるピアノ曲が「てんかん症状」を和らげると判明 nazology.net/archives/96645 米ダートマス大はモーツァルトのピアノ連弾曲K.448が脳の電気スパイクを減少させ深いリラックスと「てんかん症状」を抑える働きがあると報告。品の良い病院の待合室で流れる曲には理由があったようです
アルツハイマー病の原因「アミロイドβ」の発生源は肝臓の可能性がある nazology.net/archives/96717 豪カーティン大によるとマウス実験から、肝臓で作られたアミロイドβが血流に乗り、脳に染み込む様子を確認できたそう。研究者らは肝臓でのアミロイドβ生産を抑える新薬の臨床試験の準備を進めています。
日本人の祖先は「古墳時代」に完成した?縄文・弥生人に次ぐ”第3の存在”が明らかに nazology.net/archives/96748 金沢大らは日本人のルーツに「第3の存在」があると報告。第3の祖先には東アジア人特有の遺伝的特徴があったそう。既存の縄文・弥生人の混血が祖先という説を覆す研究です。
ペルム紀の大量絶滅は「現代の環境汚染に似ていた」可能性が高い nazology.net/archives/96751 米コネチカット大は絶滅のあとシアノバクテリアが川や湖に大量発生することで水が有毒化し、生態系の回復が遅れていたかもと報告。今回発見された状況が現代とよく似ていると研究者は警告しています。
寄生細菌が植物を「ゾンビ化」させるメカニズムを解明 nazology.net/archives/96763 英ジョン・イネス・センターは細菌「ファイトプラズマ」が植物に成長システムを破壊するメカニズムを解明し、抑止法までみつけたと報告。「SAP05」というタンパク質が成長を制御するシステムを乗っ取っていました。
不安やうつを無理に避ける人は幸福でなくなると判明 nazology.net/archives/96618 オーストラリアの研究者が幸福度の感じ方の違いを調査。幸福度の低い人はネガティブな感情を抱くこと自体人生の価値を下げると考え無理に避ける傾向がありました。否定的な感情も受け入れた方が人生の質は向上するようです
運転中に「歌詞付きのハードな音楽」をかけると事故の危険性が高まる nazology.net/archives/96840 英ブルネル大は運転中の「歌詞付きアップテンポ曲」は精神的な過負荷になると報告。さらに音量が上がるほどストレスが強くなったそう。運転中は車内をクラブハウス状態にすべきではないようです。
21日は「中秋の名月」です。 9月の満月は世界でもハーベストムーン、コーンムーンとして楽しまれています。 とうもろこしの収穫がこの時期に行われることにちなんでいるそう。 晴れて!🌕 nazology.net/archives/96333 今年の十五夜は「ハーベストムーン」でも、なぜ満月に名前がついたの?|ナゾロジー
火星が水を失うのは「最初から定められた運命」だった nazology.net/archives/96845 火星はかつて豊富な水の惑星でした。米ワシントン大は火星が水を失った理由として、火星が根本的に水を維持するには小さすぎた可能性を指摘。それは最初から決まっていた火星の運命だったとしています。
鼻の穴は常に片方の空気の通りが悪くなっていた! nazology.net/archives/96812 ワイツマン研究所は鼻の穴は海綿体が充血することで常に片方が詰まった状態で、メインの穴は呼吸の75%を引き受け約2時間ごとに交代すると報告。これは動物全般に見られ鼻粘膜の乾燥を防ぐための機能と考えられています。
大規模研究により「月明かりが増す時期」に人間は短眠になりやすいと判明 nazology.net/archives/96865 ウプサラ大は月齢が人の睡眠時間に影響すると報告。特に男性が強く影響を受け、その理由は男性が月光の波長でホルモンバランスを変化させやすいためと推定されていますが詳細は不明です。
江戸時代の人骨から「歯周病」の証拠が発見される nazology.net/archives/96911 東京医科歯科大は江戸時代の歯を調査し、歯周病の証拠を発見。さらに現代人とは口内細菌の組成が異なると判明しました。江戸時代は鎖国により外国からの食べ物が少なかったため、口内細菌がユニークだったのかもしれません。
日光と水で動く「電気いらずの冷却装置」を開発 nazology.net/archives/96897 キング・アブドゥッラー科学技術大は、あの「叩くと冷える保冷剤」の原理を応用した冷却装置を開発。冷却に使われている硝酸アンモニウムを日光による蒸発で回収することで、理論上は半永久的に冷却できるそうです。
重金属を好むバクテリアを使って汚染水の浄化に成功  nazology.net/archives/96928 過酷な環境に棲む生物が役立つかもしれません。 重金属に汚染された廃水に生息するバクテリアに、人体に有毒な六価クロムを最大で99.96%除去する能力があると判明。 浄水システムへの利用が期待されます。
人間から「しっぽを消した遺伝子」を発見!マウスの尾を消すことにも成功 nazology.net/archives/96930 ニューヨーク大は人間から尻尾を消した要因を特定。突然変異を引き起こすDNA断片が「TBXT」という遺伝子に混入していたそう。マウスにあえて混入させることで尻尾の有無を調整できました。
子どものブロッコリー嫌いは「唾液中の酵素」に原因があった nazology.net/archives/96953 シドニー大の研究により、ブロッコリーを不味く感じる原因が、口内細菌の作り出す「酵素」にあることが判明しました。酵素の活性レベルが高い子どもほど、ブロッコリー嫌いになるようです。
ヒットソングの流行とウイルスの感染拡大は類似パターンがある nazology.net/archives/96962 情報を遺伝子になぞらえたミームという言葉がありますが、マックマスター大は人気曲のDL数と感染症を予測するSRIモデルが一致すると報告。遺伝子をコピーするウイルスとヒット曲には類似性があったようです
史上最小の飛行チップ「マイクロフライヤー」の開発に成功 nazology.net/archives/96964 アリより小さなマイクロチップに「飛行」の能力が加わりました。ノースウェスタン大は、開発にあたって、「カエデの種子」の空気力学を応用。これにより、動力源なしで、風に乗せて飛ばすことに成功しています。
虚空に浮かぶ瞳のような「天の川銀河でもっとも明るい星」 nazology.net/archives/96991 まるで瞳のように見えるのは太陽の100万倍の明るさで輝く「りゅうこつ座AG星」です。この天体は激しい爆発と静止を繰り返すLBVという珍しい星で、その爆風が虹彩のような星雲を星の回りに形成しています。
グリズリーがヤギに刺殺される事件が発生!まさかの返り討ち nazology.net/archives/97024 カナダ国立公園管理局はグリズリーの刺殺遺体が発見されたと発表。首などに刺された傷跡があり、解剖の結果「シロイワヤギの角」が凶器だったと判明。グリズリーは返り討ちにあったようです。よもやよもやですね。
ロボットの人工筋肉になる「パワフルな形状記憶ポリマー」が開発される nazology.net/archives/96811 形状記憶ポリマーはこれまで蓄積できるエネルギーが小さく大きな仕事はできませんでした。スタンフォード大は自重の5千倍も動かせる新しいパワフルな素材を開発。「見ろやこの筋肉!」とドヤれそうです