「厳しい教育」が子どもの脳を縮小させると明らかに nazology.net/archives/93767 叩いたり怒鳴ったりする教育は科学的にも虐待と同じです。カナダ・モントリオール大は厳しい教育をされた子どもの脳は感情のコントロールをする前頭前野と扁桃体が小さくなると報告。これは虐待に見られる作用と同じだそう
脳腫瘍を縮小させる磁気ヘルメットが開発される nazology.net/archives/93716 米ヒューストンメソジスト神経研究所は脳腫瘍治療の磁気ヘルメットを開発。磁気で腫瘍細胞のミトコンドリア活動のみを妨害。腫瘍を36日間で31%も縮小することに成功しました。ただ患者は自宅で転倒し亡くなられたそうです。
ワーキングプアは睡眠時間を増やしても良い効果がないと明らかに nazology.net/archives/93770 MITはインドの貧困層を対象に実験を実施。環境やストレスで睡眠の質が低い貧困層は睡眠時間を増やしても良い効果は見られず、労働時間が減っただけと報告。都会の労働者にも当てはまりそうな問題です。
ラットのオスにはメスにない「特別な友情」があると判明 nazology.net/archives/93820 漢の友情がラットで成り立つ。英ポーツマス大によると研究所内のラットの観察から、オスは「友情のような概念」に基づき個体間の距離を変えていたと判明。興味深いことにこの傾向はメスには見られなかったそうです。
コロナに感染すると「脳の霧」でIQが7も低くなると報告される nazology.net/archives/93843 英ICLが8万人を対象とした知能テストを行った結果、新型コロナ経験者は最大でIQが7低下していたと判明。これは脳卒中による学習障害よりも大きな知能低下だそうです。研究者はワクチン接種を呼びかけています。
切られた身体がまた再生!プラナリアの謎 nazology.net/archives/93439 切っても切っても再生するヘンな生物「プラナリア」を知っていますか?実は身の回りの川やアクアリウムなどに生息する彼らの生態を今回は紹介します。なんと再生した個体は脳だけでなく「記憶」まで引き継いでいるんだとか。すごい。
初の野生アルビノチンパンジーが、生後すぐオスたちに惨殺される nazology.net/archives/93776 チンパンジーも異分子には残酷になります。スイス・チューリッヒ大はウガンダで野生初の真っ白なアルビノの子チンパンジーを発見。観察を続けていたところ母子ともに仲間に襲われ、子は惨殺されてしまったそう
筋トレホルモン「テストステロン」の量は人生の成功に無関係と判明 nazology.net/archives/93796 筋トレが人生を変える神話に異議が登場。英ブリストル大は調査の結果「テストステロン」が人生の成功に影響を与えている証拠がなかったと報告。人生に成功した結果、量が多くなる逆の説を提唱しています。
水で変形するセルロース由来のバイオプラスチックが登場 nazology.net/archives/93518 独GAUGは植物の細胞壁などの主成分セルロースを使い新しいバイオプラスチックを開発。水に浸すことで自在に変形可能で乾燥するとその形が固定されます。原料はほぼ無尽蔵なので代替材料として活躍しそうです。
超音波で消化管に薬を押し込む新しい治療法 nazology.net/archives/93757 大腸炎などの治療では浣腸で薬剤注入しますが吸収時間や患部への輸送に問題があります。そこでMITは流体に超音波を当て小さな泡を作り破裂するとき薬物を組織へ押し込む治療法を開発。吸収が早く狙った部位へ薬を送れるそうです。
アスベストが原因のがん特効薬が開発される! nazology.net/archives/93668 広島大は新しい抗がん剤「MIRX002」を開発。マイクロRNAを利用してがんの増殖を抑制。最終的にがんの親玉である「がん幹細胞」を死滅させるとのこと。幅広いがんに応用できる可能性があり9月にヒトへの治験も開始予定です。
「鳥脳」をもつ者が、恐竜を絶滅させた隕石から生き延びたという研究 nazology.net/archives/93887 人間にもある脳の部位が絶滅と生存の道を分けました.テキサス大は隕石衝突で絶滅した鳥類は「大脳半球」という思考を司る器官が現生鳥類に比べ未熟だったと報告.危機を回避するには賢さが必要だったのかも
ハエトリグモは動きから生物と非生物を見分ける視力を持つと判明 nazology.net/archives/93625 ハーバード大は優れた視力を持つハエトリグモでポイントライトテストを実施。ランダムなパターンに対して生物・非生物の判別に戸惑う様子が見つかりました。この能力が無脊椎動物から確認されたのは初めてです
火星の地下にあると予想された「液体の湖」は、凍った粘土だったという研究 nazology.net/archives/93900 ヨーク大は極寒の実験室で調査した結果,火星にありふれたスメイクタイトが水と似たレーダー反射をすると発見.液体を保つには火星南極は寒すぎるため地底湖の正体は勘違いだったかもと報告しています
創造的な人は「意味の遠い単語を組み合わせる」のが得意と明らかに nazology.net/archives/93854 クリエイティブな才能を数値化できました。ハーバード大が作成したテストで「意味が離れていると思う単語」を書くだけで計測できます。例えば「エビと半導体」など。みなさんが思いつく単語も教えて下さい
コップの「色」で飲み物の味を調節できると明らかに nazology.net/archives/93951 食器も食べ物の美味しさの一部。千葉大は飲料の味覚の強さとコップの色の関係を調べました。なんと黄色では酸味が、ピンクでは塩味が強くなるなどの効果があったそう。食器の色で減塩や糖質制限ができるかもしれません。
地球の自転が遅くならなければ「生命は誕生しなかった」という研究 nazology.net/archives/93952 藍藻誕生から10億年間地球は低酸素の状態でした。米ミシガン大は1日が一定以上の長さにならないと藍藻が充分な酸素を放出しないと発見。月が地球を引っ張っていなければ私たちは誕生しなかった可能性も。
ベジタリアンはうつ病の発症リスクを高めるという研究 nazology.net/archives/93963 好きなものばっかり食べていませんか。独ルール大が5万人を対象にした分析をした結果、菜食主義はメンタルに良くないと報告。ビタミンB群が不足し精神の不安定や頻繁な眠気を引き起こすそう。何事もバランスが大事ですね
カフェインは「ハチ」の記憶力も向上すると明らかに nazology.net/archives/93918 コーヒーで作業効率が上がるのは人間だけではなかったようです。英グリニッジ大はマルハナバチにカフェインを与えると花の香りなどの 学習能力が向上すると報告。養蜂家の受粉作業でこの結果は活躍するかもしれません。
長年謎だった「キリンの複雑な社会システム」が明らかに nazology.net/archives/94015 キリンは祖母、母、娘で小社会を作り行動していました。英ブリストル大はキリンの観察や先行研究の分析を通し今回の結果を報告。オスは群れから離れることが多かったそう。キリンの生態を知ることで絶滅を防げるかも。
体の脂肪を「汗」で排出する新しい減量法が発見される nazology.net/archives/93981 ペンシルベニア大は肥満マウスの免疫タンパク質TSLPを促進させると健康体重まで痩せると発見。原因は免疫系が皮膚バリアの皮脂を過剰分泌させるため。体がギトギトになるけど痩せられる夢の薬が登場するかもしれません。
オウムはなぜ人間のマネをしてしゃべるのか? nazology.net/archives/93610 鳥が鳴く行為とイヌが鳴く行為は別物。鳥には種ごとに伝統的な歌声があり、子ども時代にそれを親から学習しているのです。さらにオウムは新しい歌に惹かれる嗜好を持ち、メスへのアピールも兼ねて、珍しい人間の声をマネるそう。
外国語の学習で音楽力が向上すると明らかに!「共通の脳回路」で互いに影響しあう nazology.net/archives/94006 「一芸に秀でる者は多芸にも通じる」その理由の解明に近づきました。ヘルシンキ大は子供の外国語学習と音楽力向上に双方向的なスキルアップが見られると報告。脳では何が起きているのでしょう
「世界最古の数学の応用例」を3700年前のバビロニアの粘土板から発見 nazology.net/archives/94074 三平方の定理の原型が古代バビロニアから見つかりました。ニューサウスウェールズ大によると土地の境界線の決定に直角三角形を用いた三角法が使われていたそう。ピタゴラスより1000年も早い登場です。
心臓の「鼓動」から動力を得る新しいペースメーカーへ挑戦 nazology.net/archives/94084 バッテリーのないペースメーカー実現を目指す計画がアメリカ物理学会で報告されました。構想段階ですが、拍動の力を圧電素子で駆動エネルギーに変換できるそう。バッテリーレスになれば患者さんの負担が減るかも。