片頭痛の仕組み解明のため「人をVRジェットコースターに35分間乗せ続けた」研究 nazology.net/archives/93287 身近な病気である片頭痛の原因解明に近づきました。独リューベック大は片頭痛の症状のうち乗り物酔いに着目。地獄の実験を通して、患者の脳内の視覚運動野に異常な活性があると分かりました。
2500年前の「バビロン最後の王」により記された碑文を発見 nazology.net/archives/93275 歴史的発見です。「新バビロニア最後の王」であるナボニドゥス。その王が記したとされる貴重な碑文が、サウジアラビアで発見されました。楔形文字で書かれた長文は、目下、解読中とのことです。
偽の鎮痛剤は本物と同じ「共感能力を奪う副作用まで再現する」と判明 nazology.net/archives/93363 思い込みで偽薬に薬理作用が現れるプラセボ効果。この現象が「副作用までも再現する」とウィーン大により明らかに。プラセボ効は偽薬としての役割だけでなく、新たな薬の概念を隠している可能性があります
有袋類では初めてオポッサムの遺伝子改変に成功! nazology.net/archives/93184 理研は有袋類の遺伝子改変に世界で初めて成功。色素が産生できないアルビノの子を意図的に作りました。今回の成果は発達した胎盤がなく、子宮で胎児を育てられない有袋類の解明に役立っていくと考えられます。
オウムたちがごみ箱を開ける方法を「まねっこ」で広げている nazology.net/archives/93348 オウムにも「社会的学習能力」があると判明。マックスプランク動物行動研究所によると豪州で確認された「ゴミ箱を開ける行動」が徐々にオウム間に広まっていたそう。オウムもインフルエンサーから学ぶんですね。
福島の残留放射線レベルの調査にスネークが活躍 nazology.net/archives/93248 米ジョージア大は阿武隈高原のヘビが土壌放射線レベルと高い相関を持つと発見。ヘビは行動範囲が狭く土に密着するため結果的に地域の汚染レベルをそのまま反映する模様。今後汚染地区の優秀な諜報員として活動してくれそうです
「花火のような銀河の写真」が公開される nazology.net/archives/93014 美しい。ESOが複数の望遠鏡を使い撮影した銀河の写真を公開。金色の場所はイオン化された水素、酸素、硫黄ガスの雲を示し、新しい星がある場所です。写真はキレイなだけではなく星が生まれるプロセスを理解するのに役立つんですね。
常識だった「鳥のフンが落ちにくいのは尿酸のせい」を覆す新事実が発覚(2019) nazology.net/archives/45629
旅行計画中にGoogle Earthで「イギリス最大級の化石群」を夫婦が発見 nazology.net/archives/93429 こんな偶然あるんですね。夫婦は化石が採取できそうな場所を見つけては調査に出かけることを趣味にしていたそう。持ち帰った円盤に専門家も驚く大量の棘皮動物の化石が保存されていました。すごい。
音波で物を持ち上げる「音響ピンセット」が新たな進化を遂げる nazology.net/archives/93445 モノに触ることなく移動させる技術が進化。東京都立大によると従来より精密な音波制御をすることで、音を反射しやすい面からでもボールを持ち上げることができたそう。音で物を動かす技術の実用化へ一歩前進です
日本人のルーツに迫る!旧石器から現代までの「遺伝的な繋がり」が明らかに nazology.net/archives/93452 東邦大らは2年前の旧石器時代の遺体「港川1号」と縄文人、弥生人、現代人のDNAを比較しました。結果、直接の祖先ではないが、祖先が属するヒトのグループに含まれるか近縁だったと判明したそう。
「重力が光を曲げる現象」を宇宙望遠鏡で捉えることに成功 NASAが重力レンズ効果として知られる、遠くの銀河を歪めたり拡大させる現象をハッブル宇宙望遠鏡を通して撮影しました。 この現象は重い天体の引力が光を曲げることで発生します。 発表文(英語)は以下のリンクから nasa.gov/image-feature/…
半分がマイクロチップで構成された「サイボーグ土壌」が開発される nazology.net/archives/93472 ナゾの多い微生物の生態を解明するために「半分がマイクロチップ」の土壌をルンド大が開発。チップに棲みついた微生物を観察することで、今までは難しかったミクロな生物界の詳細が研究できます。
1億年前の琥珀から「史上最長の口」をもつ新種ゾウムシを発見 nazology.net/archives/93538 象の鼻のような口をもつゾウムシに規格外の新種が発見されました。米オレゴン州立大によると約1億年前の琥珀から今回の新種が見つかったそう。あまりの巨大さから「マンモスゾウムシ」と名付けられました。
「1日6杯以上のコーヒー」が脳を萎縮させ認知症リスクを高めるという研究 nazology.net/archives/93494 南オーストラリア大は大規模調査の結果から1日6杯以上のコーヒーを飲む人は認知症リスクが53%も増加すると報告。ただ、これは飲みすぎがヤバいというだけで、コーヒーが体に悪いわけではないそう。
意外にテクい。ラットは「運転」ができると判明(2019) nazology.net/archives/46796 米の研究で訓練を受けたラットが見事にハンドルを操り、ドライブテクニックを習得できることが判明。さらに自ら運転することで自信もアップするとか。ラット…恐ろしい子…🐭
寄生バチをヒントにした「世界最薄の手術針」が開発される nazology.net/archives/93545 先端の直径はわずか1.2mmで、世界最薄の針が蘭デルフト工科大により開発されました。なんとハチの卵管から着想を得たそう。卵管のように複数の針を束ねて一本にすることで、S字カーブを描き組織を前進できます。
「なりきりロールプレイ」で自己イメージを改善できると明らかに nazology.net/archives/93611 他者の視点から自分を見ることで、負のイメージを払拭できます。アムステルダム大はデートなどのロールプレイで自分と相手の両方の役を演じると自己理解が深まると報告。自分だけの歪んだ考えを矯正できます。
1日1本のビールが心血管病患者の死亡リスクを低下させるという研究 nazology.net/archives/93646 お酒好きな人は無理に我慢しなくてもいいのかも。英UCLが4万人を対象にした調査から週に105gまでのアルコール摂取で有意なリスク低下がみられたと発表。ただし飲酒をしない人に勧める結果ではないので要注意
ウンチの分析から知られざる「マヤ文明の衰退」の歴史を明らかに nazology.net/archives/93645 ウンチが新たな考古学調査のツールとなりました。カナダ・マギル大はマヤ文明の遺跡から出土したウンチを分析し、気候変動を伴う人口減少が起きていたと解明。ウンチ内の分子組成から当時の生活が丸裸に。
「タランチュラの神経毒」から慢性的な痛みに効く鎮痛剤を開発中 nazology.net/archives/93571 強い痛みが続く慢性疼痛の有効なオピオイドは中毒性があり代替薬が待ち望まれています。そこで今注目されているのがタランチュラの神経毒。長い進化を経て完成した神経伝達の阻害法は人類の新薬になりそうです
8.9億年前、酸素が少ない時代を生きた「最古の動物化石」を発見か nazology.net/archives/93694 地球の酸素が豊富になったのは8億〜5.4億万年前の時代です。それ以前の時代から「海綿生物」の痕跡が見つかったかもという報告がNature誌上に掲載されています。動物の誕生を3億年以上更新する発見です。
NASA公認!ブラジル在住の少女が「史上最年少の惑星発見者」となる nazology.net/archives/93715 7歳の天才少女が現れました。NASAも参加するプロジェクトで7つの小惑星を新たに発見したんです。しかも発見は偶然ではなく、知識を学んだ上での必然だったそう。天文学に関する講演まで行う才女です。
「時空の歪み」でブラックホールの裏側の光が初めて観測される nazology.net/archives/93700 一般相対性理論で予想されていたことが初めて実測されました。スタンフォード大はBHのX線観測中に、小さな閃光を発見。これにはBHの円盤内で反響した裏側の光も含まれていました。時空の歪みで生じる現象です。
強いオス魚は「寝取る」ため他のオスに求愛行動を代行させていた nazology.net/archives/93685 国立アマゾン研究所が「セルフィンテトラ」という魚に横取りして交尾する習性があると報告しました。求愛は外敵からも目立つリスクのある行為です。研究者たちは一連の略奪を「求愛海賊行為」と呼んでいるそう