2001
2002
世界初「地獄の入り口」と恐れられる陥没穴の底に到達
nazology.net/archives/97129
オマーン洞窟探検チームはイエメンにある巨大穴「バラフートの井戸」の底に到達したと発表。直径は約30メートル、深さは約112メートルに達し、自然にできた穴です。洞窟内には真珠や生きたヘビ、動物の死骸がありました
2003
150人以上の友達を持つことができない?「ダンバー数」とは
nazology.net/archives/96145
脳と群れの規模には相関があり人間の歴史上組織構成人数の平均は150人程が上限です。これを「ダンバー数」といい、どんな陽キャでも友達のストック数には脳の機能限界があることを示しています。
2004
現代のヘビは6600万年前の大量絶滅後に多様化していた
nazology.net/archives/96815
現存するヘビは約4千種もいますが英バース大の調査で恐竜時代の大量絶滅を生き残ったヘビはわずか6系統だけと判明。ヘビはその後に急速に多様化しており絶滅現象が創造的破壊として作用したようだと報告しています。
2005
24歳ではじめて匂いを感じた女性~最初は全てが悪臭だった~
nazology.net/archives/96773
ドイツ人のサラ(仮称)は生まれつき嗅球という器官がなく嗅覚を感じません。しかしある日突然に嗅覚に目覚めます。これは嗅球を使わない迂回路が脳に形成されたためと思われますが大人では初めてのことです。
2006
北米最古となる約2万年前の「人類の足跡」を発見
nazology.net/archives/97031
米ホワイトサンズ国立公園で北米最古の足跡化石が見つかりました。この足跡から人類が従来の説より早くアメリカ大陸入りをしていたことが判明。時代は最終氷期の最盛期で、足跡のほとんどが10代の若者や幼い子どもでした。
2007
複数のイモムシに水上移動能力があると明らかに
nazology.net/archives/97105
日本ホシザキグリーン財団は複数の蛾の幼虫に、水上移動能力が確認されたと報告。研究者がふと川をみたときに水面を泳ぐ奇妙なムシを発見したそう。ヘビのように身体をうねらせ陸上よりも速く移動します。すごい。
2008
ほとんどの人が1種類のバナナしか食べたことがない理由
nazology.net/archives/96969
1950年代を境にバナナは変りました。
現在、世界のスーパーに並んでいるバナナの多くが1950年代以降に栽培がはじまった「キャベンディッシュ」と呼ばれる品種です。
以前の主流は病害によって壊滅したとのこと
2009
「ミツバチの生体電気に反応して」香りを増やす花があると判明
nazology.net/archives/97077
英ブリストル大はペチュニアの花がミツバチに帯電している正の電荷を感知して香り成分の調節をしていると報告。神経を持たない植物が動物による電気的な刺激に反応する例は世界で初めてになるそうです。
2010
北海道で「エゾウイルス熱」を発見|マダニが媒介する新ウイルス感染症
nazology.net/archives/97059
北海道大学は新種ウイルスの発見を報告。過去7年間に7名が感染、野生動物の抗体調査から北海道に定着していると考えられます。症状は発熱や筋肉痛。死者は出ておらず大げさに恐れる必要はなさそうです。
2011
病んでる友人を見るだけでマウスは「うつ病」になると判明!
nazology.net/archives/97049
社会的敗北ストレスは伝染するようです。
理科大の研究よれば、絶え間ないイジメによって社会的敗北ストレス状態に陥った友人をみていたマウスも「うつ状態」になったとのこと。
ラーメン屋、罵声……うっ、頭が!
2012
脳波から「鳥が考えている歌声」を予測することに成功
nazology.net/archives/97032
カリフォルニア大は鳥の脳に電極を刺し電気信号を読み取ることで、どんな音節で歌うのか予測できたと報告。鳥の歌声は人の発話のように脳内で処理されていたそう。声を失った人の代わりに機械が話す技術へ繋がる研究です
2013
ロボットの人工筋肉になる「パワフルな形状記憶ポリマー」が開発される
nazology.net/archives/96811
形状記憶ポリマーはこれまで蓄積できるエネルギーが小さく大きな仕事はできませんでした。スタンフォード大は自重の5千倍も動かせる新しいパワフルな素材を開発。「見ろやこの筋肉!」とドヤれそうです
2014
グリズリーがヤギに刺殺される事件が発生!まさかの返り討ち
nazology.net/archives/97024
カナダ国立公園管理局はグリズリーの刺殺遺体が発見されたと発表。首などに刺された傷跡があり、解剖の結果「シロイワヤギの角」が凶器だったと判明。グリズリーは返り討ちにあったようです。よもやよもやですね。
2015
虚空に浮かぶ瞳のような「天の川銀河でもっとも明るい星」
nazology.net/archives/96991
まるで瞳のように見えるのは太陽の100万倍の明るさで輝く「りゅうこつ座AG星」です。この天体は激しい爆発と静止を繰り返すLBVという珍しい星で、その爆風が虹彩のような星雲を星の回りに形成しています。
2016
史上最小の飛行チップ「マイクロフライヤー」の開発に成功
nazology.net/archives/96964
アリより小さなマイクロチップに「飛行」の能力が加わりました。ノースウェスタン大は、開発にあたって、「カエデの種子」の空気力学を応用。これにより、動力源なしで、風に乗せて飛ばすことに成功しています。
2017
ヒットソングの流行とウイルスの感染拡大は類似パターンがある
nazology.net/archives/96962
情報を遺伝子になぞらえたミームという言葉がありますが、マックマスター大は人気曲のDL数と感染症を予測するSRIモデルが一致すると報告。遺伝子をコピーするウイルスとヒット曲には類似性があったようです
2018
子どものブロッコリー嫌いは「唾液中の酵素」に原因があった
nazology.net/archives/96953
シドニー大の研究により、ブロッコリーを不味く感じる原因が、口内細菌の作り出す「酵素」にあることが判明しました。酵素の活性レベルが高い子どもほど、ブロッコリー嫌いになるようです。
2019
人間から「しっぽを消した遺伝子」を発見!マウスの尾を消すことにも成功
nazology.net/archives/96930
ニューヨーク大は人間から尻尾を消した要因を特定。突然変異を引き起こすDNA断片が「TBXT」という遺伝子に混入していたそう。マウスにあえて混入させることで尻尾の有無を調整できました。
2020
重金属を好むバクテリアを使って汚染水の浄化に成功
nazology.net/archives/96928
過酷な環境に棲む生物が役立つかもしれません。
重金属に汚染された廃水に生息するバクテリアに、人体に有毒な六価クロムを最大で99.96%除去する能力があると判明。
浄水システムへの利用が期待されます。
2021
日光と水で動く「電気いらずの冷却装置」を開発
nazology.net/archives/96897
キング・アブドゥッラー科学技術大は、あの「叩くと冷える保冷剤」の原理を応用した冷却装置を開発。冷却に使われている硝酸アンモニウムを日光による蒸発で回収することで、理論上は半永久的に冷却できるそうです。
2022
江戸時代の人骨から「歯周病」の証拠が発見される
nazology.net/archives/96911
東京医科歯科大は江戸時代の歯を調査し、歯周病の証拠を発見。さらに現代人とは口内細菌の組成が異なると判明しました。江戸時代は鎖国により外国からの食べ物が少なかったため、口内細菌がユニークだったのかもしれません。
2023
大規模研究により「月明かりが増す時期」に人間は短眠になりやすいと判明
nazology.net/archives/96865
ウプサラ大は月齢が人の睡眠時間に影響すると報告。特に男性が強く影響を受け、その理由は男性が月光の波長でホルモンバランスを変化させやすいためと推定されていますが詳細は不明です。
2024
鼻の穴は常に片方の空気の通りが悪くなっていた!
nazology.net/archives/96812
ワイツマン研究所は鼻の穴は海綿体が充血することで常に片方が詰まった状態で、メインの穴は呼吸の75%を引き受け約2時間ごとに交代すると報告。これは動物全般に見られ鼻粘膜の乾燥を防ぐための機能と考えられています。
2025
火星が水を失うのは「最初から定められた運命」だった
nazology.net/archives/96845
火星はかつて豊富な水の惑星でした。米ワシントン大は火星が水を失った理由として、火星が根本的に水を維持するには小さすぎた可能性を指摘。それは最初から決まっていた火星の運命だったとしています。