1901
1902
地震は木の成長速度を変化させると明らかに
nazology.net/archives/98726
独ポツダム大はチリ沿岸の木の年輪を調べたところ、2010年チリ地震により年輪の厚さが変わっていると報告。谷の木では厚くなり、山では薄くなりました。地震後に川の水量が変わり、谷の水が増え山で減ったのが原因だそう。
1903
当時の技術力では作れるはずのない「古代遺物ランキングTOP10」
nazology.net/archives/98306
人類の技術は、歴史の中でゆっくりと進歩してきました。しかし、発見された古代遺物の中には、まるで突然変異のごとく、複雑な技術をもって作られた産物があるのです。それらをランキング形式で紹介します。
1904
サルの万能細胞から受精能力がある精子の作成に成功!
nazology.net/archives/98664
米ヤーキース国立霊長類研究センターはサルの万能細胞から頭部だけの未熟な精子の作成に成功。卵子への注入で細胞分裂を起こし受精能力を持つことも確認。いよいよ細胞から生命を作れる時代が来るかもしれません。
1905
収穫後も熟成する果物としない果物があるのはなぜなのか?
nazology.net/archives/98614
バナナは購入後も熟成が進み甘みが増しますが、サクランボは早く食べないと傷んでしまいます。この違いはなぜ生じるのでしょう?東京大学は果実の種子を広める動物の違いに理由があるという仮説を提唱しています。
1906
「ステンレス製の3倍切れる木製ナイフ」が開発される
nazology.net/archives/98635
木製のナイフは使いづらいイメージがありますが米メリーランド大は木材の強度を23倍以上高める加工法を開発。金属のように使用でき洗って再利用もできる木製ナイフを作成しました。木製包丁が台所に並ぶ日も近いかも
1907
金のたてがみをもつサル「ドウグロタマリン」の双子がアメリカで誕生!16年ぶりの快挙
nazology.net/archives/98628
米スミソニアン国立動物園は、ドウグロタマリンの双子が誕生したと報告。見た目がユニークでライオンのように見えます。現状で、世界にわずか6000頭しかいない貴重な生物です。
1908
ペットボトルを「生分解性プラスチック」に分解する超便利な菌が発見される
nazology.net/archives/98542
奈良先端大はペットボトルなど「自然に分解されないプラスチック」の汚染によりこれらを食べるよう進化した細菌がいることを発見。さらにこの細菌は生分解性プラスチックを合成する能力もありました
1909
ヒトに「ブタの腎臓」を移植することに初成功!
nazology.net/archives/98562
米NYUは臓器不足解決のためヒトへのブタ腎臓の移植に成功。拒絶反応も起こさず2日間機能する様子を確認。実験は脳死患者の生命維持装置を外す前に家族の同意を得て実行されいます。あと2年程度で臨床試験の可能性も
1910
切手サイズの極小ゲームボーイが開発される
nazology.net/archives/98571
ゲームボーイみたいな極小ゲーム機Thumbyは画面に有機ELを採用しバッテリーで2時間プレイ可能。5種のゲームが収録済ですがマイクロUSBでPCに繋げば自分でソフト開発も可能。Kickstarterで約2200円支援すると1個贈呈されます。
1911
1億年前の琥珀に「現代カニとして最古の化石」を発見
nazology.net/archives/98553
米中の国際研究チームは、ミャンマーの琥珀に、恐竜時代の完全なカニ化石を発見。発達したエラを持ち水陸両用で呼吸できるそう。非海洋性カニの出現を大幅に更新する可能性もあります。時が止まったような姿に驚きです。
1912
ネコにスリスリすると皮膚病に効く細菌を獲得できるかもしれない
nazology.net/archives/98492
カリフォルニア大によるとネコに棲む常在菌を使い、マウスの皮膚病の治療に成功したそう。ネコの常在菌が病原菌MRSPに殺菌能力を持つと判明。ネコと暮らすだけでも保護効果があると予想されています。
1913
筋肉の損傷時に「細胞の核が集まっていた」と判明
nazology.net/archives/98420
西UPFは筋繊維が損傷した際、速やかに再生するため損傷部位に細胞の「核」が集まっていたことを発見。移動手段を持たない核が集まるというのは驚きの現象です。このプロセスは新薬の開発などでも役立つ可能性があります。
1914
プロの呼吸法を「誰でも再現できる衣服」が開発される
nazology.net/archives/98373
発声からアスリートの活動まで、呼吸方法は非常に重要なプロセスですがこれを伝授するのは容易ではありません。MITは衣服にかかる呼吸の圧力を記憶再生する繊維を開発。特別な呼吸法を学ぶ新しい方法を提案しています
1915
深海のモンスター生物の正体を調査!そのほとんどは「エビの幼生」だった
nazology.net/archives/98479
フロリダ国際大は種名が分かっていない深海の幼生を採取し14種の特定に成功。ほとんどがエビの幼体だったようです。深海にはまだ明らかになっていない生物がたくさんいるんですね。すごくきれい…。
1916
ほぼ絶対零度「38兆分の1K(ケルビン)」まで温度を下げることに成功
nazology.net/archives/98403
独ブレーメン大はルビジウム原子を閉じ込めた真空チャンバーを122mの塔から落下させ無重力状態にすることでほぼ完全に原子の運動を停止させ、史上最低温度となる38pKを達成しました。
1917
完全に再生されないトカゲのしっぽを骨まで完全再生させることに成功!
nazology.net/archives/98382
トカゲのしっぽは上下どっちも腹側として再生されるため背側にあるはずの骨が再生されません。そこで米USCは再生芽に腹側化の信号に反応しない神経幹細胞を加え完璧に尾を再生させることに成功しました
1918
ダイバーが約900年前の「十字軍の剣」をイスラエル沖で発見
nazology.net/archives/98401
イスラエル考古学庁は、海底から十字軍が使っていたとされる約900年前の剣が発見されたと発表。地元ダイバーがダイブ中に偶然見つけたそう。完璧な保存状態で、当時騎士が海に落としてしまった物と予想されます。
1919
無呼吸のオタマジャクシに藻類を注射し、「光合成で脳に酸素供給」することに成功!
nazology.net/archives/98342
独LMUはオタマジャクシの心臓に藻類を注射し呼吸を遮断。すると酸欠の脳が光によって復活しました。藻類との共生は将来的に環境や病気による酸欠状態を光合成で克服できるかもしれません。
1920
史上最速「25秒で一回転する白色矮星」が見つかる
nazology.net/archives/98308
英ウォーリック大は、最も速く回転する白色矮星を発見したと報告。1回の自転に25秒しか掛かりません。この星が高速回転する理由は、隣接する別の天体から出るガスが、水車のように星を回転させるからだそう。
1921
「動けるフジツボ」を発見! 動かざること山のごとしはウソ?
nazology.net/archives/98297
台湾・中央研究院により「動くフジツボ」が発見されました。主にウミガメに固着する既知種で、1週間に約1.4ミリずつ移動することが判明。フジツボが自らの意思で動くことを確かめたのは世界初です。
1922
人生「初めての呼吸」で赤ちゃんの心臓と肺は一瞬で変化する
nazology.net/archives/98184
羊水に満ちた子宮内の赤ちゃんは当然肺呼吸をしていません。赤ちゃんの心臓は成人と構造が異なり、肺は機能していませんが、これは生まれた瞬間に変化します。小児科医は「まさに魔法のような瞬間だ」と話します
1923
ネアンデルタール人の俊敏な鳥の狩猟方法 研究したら素手で十分だった
nazology.net/archives/98101
CSICはネアンデルタール人の遺跡から非常に俊敏な鳥ベニハシカラスが多く見つかることからその狩猟方法を研究。当時の道具だけで再現を試みた所、意外にも寝込みを襲えば素手で十分だったと判明しました
1924
82歳の老人が「空気から水を生成できる機械」で人々を救う
nazology.net/archives/98146
自身が水不足で苦しんだ経験から90年代より結露を利用した水生成機の開発改良を続けるスペインのベルガ氏。最近では乾燥地でも1日500㍑近く生成するモデルを作り、レバノン難民キャンプに提供しています。すごい!
1925
からだに「敏感な部分」が生まれるメカニズムが明らかに
nazology.net/archives/98015
人間は手や唇は敏感になっています。ハーバード大はそのメカニズムが皮膚の感覚神経の数や刺激のせいではなく脳幹と接続されるニューロンの結合の強さにあったことを発見。これが脳の変化を引き起こしていたようです。