細菌の「薬剤バリア」は穴だらけだったと鮮明な写真から明らかに nazology.net/archives/98973 英UCLは大腸菌の表面の接近画像を撮影することで、菌の保護外膜にはタンパク質の薄くなった穴があることを発見。教科書の記載とは異なる状態です。薬剤や抗生物質が効きにくい細菌への対抗手段となるかも。
現代人の祖先と見られる新人種が「ホモ・ボドエンシス」と命名される nazology.net/archives/99035 研究チームはヒトの直接祖先とみられる人種の学名を新たに命名。チバニアン時代にアフリカにいた人種で、ネアンデルタール人の祖先とは別種です。人類がどこから来たのか明かされる日も近いかもしれません
がん細胞が免疫細胞を悪落ちさせる方法が判明! nazology.net/archives/98918 通常免疫細胞の抹殺対象となるがん細胞が勢力を増す原因の1つがマクロファージの裏切りにあります。ローザンヌ大は腫瘍が生産する原因物質とメカニズムを世界で初めて特定。今後免疫細胞を正常に戻すがん治療が可能になるかも
瞳孔は明るさだけでなく「物の数」にも反応していた nazology.net/archives/98967 シドニー大は人間の瞳孔が明るさだけでなく点の数が多い場合も広がることを発見。風景内の敵の数や餌の数などを素早く認識するために備わったと考えられ、数値情報が本質的には知覚と関連している可能性を示しています。
ミノムシの糸を使った「クモ糸よりも強力な繊維」が登場 nazology.net/archives/98817 近年クモよりもミノムシの糸の方が優秀な事がわかってきました。筑波大学はミノムシの糸を導電性高分子と合成した新しい繊維を開発。強度や電気特性に優れるだけでなく光ファイバーのように機能するそうです
ファストフードの80%に「ゴム手袋に使われる化合物」が混入していると判明 nazology.net/archives/98961 ジョージワシントン大は有名ファストフード店のメニューから,ゴム手袋に使われる「フタル酸エステル」が検出されたと報告。検出率が高かったのはバーガーやナゲットで、ピザやポテトは少なかったそう
永久凍土の融解で「未知の細菌やウイルス」が解き放たれる nazology.net/archives/98838 ESAとNASAは北極圏の急速な温暖化で永久凍土が融解した場合、産業革命以来堆積した汚染物質、核廃棄物、また未知の細菌やウイルスなどが解放されるリスクを報告。永久凍土は現代のパンドラの匣かもしれません。
脳は「最短ルート」を選ぶようにできていなかった nazology.net/archives/98409 ナビがないとき人はどうやって目的地のルートを選ぶでしょう?MITは地図データを持たない生物の脳は結果的に遠回りになったとしても目的地への方角がズレにくいルートを選択すると報告。脳は曲がった事が嫌いだったようです
勝手に逆回転するコマ「ラトルバック」の不思議な原理とは nazology.net/archives/98942 この世には一度回転が止まったコマが、勝手に逆回転を始める不思議現象があります。「ラトルバック」と呼ばれるコマは、グラつくことで回転のエネルギーを振動として保存。そのエネルギーを放出し再回転できます。
現代ウマの起源は「約4200年前のロシア南西部」と明らかに nazology.net/archives/98930 仏の研究所が、家畜化されたウマは約4200年前ロシアのステップ地帯で誕生したと報告。一気に勢力を広げ、ユーラシア大陸上のほぼ全てのウマの種に取って代わったそう。勝利の女神は現代ウマだけに微笑んだんですね。
植物はRNAを「手紙」にして隣人と会話していると判明! nazology.net/archives/98851 伊サンターナ大は植物が根から放出したRNAを使って詳細なコミュニケーションを行っていることを偶然発見。この原理を利用すれば将来的には植物の言葉を翻訳したり人間が発育についての指示を出したりできるかも。
25億年前の最古のルビーに生命由来の炭素を発見 nazology.net/archives/98822 加ウォータールー大はグリーンランド南部で発見した最古のルビーに含まれるグラファイトの炭素同位体測定の結果、これが生命由来であることを発見。大酸化イベント前のシアノバクテリアだった可能性が高いと結論付けています。
アボカドは1万3000年前に絶滅するはずだった nazology.net/archives/98836 アボカドは進化のピークを迎えた植物。マンモスなどの大型哺乳類に種子を丸呑みしてもらい、運搬されることで繁殖していましたが、大型哺乳類の数が年々減ることで絶滅のピンチに。現代まで生き残れなかった可能性もあるのです。
「半殺し」にしたがん細胞を体に戻すと免疫療法が上手くいくと判明! nazology.net/archives/98789 MITは切り取ったがん細胞のDNAを損傷させると本来正常な細胞が持つアポトーシスを発することを発見。腫瘍に戻すことで自ら免疫システムに殺されるよう働きかけ免疫療法の効果を大幅に上昇させました。
冷たいシャワーには健康上の利点があった nazology.net/archives/97989 冷水シャワーは健康上のメリットを調査した研究は多く、交感神経の覚醒や血行の改善、脳への刺激が抗うつ効果を生むなどさまざまです。心臓への負担に注意して試してみるのもありかもしれません。
日本が宇宙で「袋型培養槽によるレタスの栽培」に成功 世界初の快挙 nazology.net/archives/98745 JAXAはISS「きぼう」内でレタスの栽培実験を始め、無事に収穫することができたと報告。密閉した小型の袋の中で植物を栽培する「袋型培養槽技術」が採用されています。宇宙農場が完成する日も近いかも。
聖書のモチーフが彫刻された「2000年前のアメジスト」がエルサレムで見つかる nazology.net/archives/98774 エルサレム旧市街にある「嘆きの壁」の基礎部分から、2千年前の装飾品が発見されました。ここには聖書に登場する植物バルサムが彫刻されており、貴重な考古学的発見と話題を呼んでいます。
ヒトの脳は「文字の出現」で3000年前にから縮小している可能性がある nazology.net/archives/98743 人の脳は、10万年前の初期人類より、小さくなっています。米研究チームはその原因をもっと小さな脳を持つアリとの共通点から予想。個人知より集合知を発達させたことで、脳が効率化したとも考えられるそう
ギャンブルは勝っても負けても「無謀な賭け」をしてしまうと判明 nazology.net/archives/98706 京大大学院は、負けを取り返すために危険な賭けをする「負け追い」の研究をするために、ギャンブル実験を行ったところ、人は勝ちを重ねても危険な賭けをしたそう。結局勝ち負け問わず冷静になれないようです。
海上風力発電機の下は「おさかな天国」になると明らかに nazology.net/archives/98465 アメリカで海上発電機の基礎部分に、豊かな生態系が築かれている事例が報道されました。発電機の基礎部分が海流を緩やかにし、海洋生物の住処として機能してるそう。今後は風力発電と漁業の関係が注目されます。
ソニーがSF作家と協力し「2050年の未来予想図」を発表 nazology.net/archives/98488 ソニーのデザイン部門が、日本のSF作家と共同で、2050年の人類の暮らしを構想しました。それによると、地球は温暖化により、海面が上昇。難民となった人々は「海上ポッド」を住居とするようです。
「ニホンオオカミ」がイヌに最も近い種と判明! nazology.net/archives/98638 総研大は、絶滅したニホンオオカミのDNAを、他種のオオカミやイヌと比較。結果、ニホンオオカミは、現代のイヌに最も近縁であることが判明しました。ここから、イヌは東アジアで誕生した可能性が浮上しています。
脳に映像を直接送る「安全な脳インプラント」が開発される nazology.net/archives/98565 西UMHは視神経を介さず直接脳の視覚野を刺激するインプラントで16年間全盲だった女性に視力を与えることに成功。またインプラントは非常に小さく脳への負担が少ないため実験後には安全取り外されています。
なぜ氷を噛んではいけないのか?噛むのをやめる4つの方法を紹介 nazology.net/archives/98514 氷をスナック感覚で食べるのは、歯の健康に良くありません。氷は硬いので、歯の一部が欠けて、虫歯や知覚過敏になる恐れがあります。ここでは、氷を噛まないための4つの方法を紹介しています。
世界最強の陸上生物「ラーテル」の正体とは? nazology.net/archives/98520 ギネスブックに「世界一恐れを知らない動物」と認定されているラーテルとはどんな生き物でしょうか。ハチと共生してエサを探したり、鎧のような皮膚を持っていたり…そのおもしろい生態をご紹介します。