冬眠中のクマは「筋肉の省エネモード」で身体が全く衰えなかった nazology.net/archives/118349 広島大は冬眠中のクマの筋肉が全く衰えないタンパク質の合成・分解を抑制する省エネモードがあることを発見。この方法が解明できれば寝たきりの治療や未来の人工冬眠、宇宙生活などに応用できるかも
一人暮らしは「うつ病」の発症リスクを40%以上も高めていた nazology.net/archives/118369 中国GPHは12万人以上を対象としたメタ分析で、一人暮らしがうつ病リスクを42%高めることを発見。好きで一人暮らししている人も多いでしょうが、孤独感はメンタルへの悪影響が大きいようです。
水滴を「融合させず」水面上で90分間もバウンドさせることに成功! nazology.net/archives/122199 チリ大は振動する水の波の上で水滴を90分間にわたり「1度も融合せずに」何千回も跳ねさせることに成功したと発表。普通の水滴はすぐに水面と融合するのに、なぜ独立した状態を保てたのでしょうか?
動画はコチラ ミツバチがフタを反時計回りに回している様子が見られます。 ハチの脳は小さいですが、神経細胞間の接続を複雑化にすることで、高い学習量力を発揮している可能性があるそう。
室内でペットを飼っている家庭の子供は「食物アレルギー」になりにくい可能性 nazology.net/archives/124123 福島医大は約6万6千人の母子調査で妊娠中や乳幼児期にペットに触れた子供ほど食物アレルギーになりにくいことを発見。特に室内の犬や猫で大きな効果が見られた。室外犬は関連性がなかったという。
「あーたたたた!」1秒間に「タ」を6回言えないと2年後にボケる可能性 nazology.net/archives/106898 岡山大学は1秒間に発音できる「タ」の数が6回未満の場合、2年後に要介護の前段階にある「フレイル」状態になる可能性が高くなると発表。ただ発音練習によりフレイルを予防できる可能性もあるようです。
クモの巣の結露と同じ原理で飲用水を生み出すウォータータワー nazology.net/archives/105361 イタリアの建築家が簡単な構造で水を生み出せる塔を設計。高さ12mに対し重量はわずか80kg。エチオピアの村では1日で建設でき、村の人々を助けています。設計図は公開されていて様々な地域で利用可能です。
カンブリア紀の古生物を復元したら「タコス」みたいだった! nazology.net/archives/119159 カナダUTは100年前から知られているが全体像が謎だった古生物「トゥゾイア」の化石を再調査。復元の結果まるでタコスな外観だと判明。アノマロカリス等に次ぐカンブリアの新しいアイドルになるかもしれません
つらら内部の小さな泡は「気泡」ではないことが判明! nazology.net/archives/120154 つららを見ると中に泡があるのに気づきます。しかしこの泡はどうやってつららの中に入るのでしょう?カナダのトロント大は「つらら」内の泡が実は気泡ではないことを発見。ではこの気泡のようなものは何なのでしょうか?
イキイキした生活が「ボケ防止遺伝子」を活性化せると判明! nazology.net/archives/99556 MITはおもちゃなど充実した生活を送らせたマウスはボケ防止遺伝子が後天的に活性化し、認知症因子を持つ家系のマウスでも発症しないことを発見。楽しみを見つけてイキイキ生活することが認知症予防になるようです
3億年前の古代魚の化石から「世界最古の脳」を発見! nazology.net/archives/121426 米UMは100年近くも倉庫に眠っていた古代魚の頭蓋骨から脳の化石を発見したと報告。脊椎動物の脳の保存例としれ世界最古です。またCTスキャンの結果、現生魚類とは異なる「脳のつくり」も特定されました。
二酸化炭素はなぜ温室効果ガスなのか? nazology.net/archives/93246 CO2が温室効果を持つのはなぜでしょうか?実は分子構造に理由があります。O=C=Oの結合は常にバネのように振動していて、ここに赤外線が当たることで、振動が共鳴するように激しくなることが一因でした。知られざる化学豆知識です。
突然変異はランダムに起こるわけではないと判明! nazology.net/archives/103268 独MPIの研究でDNAの位置により突然変異率が有意に変化し最大3倍も違うと判明。仕組みを解明すれば遺伝病やがんの発生を阻止する変異抑制薬が作れそうです。 ただ変異の拒絶は進化の終焉を意味するでしょう。
他部族との交流を頑なに拒否する「シャチの集団」近親交配で絶滅しかけていた! nazology.net/archives/123691 クジラと異なりシャチは生物学上1種で地域ごと部族のように暮らしています。米NOAAは北太平洋シャチ集団が他との交流を拒み近親交配を繰り返して出産数や寿命が大きく低下していることを報告
変顔が得意な馬の「本当の気持ち」を知る実験 nazology.net/archives/127693 「ウマの表情」といえば競走馬ゴールドシップの変顔が有名ですが、実際ウマの表情は彼らのどんな感情を表しているのでしょうか?NZリンカーン大はウマが特定の感情のときにどんな表情を作るかを調査しました
「夜型遺伝子」の持ち主は夜勤による睡眠不足に耐性があった! nazology.net/archives/123838 英UOは夜型遺伝子を持つ人は夜間勤務による睡眠不足への耐性が強く、寝る時間が削られても心身への悪影響を抑制できる可能性を報告。夜勤には遺伝的に対応できる人とできない人がいるようです
知れば知るほど面白い!魔法の石「オパール」 nazology.net/archives/105624 虹色の輝きを放つ美しい宝石オパール。この石は吸水性が高く水につけると透明度を増すハイドロフェン効果など不思議で興味深いさまざまな性質を持っています。今回はそんな魔法の石「オパール」の魅力について特集します。
再生しないハズのカエルの後ろ足を再生する化学物質を発見! 次は哺乳類 nazology.net/archives/104044 米国のタフツ大学は眠っていた大人のカエル再生能力を引き出し、手足の再生を可能にする化学物質を開発したと発表。同じ仕組みがあればマウスなど哺乳類の手足の再生も可能になるかもしれません
現代人は「Google検索を自分の知識と勘違い」して自分が賢いと誤解していた nazology.net/archives/99159 テキサス大はGoogle検索を使ったテストでは、回答が自力だったかググったかについて正確に記憶していない、と驚きの実験結果を発表。ネットの知識と自分の境界が曖昧になっているようです。
空にレーザーを発射して自然発生した稲妻の進路を変えることに成功 nazology.net/archives/112424 スイス・ジュネーヴ大は自然の雷をレーザーで避雷針へ誘導することに成功。写真から雷がはっきり誘導されているのがわかります。以前も紹介した研究ですが今月科学雑誌『Nature Photonics』に掲載されました
「卵が先か鶏が先か」よく聞く疑問に生物学者がマジレスすると? nazology.net/archives/122098 これは「どちらが原因か分からない」という比喩的な意味で使われる文言ですが、言葉通りの意味で真面目に考えるとその答えはどちらなのでしょうか?生物学者には明確な答えが存在しているようです。
アルビノの白ワニから「また真っ白な赤ちゃんワニ」が生まれる nazology.net/archives/94961 米フロリダにある動物園「ワイルド・フロリダ」で真っ白なワニが2頭誕生しました。色素に関する遺伝子欠陥を持つアルビノから生まれた個体で、この動物園のみがアルビノワニの繁殖に成功しているそう。かわいい
バクのような顔をした「新種カエル」を発見! nazology.net/archives/105426 ペルーの熱帯雨林でバクのような鼻とチョコレート色の体表を持つ新種カエルを発見。体長1.8cmほどで、鼻はスコップになり泥炭地に潜って生活します。 飛び跳ねないので、捜索はピーと言う変わった鳴き声頼りだったそうです。
シャチがロープに絡んだクジラを助ける瞬間が目撃される nazology.net/archives/103758 今月10日、オーストラリア南西で、シャチの群れがクジラに絡んだロープを解いて助ける場面が目撃されました。通常、両者は食い食われる関係。シャチが故意にクジラを救ったのかは不明ですが、初の出来事とのことです。
皮膚をかくと「かゆみを増加」させるタンパク質を発見! nazology.net/archives/108656 九州大と岡山大は「掻けば掻くほど痒くなる」原因となるタンパク質を発見したと発表。研究成果を応用できれば「かゆみ増幅の悪循環」を遮断できるようになるでしょう。キッカケは意外にもマウスの爪のお手入れでした