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大抵の志望者が作品一本も書き上げられずに専門学校なり文芸学科なり去っていく事実を思えば、短編であれ長編であれ書き上げた事実だけでも誇って良いし、才能があるか無いかと言われればあるんだろうし。
ただ.....
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ちなみに脚本ではなく『小説』として考えると生徒さんの読みはそう的外れでもないです。
つまり、アニメにしろ漫画にしろ、表現媒体が違うと単純に尺の感覚がズレるので、その辺意識すべきとかそんな。
最初の最初ですが。
そこからさらに視点とかの話になります。
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すごく簡単に文章量(というより枚数か)増やすコツの一つとして。
単純に文章にリズムをつけて、強調する部分は改行する。
誤解が生じないように、情景や心情は丁寧に、多角的に描写する。
文章にコンセプトを付けてそれに従ったことをひとくさりやる。
......っても具体例が無いとどうにもならんか
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仮にこのノベライズをアニメより先に読むという場合。
スレッタの一人称は描きやすいのは事実だが、ガンダム、しかも独自設定がてんこ盛りの代物について、一人称で書いていくと色々説明すべきものが抜けるし、一方でそこでスレッタにちまちま説明させると、話が動かないし、不自然にもなる。
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故大迫純一先生が、よく体験入学の場で言ってたことに、『ワープロは志望者を勘違いさせる。なんせ、素人が適当にあいうえお書き殴っただけで活字としてプロの文章と見た目に違いがわからないものが出力される。へのへのもへじ描いたら鳥山明の絵で出力される機械みたいなもんだぞ』ってのがあって。 twitter.com/wychee_h/statu…
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随分前だけど某ゲームシナリオ案件で、深く考えずに相手の言い値で引き受けたら周りからえらい怒られた記憶がある。
あんたがその額で引き受けたら、以後それを実例にして、より若手への価格交渉が始まると。 twitter.com/hose_s/status/…
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なんか最近、創作系の学校の話をツイートする事が多いので、一つ「裏技」を書いておきましょうか。創作系の学校に通っている人向けのやつ。
これ、「D4DJ」の漫画でも使ったネタですが。
「自分と似て非なる仲間(友達)」を作るといいですよ。
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登場人物が多い小説ってのは、私がよく言う考え方で言えば、『物語を語る上で機能を果たすキャラが多い』って事で、細分化され多岐にわたるその機能を制御し切れるから、『すごい』と評価されるんであって、にぎやかしみたいにただ沢山キャラ出すだけで評価されるなんてこたないですよ。 twitter.com/game_sennin/st…
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コレは構造分解の他に『読み手が面白いと思うポイント』について理解していて、そこをピックアップして語れるかどうかでもある訳です。
キャラが魅力なら、どうそのキャラが魅力なのか、短く端的に伝えねばならない。
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どうせだから、軽く、換骨奪胎的なプロットの立て方とか実践しましょうか。(先日大芸大でやった講義とほぼ同じですが、ほぼ一方的な私の垂れ流しです。講義の時には生徒さんに意見をもらったり、考えるのを促しながら進めます)
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いつも思うんだけどさ。この十年二十年で、イラストレーターさんらの「画力」と「デザイン力」って爆上がりしてないか? とも。
その人がデザインしてないキャラを並べて書いても、ちゃんとそのキャラと認識できる、というのは、『きちんとアイコン的な記号をデザインに取り入れている』のと、 twitter.com/brs_fragment/s…
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以前私が冗談半分でやった『メリーさん』シリーズもSF階段になったりするんだろうか?
『あたしメリーさん。今、木星外縁軌道にいるの……』
『あたしメリーさん。今、土星の軌道に……』
『遠ざかってね?』
『あたしメリーさん。うっかりフライバイしてしまったの……』
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安易に企業努力で値下げしろ、とは思わないけど、この辺の根本的なフォーマットレベルの改革をせんと、ラノベって先細りするだけなのではとも思う。
末端の人間の無責任な意見ではあるが。
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なかなか興味深い試みだけど、まぁ専門学校一年目の生徒さんにノベライズ(それもガンダムの)は無理というか、無理だからこそ、学びが得られる訳だけども。
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ラノベの新人賞、『応募作の八割が読むまでもなくダメ』という話、確かにもう昔の話だとは聞くし私も実感として(生徒さんらの原稿見て)思うけど、だとすると、ナニが影響してるのかとかふと思ったり。
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生存本能の『呪縛』から完全解放された者達が居るとすると、彼等はそこから何を求めて生きるのだろう? とかそんな。
純然たる知的好奇心とか?
でもそれすら生存本能に紐づいていたとしたら......
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前にも書いたけど、きっちりキャラ作り込んである程度動かしてやると、作者の意図や都合はどうあれ、『こいつこんな事言わない(こんな事しない)』と気づく場面が出てきます。
これがよく作家が言う『キャラが生きて勝手に動き出す』現象の正体かなと。 twitter.com/game_sennin/st…
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以前、某文庫は担当編集者の名前を文庫の最後に記載するようにしたことがあって、それを『俺様の著作を利用して名前を売ろうとしている!』とか怒る作者の人もいたらしいが、『あれ俺詐欺』的な事を防ぐという意味では、悪いこっちゃないと思うけどな。
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ついでだからちょっと書いておくと。
『人それぞれ』な文章、小説でも、明らかに(論理的に)まずい表現というのがあって、そういうのは『しない方が良い』と指摘・添削する事は可能です。
一例が、プロでもたまにやらかす『視点揺れ』ですが。
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バス乗ってる間に軽く。
前にも書いたけど、専門の学生さんからは、たまに『これだけ見ておけば作家になれる名作リストが欲しい』的な事を言われたけど、そういうのは、多分、無い。
(先のツイートのぼやきと矛盾するようだけど)
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微妙に話がズレるけど、『そもそも自分は何を描きたくてその話を書こうとしたのか』が分かってないと、ここでドツボにハマることが多々あります。
私が『プロットや企画書は書けるようになっておいた方が良い』と主張するのは、こういう時、原点に立ちかえられるようにです。 twitter.com/macchimc72/sta…
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ラノベのイラストに限った話だけど、以前、某ベテラン(一流)編集者が言っていたが、『ラノベの挿絵の理想は、イラストだけ並べても大まかにだが物語の全容が見えるもの』なんだとか。
この場合「どこのイラストを発注するのか」という編集者の力量も大きく影響を及ぼすけど、
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この手の話を見るに思うのですけど。
若い&経験値低い編集さんは曖昧なものを見て判断下す事ができない(若くても経験積んでる人は別)事が多くて、『誰から見ても一目瞭然の数字』でしか物事を判断できないように思う。
この場合は漫画家の年齢。歳食ってる=伸び代がないという、数字からの判断。 twitter.com/macchimc72/sta…
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シューティングゲームでも、頭にムービー入るやつとか、それ見る前と見た後だと、プレイヤーにどんな認識の変化が有った?
エースコンバットは? パンツァードラグーンは?
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ややこしいのは、こういう話って、素人の眼から見ると「創作技術」に見えない事がままあるんすよね。
喜ばれないというか。
例えば、執筆に行き詰ってどうにもならんときに、「よし、映画見に行ってこい!」と言っても「それ創作技術と違う」と思うでしょ? twitter.com/game_sennin/st…