某パーティ会場で、飲みすぎて急性アルコール中毒で救急搬送される某作家先生が、『これで、私が搬送される場面を撮って資料を........』とか言いながら別の作家先生にデジカメ渡したら、その撮影役の先生が救急隊の人にえらい怒られ『本人に頼まれたんだが』と憮然としてたエピソードが思い出される。
会議にて。 相手「何かご意見はございますでしょうか?」 私「あの。このプロットに書かれている『スペースシャトル』ですけど。下手すると今の若い子には分からない単語の可能性が……」 相手「――え?」 私「スペースシャトルが退役したのって10年前すよ」 相手「…………(絶句)」
前に知り合いの作家に言われて、ずっと覚えている事があって。 『キャラ設定にせよ世界設定にせよ、否定文で定義してはいけない』 素人さんの設定にたまに見るが、『ヤンキーではない』とか『気が強くは無い』とかそういうやつ。 書いた本人はきちんと定義しているつもりなのかもしれないけど。
「作家は体験した事しか書けない」  いやまったくそのとおりですよ。  魔族化も、異世界転移も、巨大ロボ操縦も、美少女ロボット集めて指揮するのも、魔術学園で変な先輩に振り回されるのも、変な薬の中毒患者ぶち殺して回るのも、全部、私の実体験です。ええ。
そういえ某社のファンタジー小説で『奴隷』と書いたら校正さんから「差別に通じるので危険な語句ですが、歴史的記述なので今回は見逃します」みたいな事書かれてた事あったな。歴史て。 というか奴隷って単語すら『無かった事』にせんとあかんの?
脱臼した時にふと。 レントゲン見たけどこれって肩の骨の位置がずれてるだけなんだよね。だとするとファンタジーとかでよくある『傷付けても再生する不死者』を『倒す』のに、実は『全身の骨を脱臼させる』=『細胞レベルの損傷では無いから再生が始まらない』という手は使えるんじゃないかなと。
新年しょっぱなからちょっと自分の感覚取り戻す為にも、創作ネタ。 以前、専門学校で教えていた時に、生徒さんのプロットを何本も見る機会があったが、たまに、『プロットの段階から物語に論理的整合性が無い』ものを見かける事があった。>>
文章は素人さんに『あんなの誰でもできる』と思われやすいのよな、絵より。 これも故大迫純一師の言葉だが『小説はな、ワープロってもんがあるからな。素人の書き散らした文章も活字として出力できる。へのへのもへじを鳥山明とかの絵で印刷できるようなもんだぞ。そりゃ「俺にも書ける」と思うだろ』
もう内弟子とってないから種明かししておくと。 『好きな作品、漫画でも映画でもアニメでもゲームでも良い、とにかく今から五分あげる、四分三十秒黙考して整理してもよし、五秒で方針決めて残り時間ずっと語ってもよし。でははじめ』 という対面試験問題を出してた訳です。
人って壊れると『仲良かった人間』を道理とか因果とか無視して『自分の不幸の原因』認定して攻撃しだす事があって(攻撃された経験が何度かある)、その心理が今ひとつ謎だったけど。 最近は『この人なら殴っても許してくれる』という歪んだ打算から来てるのではないかなと思ったりもする。
昨日生徒さんに聞かれた話。 『ゲームの企画書、自分がシナリオ書くつもりのやつを提出したら「これ、別にシナリオ要らないよね」と言われてしまったのですが、ゲームにおけるシナリオの機能、必要性はどこにあるのか、どこで判断されるのでしょう?』 あー。なるほど、そうきたか。
なんか『ラノベ作家になったらいい椅子を買おう』ってツイートが回ってるが。 騙されるな。 ラノベ作家でなくても座り仕事はいい椅子でやると仕事寿命が伸びるで。 腰に来たら座り仕事できなくなるから。 そして腰痛めてスタンディングチェア使ってても肩脱臼とか足怪我したら色々困るから。
件の漫画連載中止、パロディそのものが是非を問われてる、みたいな論調が散見されるけどね。 今回は『既に沢山ファンがいる作品をまとめてコケにする(読者含めて関係者全員を嘲笑う)』姿勢と『そのくせ、覚悟も、茶番劇にするための根回しもせずに商業で強行した浅はかさ』が問題になってるのよ。
そういえば。 『水星の魔女』、なんだかんだでモビルスーツをあちこち開発していて、武装があるのが前提で、プロ集団(グエル君が目指しているとかいうやつ)みたいなのもあって、パイロットを養成する学校もあるんだけど、『そのモビルスーツで何と戦うのか』については情報提示がない様な気がする。
娘が『吐き気がする』という事で学校を早引けしてきて寝込んでいたのだけれど。 原因が分からず(熱はない)どうしたもんかと思っていたら、先程、娘が朝に自分で調理したジャガイモの残り半分を冷蔵庫で見つけて理解した。 芽は無いのだが、表面が一部青く(緑に)なっている。 ソラニンか……
生徒「ラノベで登場人物って一冊につき何人まで殺して良いんですか?」 榊「富士見は25人、電撃は38人、スニーカーは19人だな。美少女文庫は5000人」 生徒「美少女文庫、多いですね」 さかき「あそこはほら、よくエルフの森ごと焼くから.....」 念のために言いますが、嘘です。
実際、無理だよ。 前に先輩作家に言われたが「この作品面白い!」って主張だけでも、その作品が大嫌いで売れてることが許せない人は『必ず』居るし、そいうい人はただそれだけの『表現』でも傷つくんだよ。『お前の好き嫌いは間違っている』と言われたと思って。 twitter.com/mishiki/status…
先日の講義の際にある生徒さんから『とあるファンタジーゲームの世界設定がチグハグ(意訳)』『ファンタジーの世界を整合性とれたものにする為に役立つ参考図書とかあるか』的な事を聞かれたのだけど。 普通に世界史や世界地理勉強するのが一番良いと思うと答えましたです。
知り合いの専門学校の先生が、小説を書く訓練として『ガンダム 水星の魔女』の第一話を生徒さんにノベライズさせたという原稿を見せてもらった。 翻案などは無し、純然と第一話の冒頭シーンを『小説として』描いた場合にどうなるか、というもの。 まぁ当然と言えば当然だけど、あちこち抜けがある。
世の中には新人育てるシステムを丸ごとパージする事で『経営のスリム化に成功した!』とか『社内体制を新時代に合わせた』とか『これからはアウトソーシング(と言いつつ実体は実務は他に丸投げ)だよ』とか言っちゃう漫画や小説の悪役的ポジの人達が本当に居るみたいだし......
昔、某レーベルの授賞式で、ある編集さん(古参)が『ラノベ作家の平均寿命って1・4「冊」なんですよ』とか言って周囲を戦慄させていたが、それはそれとして、前にもネタにしたが『ラノベ作家のまま大往生した作家がまだ居ない』『一生続けられるかどうか確定データがまだない』のは事実っぽいの....
サイゲームス関係なくともシナリオ書く人は読んでおいた方が良いよ。結構、勘違いしてる人を見る。ぶっちゃけゲーム会社の方でも用語統一されてないとか、この辺の事が分かってない、なんて例もちらほち聞こえて来るし、ライターはライターでシナリオ書きと記事書くのをごっちゃにしてる人も居るし。 twitter.com/nofun1978/stat…
そういえば昔、嫁さんの職場に『小説とか漫画とか映画とかその存在価値が分からない。あんなの全部ウソでしょ?』『私、新聞と情報誌しか読まないわ、無駄だもの』と堂々と言い切る女性が居たそうだけど、そういう人が、なんか拗らせると『萌絵絶対殺すウーマン』になるのかなと、ふと思った晩秋の夜。
........恐らく次はTwitterとかYouTubeとか『身分証提示なしに誰でも入れる』場所(コミケ会場とか)の『公共性』を主張して踏み込んでくると思うよ。
某先生の漫画見ていて思ったのは、『不老不死の種族に所有欲ってわくのか』という疑問。 本来の所有欲ってのは、支配欲の亜種で、生存の確実性を求めるところから来るもんだとすると、無限再生とかする不死者って、所有欲が無くなるか、あっても別の所から来るのではないかとかそんな妄想。