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実際……
前にもツイートしたけど、某小説書いていた時に、『奴隷』という単語について、校正さんから『これは身分差別の言葉にあたると思います』的なツッコミ受けた事ありますが。
それを禁止用語にしちゃったら、市場に出てるファンタジー作品の何割が回収絶版の憂き目にあうかわからんしねえ。
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面白いもので、この『狂』という文字を使うのを警戒するのは出版社特有なので、ゲームとかのシナリオではツッコミが来る事が少ないです。
もうこっちは慣れっこなので、最初から使わないようにしてますが。発狂、の意味では大抵『人間性が壊れる』『人として壊れる』とかに言い換えてます。
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ここ数年ですね。
10~15年前の、ポリフォニカとかの時は普通に使ってた漢字ですが、電子書籍にする際に削ってくれ、的な要請が編集部から来ましたし。
『真空被曝』って言葉も『被爆』を連想するからやめて、と言われた事あったなとかそんな。
殊更にこだわってた訳ではないので直しましたが。 twitter.com/MIKITO_777/sta…
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前にも書きましたが、定期的に出てくる話なのでまた。
小説における視点というのは、文法レベルで『こうしなければならない』と決められているものではありません。
なので極論してしまえば視点が揺れまくった文章でも『間違っている』訳ではないのです。
とりあえずは。
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また某所で視点の話で揉めてるっぽい。
『彼は悲しんでいた』と全知全能の神視点で、自分以外の内心を断定的に書いたのなら、それに統一せんと。
うっかりその直後に『彼は●●しているようだった』みたいな推測混じりの表現を使うと、『じゃあさっきの表現は何?』と読み手が違和感覚えるですよ。
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ふと思ったのだけれど。(本当に思い付きです)
web系の投稿サイトって横書きだよね。
でも書籍化する時には縦書きになってるよね(私が見た限りでは)
でもって人によっては些細な違いだろうけど縦書きと横書き、読み方が違うというか、若干、読みやすさが人によって違うよね?
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鉄血、鬱エンドだ、視聴者に喧嘩売ってる、とか言う人いるけど.....元々ヤクザ映画のノリなんだから、あのオチは妥当というか、ああなるのが既定路線だったからこそ主人公は初手でクランクオヂサンわざわざ対面で射殺してるんだろうしなあ。
私個人としては割と妥当な落とし所だなと思う。
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これも前に言ったと思うけど。
『徹底的にリアルなキャラ』を作ろうと思ったら、下手するとそいつが生まれてからこれまでの数年、数十年を全部、日記みたいに書いて設定してやらんといかんわけで(些細な出来事、体験の積み重ねが今のその人を作ってるなんて事は珍しくもない話)。
全キャラに、
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物書きあるある(だと思いたい)
完璧にキャラ設定したつもりでも、原稿書いているうちに『あーこいつこーゆーヤツだったか、そうかー』と改めて気付かされて、戻って冒頭からあちこち手直しする。
というかいままさにそれ。うぐぐ。
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創作物に銃を出す場合、ガンアクションが作品の唯一絶対の肝(100%ガンオタ向けとか)でもない限り、これで十分ではあると思う。
実際、リアルとリアリティは違う様に、圧倒的多数の想定読者が納得する、感心するレベルであれば、それ以上の細かい銃描写は、むしろエンタメ性阻害しかねないし。 twitter.com/muhedoruri/sta…
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厳密な話をすると、総合出版社において、一般文芸より素早く利益を上げることが期待されるラノベは、短期決戦型の商品を数多く揃える必要があり、『旬』のネタを乱打する傾向は昔からある。
『ゼロ使』がヒットした際に、異世界召喚モノしか企画が通らなかった某社とか。 twitter.com/novelpengin/st…
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キャラクター創造論の余談ですが。
ラノベ書きになってメディアミックスしてバカ売れして上り詰めてやるぜ! 的な事を考えている方。
ファンタジー系の横文字名前キャラについて、アルファベットの綴りは設定しておいた方がいいですよ。
なぜかって?
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コレ、小説のキャラ設定でも言ってくる人いるからなぁ。リアルじゃないってのを金科玉条みたいに掲げてマウント取りたがる人。〉RT
そもそもリアルにはエルフもドワーフも獣っ娘もいねーんだよ!(血涙
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キャラクター創造論の中でも触れてるし、大学の講義でもやってるけど、『ネーミング』ってこと、小説においては『キャラの顔デザイン』に相当する重要部分なので、ランダムに考えなしにやっても意味が無いどころか、リーダビリティ削ぐ可能性まである。
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創作界隈でやっちゃいけないこと第一位?
twitter。
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昔日本史の教師が言ってたが。
『あの学問の神様にあやかりたいってんなら、最終的にど田舎に左遷されるまでがセットだぞ?』 twitter.com/gogo12noman/st…
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――例えばの話。 『あるお坊さんが衆生を救う為の有難いお経を貰う為に、遥か彼方に旅をする、三人の弟子と一頭の愛馬と共に』 という、大層有名な物語に『偶然』貴方が書いたものが被ったとしましょう。
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誰の言葉だっけな。
『誰も貴方のようには書かない』
意識的にパクるのは論外としても、ネタが被ろうが物語構造が同じだろうが、今、その人がきちんと自分で考えて書いたものなら、被った作品と同じモノになる可能性は非常に少ないですよ。 twitter.com/benikake_soran…
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随分前だけど某ゲームシナリオ案件で、深く考えずに相手の言い値で引き受けたら周りからえらい怒られた記憶がある。
あんたがその額で引き受けたら、以後それを実例にして、より若手への価格交渉が始まると。 twitter.com/hose_s/status/…
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前に『アウトブレイクカンパニー』の最終巻で、表現の自由が徹底的に制限された近未来の日本で、同人作家らが警察に追われつつも主人公らに助けられる場面を描いたら、『表現の自由戦士』とか揶揄されたね〉RT
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まぁこういう事いう人も出てくるわな。
私も割とプロローグ書くけど、教え子の原稿見るようになってから、ふと気づいた。
「これ、第一章の冒頭だったらいかんの?」
「君、格好つけて序章、とか書きたいだけ違う?」
「面白さや読み易さに寄与してる?」
と聞くと大抵の子は答えられない。 twitter.com/kawausoutan/st…
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御本人はネタだとおっしゃってるものにマジレスもどうかと思うが、二番だけはやめときなさいと。
湯水のように溢れ出るアイデアも、現実の原稿に落とし込む速度(執筆速度)や刊行速度(出版社などの対応してくれる速度)を超えると、引き出しの中で腐っていくですよ。しかもそれが自分で分かるし辛い。 twitter.com/apis3281k/stat…
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この人の漫画は正直、全体的に敵意と嘲意に満ちているので苦手なのだが。〉RT
まぁそれでも『業界人』を名乗る人が学生に適当な事を言っていらん事しようとする例は確かにある(私も実例を幾つか知ってる)。
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文章力の話。
単純に、文章力というのは語彙の豊富さと、その豊富なライブラリの中から、表現する対象や作品コンセプトに合わせて、どう言葉を選択するかの経験の積み上げなのだと私なんかは考えてます。