正直、Twitterにエンタメ業界が依存しすぎてる部分もあって、衰退するならそれはそれで変革のきっかけかなとも思う反面、Twitterのお陰で出来た交流もあるので、別SNSへの移行は何かと悩ましくもあり。 正直、今やらせてもらってる漫画仕事ってほぼTwitter経由でゲットしたもんだし。 twitter.com/Sakai_Sampo/st…
『どれだけ迅速に、簡単に、説明くさくなく、世界観やキャラの情報提示ができるか』の手管をそれで覚えて、武器として溜め込む。 『リコリスリコイル』であるならば、電波塔、システムキッチン、の順にするのと、システムキッチン、テレビ、千束、電波塔、の順にするのとではどう印象が変わるか。
あー。それとねー。 プロになったら、あるいは歳喰ったら、作品一つ見る、読むのにも、体力と気力消耗するようになるから、若いうちに大量に見て読んでおくのがオススメですよ、と。 いや、最近、テレビアニメですら疲れて、途中で止めちゃう事があるからさ……
これこそキャラクター創造論に書いたけど、1~3が存在しないと話が回らないんですよ。たまに、キャラではなくて事象だったりする事はありますが。 twitter.com/game_sennin/st…
まったくね。 昔教え子でどう足掻いてもこいつには勝てそうもないって天才がいたけど(実際SF大賞新人賞とった)、本人は『オーソドックスな萌えものラノベ』書いてるつもりだったという。 思いっきりサイバーパンク?でしたが。 twitter.com/R_jajamaru/sta…
最近は小説でも漫画でもゲームでも、キャラ設定に『既存のキャラでは何に似てるか書いておくこと』とか『既存の参考キャラを書き添えて』『出来れば画像も貼り付けろ』とか要請される場面が増えたけど。  あれ、そういう設定や原作投げられる絵師さん側は不愉快だったりせんの?と思う時はある。
問題があるとすれば『テンプレ』を応用出来ない――つまり構造や配置レベルで理解していないので、別の部品を組み付けてオリジナリティを出せない場合、もしくは、本来、組み付けられない部品を構造や配置無視して組み付けて破綻する場合。
以前何度か言ってますが、講義で言及したのでこっちでも。 物語の構造分析について。 一番手っ取り早いのは、自分が見た(読んだ)作品について、あらすじを書き出す事。それを次により少ない文字数単語数に縮小し枝葉を削ぎ落とす事。
世界設定について。 いわゆるファンタジーが流行るのは、現世の世相が不況だの情勢不安だので辛い時に、非日常の象徴とも言うべきファンタジー世界を描く事でひと時でもしんどさを忘れる為、という説がありまするが。 あんまり世界設定をリアル寄りにすると、『非日常故の楽しさ』を損いかねない。
ついでに言うと『プロローグはダメ』とか列挙されてる幾つかの『ダメ出しポイント』は、創作における情報提示の順番や演出の『順番』についてよくわかってない人が、とりあえず『ダメ出し』し易いネタとしてしばしば使うので、大体は『何故そうなのか』が説明できないのよな。
まあ大抵の物事がそうなのですが、今のラノベ業界の現状を否定的に見た場合、『誰かが悪い』とか『何かが悪い』という分かりやすいラスボスが居て(在って)それを滅ぼせばどうにかなるってもんでもないのが、非常に面倒臭いというか歯痒い感じ。 不況なんて必殺技でどうにかできるもんでもなし。
これはもう概ねその通りなんだけど(肥前先生を非難する意図はありません)面と向かって大学で教えてると、『結局言い方になるかなあ』とも思う。 相手のモチベ折りたいのでないなら、少なくとも『厳しい意見』イコール罵倒ではないとは思うけど、たまに『罵倒するのが格好良い』みたいな人いるから.... twitter.com/hizen_h/status…
あまり悲しい感じの話ばかりしていてもアレなので、プロット、あるいは企画書を書く際のコツについて軽く。 自分の覚書としてではなくて、編集者やクライアントに見せるものとして考える場合、既存の企画書サンプルを真似て『そんな事書かないでも分かるやろ』という項目も埋めていくことをお勧め。
ちょっと創作の話。 常々、小説と漫画脚本、漫画脚本とアニメ脚本、アニメ脚本とゲーム脚本、全部、厳密にいえば要求されるスキルが違うし書き方が微妙に違うんですよ――って話は何度かしてますが(そして大学の講義でもしてるんですが)。
あまり他人様の文章をどうこう言えた立場ではないのだけど、教え子の文章とか見てると、『ああ勢いやノリだけで書いてるな』というのに遭遇することがある。 『追っ手が目と鼻の先に迫っていた』 絶対ダメって事もないだろうけど。違和感覚えてページめくる手が止まる人が居る可能性はあるわね、と。
コレが、変にこじらせて、『読者に媚びたくない』とか、『バカな読者に現実の非情さを突きつけられるオレスゲー』とかになるともう、その、まぁ、手遅れとまでは言わんが、かなり創作者としては苦労しそうというか。
『売れる』の定義が違うんじゃないかとも思うな。『売れないクリエイターは廃業して当然』って主張の人は。〉RT プロは一定以上売れるものを書く(クオリティ等の意味で)し、それはそれで一定の商売として成り立ってる。(行列ができない飯屋でも経営は成り立つ) でもそれがヒットするかどうかは運。
精神論に絡んで。 これも本当に何度も書いてるけど。 『創作技術の奥義を一言で言え』という無茶振りをもしされたとしたら。 『原稿用紙の(モニターの)向こう側に読者(お客さん)を見る事』 と答えると思います。 読みやすい文章、面白い展開、その他全ての技術はそこから逆算できると思ってるので。
なので、きちんと理路整然と、改善点を第三者にも分かる方法で指摘できる編集者はこちらから金払いたい位に有能だし、それが出来ないなら、その自覚をもって担当者に『強制』しない人はまだありがたい。(『コレは強制では無いですが』と明言する)
ついでに言うと、ラノベ書きの場合、作品が売れてアニメ化だの何だのになった場合、いきなり翌年来る税金の額が(場合によっては桁違いで)跳ねあがるから、浮かれて使い込むとえらい目に遭う。 国民健康保険とかも跳ねるよ。 気を付けましょう。
登場人物の人助けについての「理由なき善意」の話だけども。 要するに、「物語の登場人物」としてみた場合の「キャラ立て」の一環なんですよ。「誰でも人助けして当然」なのはまあそうかもしれんけど。 そこにそいつ独特の理由が立てば、キャラが立つでしょ。かつて見逃して後悔した事があるとか。
しかし真面目な話、今後はなろうやweb系で出てきた作家の講師や教授も必要になってくるだろうなぁとは思う。私のような新人賞出身の書き手とは色々スキルが違いすぎて、web系で成功したい、という生徒さんをケアするのが難しい。
生徒さんから質問をうける。 主人公がある事でトラウマを負っているのだが、どうやって立ち直るかキャラの心の動きが考えつかない、との事。 そういう状況に自分がなったことがないので、と。
例えばだけどね(具体的に何の話かという事でもなく)。  あるTVアニメの脚本を担当する事になりました。  で、大抵のテレビアニメは『放送枠』を押さえるところから始まったりするんだけど、それは逆に言うと締め切りがタイトに決まっているという事で。
ラノベ書きの厳しい世界を発信したなら、優しく嬉しい世界も発信せんとバランスは取れないよね。 ラノベ書きになって良かった事。 うまくハマれば、基本、会社勤めができないダメ人間の私みたいなのが結婚して子供養えてます、今のところは。 平日の昼間に遊んだりもできます。 通勤地獄と無縁。