よく「原稿があがらないクリエイター」の話がツイッターとかでは面白可笑しく語られるから、誤解しがちだけど。 そういう人は既に一発当てているから(待てばいいものがあがってくると周りが判断できる実績がある)、関係者が待ってくれるだけでね……
バス乗ってる間に軽く。 前にも書いたけど、専門の学生さんからは、たまに『これだけ見ておけば作家になれる名作リストが欲しい』的な事を言われたけど、そういうのは、多分、無い。 (先のツイートのぼやきと矛盾するようだけど)
ああ、それと。 前にも何度か言いましたが、物語のパターン、骨格レベルでの分解と整理の能力があるかどうかは、単純に映画でもなんでも、一本の物語を、 1:原稿用紙2枚程度に要約させる 2:更にそれを原稿用紙半分(200字)程度に要約させる 3:更にそれをログラインレベル(以下略
百歩、いや千歩譲って「報酬無し」はまあしょうがないとしても、「著者の校正チェック無し」は絶対にOKしたらあかんよ。前にそれでとんでもない「切り貼り」された事が二度ばかりある榊くんからの、忠告でした。>RT
前にも書いたけど、きっちりキャラ作り込んである程度動かしてやると、作者の意図や都合はどうあれ、『こいつこんな事言わない(こんな事しない)』と気づく場面が出てきます。 これがよく作家が言う『キャラが生きて勝手に動き出す』現象の正体かなと。 twitter.com/game_sennin/st…
例えば新人賞に投稿する小説なら別にそれでいいでしょう。なろうだのカクヨムだのに投稿するのも同じ。   でも依頼を受けて書く原稿でそれやっちゃだめだと、何故分からないのかと。 これもなんというか、変な「クリエイター信仰」なのかなあと思ったりします。
実際に書いてしまったら自分に才能がないと断定されてしまう恐れがあるから、書かない、という考えの人がいるらしいですが(意識してるかどうかは知らない)、書かない以上は誰もあなたの才能の存在を認められません。買わない宝くじが当たる事もありません。
以前、某文庫は担当編集者の名前を文庫の最後に記載するようにしたことがあって、それを『俺様の著作を利用して名前を売ろうとしている!』とか怒る作者の人もいたらしいが、『あれ俺詐欺』的な事を防ぐという意味では、悪いこっちゃないと思うけどな。
創作物に銃を出す場合、ガンアクションが作品の唯一絶対の肝(100%ガンオタ向けとか)でもない限り、これで十分ではあると思う。 実際、リアルとリアリティは違う様に、圧倒的多数の想定読者が納得する、感心するレベルであれば、それ以上の細かい銃描写は、むしろエンタメ性阻害しかねないし。 twitter.com/muhedoruri/sta…
以前私が冗談半分でやった『メリーさん』シリーズもSF階段になったりするんだろうか? 『あたしメリーさん。今、木星外縁軌道にいるの……』 『あたしメリーさん。今、土星の軌道に……』 『遠ざかってね?』 『あたしメリーさん。うっかりフライバイしてしまったの……』
前にも書いたが、『ラノベ作家』が職業として成立してまだ半世紀も経過してないので、それで『充分生きた』レベルの天寿を全うした人居ないのよ。(脚本家や一般小説の人がたまたまラノベ書いてて、とかはあるだろうけど) 一生それで食ってけるかどうかわからない商売なんだぜ、マジで。
起承転結について。 色々な人が言ってるので、基本はそちらを見てもらうと良いとして。 実際に応用する際の考え方の一つとしてちょいと書いておきます。 キャラクター創造論でも触れたし過去にも何度か書いてるけど、私はよく、起承転結をサッカーに喩えて説明をします。
キャラクター創造論の中でも触れてるし、大学の講義でもやってるけど、『ネーミング』ってこと、小説においては『キャラの顔デザイン』に相当する重要部分なので、ランダムに考えなしにやっても意味が無いどころか、リーダビリティ削ぐ可能性まである。
ポイント2 これも何度も言っていますが、ではポイント1を踏まえた上で「ゴールを複数設定する」「小刻みに達成感(御褒美)を自分に与える」事によって、一本書き上げる難易度を下げる。>>プロット、詳細プロット、粗書き(脚本)、初稿、といった風に敢えて複数段階に区切る
以前何度か言ってますが、講義で言及したのでこっちでも。 物語の構造分析について。 一番手っ取り早いのは、自分が見た(読んだ)作品について、あらすじを書き出す事。それを次により少ない文字数単語数に縮小し枝葉を削ぎ落とす事。
私見ですが。 ドラマにおける山谷を作るために、事態を混迷させる『物語展開の障害物としての登場人物』=『敵』を置くのはドラマ作りの基本形の一つだけど、シン•ゴジラの場合、そもそもゴジラが障害そのもの、解決すべき問題だから、そういうのを人間で表現しなくても物語は成り立つのかなと。 twitter.com/ttee000800ttt/…
基本、正しい話だとは思うけど補足。 対比だの何だののキャラ設定に関しては、個々のキャラだけで考えてると上手く回らないから、最初に最低限三人は設定して、主人公、対立者、協力者、の分類でどう配置するのかは同時に考えておくと便利。 お話の回し方がコレではっきりするので。 twitter.com/novelpengin/st…
この話って、いわゆる『ラノベの新人賞であらすじを最後まで書かない人がいつまで経っても出てくる』事と地続きなんじゃ無いかと思ってます。 編集者は最初の読者ではあるけど、商業作品を作る上での共同製作者でもあるので、『そこは読んでのお楽しみさ』とか言われるとそら、イラっとするわな。 twitter.com/valuefp/status…
この人の漫画は正直、全体的に敵意と嘲意に満ちているので苦手なのだが。〉RT まぁそれでも『業界人』を名乗る人が学生に適当な事を言っていらん事しようとする例は確かにある(私も実例を幾つか知ってる)。
ふと思ったのだけれど。(本当に思い付きです) web系の投稿サイトって横書きだよね。 でも書籍化する時には縦書きになってるよね(私が見た限りでは) でもって人によっては些細な違いだろうけど縦書きと横書き、読み方が違うというか、若干、読みやすさが人によって違うよね?
「ゲーム学科の学生の半分以上がゼルダを買ってない」のがただただ怖い。ゲームクリエイターの嘆きに意見さまざま - Togetter 私の名前も出てるけど。 基本、ゲームの世界に限った事でないのはひしひし感じてる。 togetter.com/li/2149192
そもそも何故ソレが『テンプレ』化してるのかと考えると、お客さんに理解されやすい、受け入れられやすい、その上で応用が利きやすい(組み付ける『部品』を変えると色々な話に分化出来る)洗練された構造であり配置だって事な訳で。>RT
故大迫純一先生が、よく体験入学の場で言ってたことに、『ワープロは志望者を勘違いさせる。なんせ、素人が適当にあいうえお書き殴っただけで活字としてプロの文章と見た目に違いがわからないものが出力される。へのへのもへじ描いたら鳥山明の絵で出力される機械みたいなもんだぞ』ってのがあって。 twitter.com/wychee_h/statu…
『そうだ! 異世界ものなのだから異世界の言語や度量衡ゆ通貨を全てオリジナルで設定するぞ! こんなのまだ誰もやってないだろ!!』 さてそれが果たして読みやすいかどうか、面白いかどうか。 そして言語に関しては似たような発想で書かれた『指輪物語』という作品がですね(うろ覚えですが).......
この方の実例はとても的を射ていて。 青春ものかなにかで『哀しさ』を出す場合はこういう『方向』で単語を選び、一文の中に緩急をつける。 上の文章より、下の文章の方が長いけど、その分、読んでみると、五七五的な(そのものではないけど)緩急がついている。ワビサビとして染み入り易いというか。 twitter.com/ainhart4615/st…