日循は本当にすごい。SNSを利用した広報の仕組みをいち早く確立し、各種学会の中で圧倒的に最先端を行く。 歴史ある組織で新しいことを始めるのは、半端なく大変なことだと思う。 中心となった先生方は学会におけるTwitterの意義について論文発表もされていて、綿密な計画がなされたのだろうと思う。 twitter.com/JCIRC_IPR/stat…
消化器内視鏡学会。 「内視鏡検査はだれがやっているの?」 「経口内視鏡と経鼻内視鏡の違いはなんですか?」 など、内視鏡に関わる質問に専門家が答えるQ&A。 質問は30以上あります。 よくある疑問の答えはほとんどここにあります。 jges.net/citizen/faq
ブログ更新 Twitterでも時々話題になりますが、 「医療従事者はよく右と左を言い間違える」 というお話。 いきなり何を言い出すのか、と思ったかもしれませんが、試しに読んでみてください。 keiyouwhite.com/right-left
また、「査読を経た論文上の知見」であっても、それが「細胞や実験動物を元にした基礎研究の結果」なのか、「ヒトを対象とした臨床研究の結果」なのか、をきちんと区別できる視聴者も多くありません。 臨床応用できずに消えていった「目覚ましい基礎研究の結果」は歴史上で山のようにあります。
しかもこのサイトがすごいのは、「先生向け」というボタンをオンにするとサイトの内容が大人向けに変わるという仕組み。 今まさに情報の海に溺れているのは「教える側」であるはずの大人であり、大人こそメディアリテラシーの必要性を知らなければならないという事実をさり気なく伝えてくれている。
標準治療について書いた記事です。 あなたがもし、大腸がんにかかっていると言われたらどうしますか?しかも、かなり進行していて、肝臓や肺にも転移しています。 そんな時の考え方を書いています。 medical.jiji.com/topics/620
本日14時から消費者庁主催のオンラインセミナーがあり、内容に少し協力いたしました。 タイトルは「Withコロナ時代のホント・ウソ 不確かな情報に騙されていませんか?」で、参加無料です。 よろしければ事前登録してみてください😊 なおアーカイブでも後日視聴できます。 shohisyahigai-boushi.caa.go.jp
今夜10時に前編、11日に後編放送予定のドラマ「幸運なひと」、これすごいのでぜひ見てほしい。 がんの患者さんたちに綿密な取材を行って製作されたというこのドラマ、中盤に驚きの仕掛けがあって度肝を抜く。見ていただくとその意味が分かると思う。 twitter.com/nhk_kurogen/st…
時事メディカル連載 先日ツイートした「通院セット」を作っておくと便利、というお話を記事にしました。 このセットに、かかりつけ医の診察券や、過去の検査結果を入れておくとなぜお得なのか、ということについても解説しています。 ぜひご参照くださいませ。 medical.jiji.com/topics/1879
もちろん、科学的根拠のない医療に傾倒してしまった方の行動を、決して真正面から否定してはいけない。そこに至るまでに様々な理由があったはずで、その核心にゆっくりゆっくりと近づかなければならない。 胸に痛みと苦しさを感じながら、それでも少しずつ慎重に歩み寄らねばならない。
次回は6/14です。 ご登壇いただくのは、ベストセラー「薬局ですぐに役立つ薬の比較と使い分け100」「OTC医薬品の比較と使い分け」などの著者として知られる、薬剤師の児島悠史先生(@Fizz_DI)です。 twitter.com/SNS41010441/st…
医療ドラマではたいてい急に人が倒れ、外科医が「手術室に運べ!」と叫んですぐ手術が始まります。 しかし実は、数々の術前検査の手配、手術室看護師・麻酔科医など手術に関わるスタッフとの交渉、家族への連絡など、膨大なプロセスがカットされているのです。 diamond.jp/articles/-/289…(書き下ろし)
ファクトフルネスの著者ハンスロスリング氏が講演で、アフリカ諸国の経済や教育、医療の目覚ましい発展についてデータをもとにファクトを明確に示したのを、聴衆の一人が全否定して「自分は仕事でアフリカにいたことがあるから分かる」と言ったというくだり、似たような話を本当に色んな所でよく見る。
たとえば写真や動画の画質が「標準」「高画質」などとされるように、日本語の「標準」は英語のstandardのニュアンスを必ずしも的確に表現していないと思われますし、実際誤解のもとになっています。 「標準治療」は、現時点で最も高い効果が期待される治療のことです。 twitter.com/SatoruO/status…
オススメは、下の写真のような「通院セット」を作っておくことです。 ここに、お薬手帳や診察券、保険証、各種医療証、過去の検査結果などをまとめて入れておきます。 急な症状で慌てて受診するときも、これをカバンに放り込めばOKです。 medical.jiji.com/topics/1879
忽那先生のYahoo!ニュース記事です。 年末年始に気を付けるべき大切なことを書いてくださっています。 『年末年始は新規報告数は減るが「真の減少」を意味しない』 news.yahoo.co.jp/byline/kutsuna…
今は幼稚園児の息子、昔言葉をあまり話せなかった頃は、「本人は機嫌が悪いけどこっちは理由がよく分からない」みたいなことが頻繁にあったけど、最近になって言葉をたくさん覚えた結果、機嫌が悪い時に「何かが満たされない」と言うようになった。 結局、言語化できない不満を抱えていた。
これまでの人生で出会った、逆立ちしても絶対に敵わない超人たちに共通することが一つあって、それは「頑張っているように見えないこと」だった。 常に余力があり、悠々と生活している。 だから、そういう人の「暇です」を真に受けることはない。「暇」の定義も普通とは全く違うことが多い。
器用に仕事をこなす人の特徴として、「相談相手の選択」が上手だということが挙げられると思う。仕事関連でもプライベートでも、日常的に行う様々な相談に関して言える。 「他人に頼るのが上手い人」が得をしていることを知っていると、その技術を盗めるようになる。
ときどき訪れる、とある書店、反医療本や科学的根拠に乏しい怪しげな健康本などを大きく扱う傾向が強く、微妙な気持ちになることが多い。 もちろん陳列は書店の自由である。 ただ、読者への健康リスクを思うと、書店の力は途方もなく大きい。だから、苦い気持ちにはなる。
医療現場で仕事をしていると「メリットとデメリットを天秤にかける」という習慣が染み付き、私生活で判断に迷った時もこの「天秤」を使うようになる。 もちろん天秤にかけても答えがクリアに出ないことは多いが、大切なのは「メリットとデメリットを意識的に言語化すること」の方にあると思っている。
今読んでいるこの文字、スマホを左右に細かく揺らすとブレて読みにくくなりますが、逆に頭の方を揺らしても視野はあまりブレませんよね。 すぐれた人体の機能によるものです。 『すばらしい人体』から抜粋、ひまみみ先生(@ent_univ_ )に監修いただいた記事の一つです😊 diamond.jp/articles/-/288…
胃潰瘍や十二指腸潰瘍は「ストレスのせい」と思われがちですが、実は潰瘍の二大成因は「ピロリ菌か鎮静薬」で、これらが約9割を占めます。 原因となるのは、ロキソニンやボルタレンなどNSAIDsと呼ばれるタイプで、「痛み止めが胃を荒らす」と言われるのがコレです。 (消化性潰瘍診療ガイドライン 2020)
『すばらしい人体』発売から2ヶ月半で10万部を突破しました。 多くの方々にお読みいただき、また全国各地の書店で推薦していただき、本当に感謝です! すでにお読みになった方はぜひ「あなたの体をめぐる知的冒険」のご感想を周囲の方々と語り合ってみてください😊
学生時代は、自分の弱みは年齢と経験を積み重ねて克服できるのだろうと無垢に未来を信じられたが、ある程度歳をとると、特に性格上の弱点はおそらくこれからも「克服」はできず、うまく「付き合っていく」ことが肝要なのだと気づくようになる。 いわば前向きなあきらめ。