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ある朝起きたらTwitterがなくなっていた、なんて日が来るかもしれないので、私のサイトの便利リンク集を再度共有しておきます。
各診療科の先生方のご協力をいただいて作った、学会や公的機関の一般向け医療情報サイト一覧です。
ぜひブックマークしておいてください😊
keiyouwhite.com/guideline-for-…
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大学時代に「本を読んでもなかなか内容を覚えられない」と嘆いていた私に父が「覚える必要はない。読んだ時に何を考えたかが大事だ」と言ったのは記憶に残っている。
大人になると、「その命題を一度でも考えたことがあるかどうか」がアウトプットの質を左右する。単なる暗記より遥かに大切なこと。
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本や雑誌で「抗がん剤は副作用がひどくてまともに生活できなくなる」という話を見たので抗がん剤治療は絶対に受けたくない
という患者さんに少なからず出会う。
もちろん副作用はある、つらい人もいる
が、
予防する手段はかなり豊富になった
抗がん剤治療を受けながら仕事を続ける人も多くいる、… twitter.com/i/web/status/1…
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病院の待合室でワイドショーを流すのはできればやめてほしいと思う。
科学的根拠のない健康法とか病気の民間療法などがまことしやかに紹介され、ただでさえ病気でストレスを抱えた患者さんが不安を煽られたり、受けている治療に不信感を持ったりすることがある。
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昔先輩に言われたこと。
「好き嫌いの激しい人とは付き合いづらいと感じるかもしれない。でも好き嫌いの分かりやすい人には「嫌われないようにする」ことができる一方、好き嫌いがない(ように見える)人には気づかないうちに嫌われ、切り捨てられていることがあり、その方がよほど怖い」
一理ある。
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フィクションにケチをつけるのは野暮だけど、医療ドラマの緊急手術を本当にリアルにしたら、身体診察、レントゲンやCTなどの検査、患者さんやご家族への説明、同意書の取得、麻酔科・手術室との交渉、手術に入るメンバーの確保、他の科への診察依頼などで、手術が始まる前に映画が1本終わります。
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もちろん熱傷の範囲や重症度によって状況は異なり、体の反応にも個人差はあります。
ただ、人体を構成する成分は自然界に存在する他の有機物とそれほど大きく変わらない、だからこそ正しい手順で身を守らなければならない、という事実を改めて痛感する外傷の一つが熱傷だと思います。
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全身熱傷は本当に怖くて、救急搬送された時は意識清明で普通に話せるのに、見る見るうちに命の危機に陥っていく。
皮膚が失われると体液が保持できず、とてつもない速度で大量の水分が失われ、感染症への抵抗力を喪失し、生命維持機能が破綻する。
皮膚という外界へのバリアがいかに大切かを思い知る。
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間違いを指摘された時にあからさまにムッとしたり機嫌を損ねたりする人は、他者から有益な助言を得られる機会が次第に減り、成長は期待できなくなる。
逆に能力の高い人ほど、他人からの指摘を明るく前向きに受容する。その態度は相手が目上でも目下でも変わらない。
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セカンドオピニオン、名前はよく知られているのに実態はあまり知られておらず、誤解も多いです。
セカンドオピニオンでは、
・検査や治療が行われるわけではない(意見を聞くのが目的)
・保険診療ではなく、自費で数万円(病院によって異なる)
・診療情報提供書が必須
medical.jiji.com/topics/3057
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運動会を見に行くといつも思う。
運動が苦手でリレーでぐんぐん抜かれてしまう子、心配しなくても将来困ることは一切ないから気に病まないでほしい、ということと、競争を伴わない「運動」自体は本当は楽しいもので、何より運動習慣は健康維持にも大切だから嫌いにならないでほしい、ということ。
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今までSNSで医療デマをたくさん見てきましたが、気をつけるべきなのが、デマをデマだと分かった上で拡散する人がいるということです。誰かを叩きたいという自分の目的にかなうなら、「真実かどうか」などどうでもいいのです。「デマを見抜けない人」は信じてくれるからです。注意したいものです。
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どの分野でもそうだと思うが、「自分だけが真実を知っている」と言う人を見かけたら警戒した方がいいし、少なくともその発信の拡散を手伝うのは避けた方がいいと思う。
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80代や90代の方々からよく、同級生や友達が次々この世を去っていくという話を聞く。そんな中で生き生きしているのは「1人でできる趣味」を豊富に持っている人。誰にも頼らず自分を楽しませられる。
体力と知力があるうちに趣味を見つけておくのはとても大事。若いほど新しいことを始める労力は少ない。
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カフェのチェーン店は最近ほとんどセルフサービスだが、ご高齢の方にとって、心理的に急かされながらレジで商品を注文し、支払いを済ませ、熱いコーヒーを席まで自力で運ぶというのは結構難しいタスクだと思う。
ふらついてコーヒーがこぼれて、幼い子の頭にかかりそうになったのを見てそう思った。
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「間違ったことを言う人」の害はもちろん大きいが、「100%の正解しか許さない人」の害もそれなりに大きくて、後者にかかれば「大多数の人にとっては許容範囲」でも”誤り判定”なので、周囲のモチベーションが削がれて生産性も落ちるというデメリットがある。バランス大事。
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お見舞いの際は「差し入れ」に注意。
医学的な理由で食事をしてはならない患者さんが、家族からの差し入れを誤って食べ、危険な状態に陥ることがある。
健康な時は意識しづらいが、「食べる」「飲む」というのは時に人命を奪う危険な行為になる。
事前に飲食の制限がないか確認することが大切です。
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何かが上手くいかなかった時に、単純に努力の増量を求める人がいるけど、実際は努力の「方法」とか「方向」を詰め直した方がいいケースは多く、「よし今度こそ死ぬ気でやってやる」よりも、「何が悪かったかまずは作戦を練り直そう」の方が結局近道になりやすいと思う。
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幼い頃から「正答を探す」「原因を見つける」といった思考を訓練するためか、答えのない問いや原因のはっきりしない現象を「グレーなままにしておく」「判断を保留にする」といった振る舞いを苦手とする人が多いように思う。
大人になると、むしろ結論に飛びつくことが危険なケースは多いのだが。
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我が子が本屋さんに住みたいと言い出した。分かる。リアル書店での本との出会いは何ものにも代え難い。
そこで、居間の小さな本棚に「定期的に新刊が入荷する棚」を作ってみた。時々新しい本を買ってこっそり入れておくのだが、これがとても好評で、自分も選ぶのが楽しく、意外といい仕組みができた。
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著名な方の病気や死の原因について、事情を直接知り得ない第三者の専門家がメディアで断定的に語るのは適切ではないと思う。
憶測に過ぎないその発言が、関係者の方々を傷つけたり、誤解が広がる原因になることもある。
専門家の言葉の力というのは、それほどに大きい。
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錠剤のPTP(包装)を一錠ずつに切り離すと、包装ごと飲みこむリスクがあるため非常に危険です。
PTP誤飲は医療現場で本当によく出会う事故で、緊急で処置が必要になります。
自分は大丈夫、と思った人は油断禁物で、認知機能のしっかりした若い人の誤飲も少なくないです。
medical.jiji.com/topics/amp/2432
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誠実な人ほど「真剣に話し合えばきっと分かり合えるはず」と考えがちだが、「分かり合えるか否か」はこちらの努力よりむしろ「相手が分かり合いたいと思っているどうか」に依存する部分が大きいと思うし、分かり合う気がない相手とは決して分かり合えないので、早目に気づいて体力を温存する方がいい。
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どうしてもググる時はキーワードの後に「or.jp」を付けると安全性の高い情報が出やすいです(絶対ではないですが)
と伝え、
病名や手術の名前で検索するなら正式名称でお願いします
と言って紙に正式名称を書いてお見せする。
ググらないで、ではなく、ググることを前提に考える。
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その上で、
『がん情報サービス』を見ても疑問が解決しなければ、その時は何でもご相談ください。ネットで調べ過ぎると誤った情報に行き着いてしまうことがあります。
と伝えている。
患者さんにとって個別に必要な情報は、直接診察できる主治医にしか提供できないということは伝えたい。