SNSでは、医療や健康に関する何気ない投稿が爆発的に拡散していることがある。 しかし誤った解釈を広げてしまうと、結果的に誰かに健康被害を与えるかもしれない。 医療や健康に関する場合、自分の発信が誰かを身体的に傷つけるかもしれない、という恐れは必要だと思う。
「Aは間違いですよ」という指摘に対し、「もしBならAじゃないか」というようにBという仮説を持ち出して反論し、さらに「Bという仮説が成り立つ根拠はない」という指摘に対し、「CならBは成り立つ」という新たな仮説Cを登場させる、という論法を時々見ますが、あまり意味のない議論だと思います。
紙谷先生(@SatoshiKamidani)の記事、分かりやすいです。 「多くのワクチンにおいて筋肉注射の方が皮下注射と比べて実は局所の反応(痛み、腫れなど)が少なくなる」 「安全面において皮下注射の方がよりリスクが高いワクチンも」ある といったことは意外に知られていません。 news.yahoo.co.jp/byline/kamidan…
9月15日から続けてまいりました、#deleteC リレー連載、全8人のリレーが今日終わりました。 マガジンにまとめましたので、こちらから全記事お読みいただけます。 専門性、立場の違う8人が、全く異なる角度からがん研究について語りました。 【マガジン】 #deleteCリレー連載note.com/keiyouwhite/m/…
成育医療研究センターで大切なアンケート調査が行われています。 新型コロナウイルス感染症流行に伴う子供達の健康、生活に関わる調査です。 ぜひご協力お願いいたします。 twitter.com/ncchd_pr/statu…
相手の話を聞いて自分の考えを変える「準備」ができている人としか議論は成立しえないものと思っていますが、これはもちろん自戒でもあって、誰かと議論するときには「自分の意見を変える準備」が必要、と思うわけです。
ご高齢の患者さんに多いのですが「食事を残すのはもったいない」という思いが強く、調子が悪い時でも病院食を無理して完食しようとされる方がいます。 その時は、状況に応じて「無理に全部食べなくても構いません」と伝え、食事量を調節します。量が多いと感じる時はぜひスタッフに相談してください。
delete Cの着想は、世界有数のがん専門施設MD Anderson Cancer Centerのロゴマークから。 mdanderson.org 日本は研究への寄付が米国より遥かに少なく、研究に注がれるお金そのものも少ないことが知られています。研究には多額のお金がかかる。 deleteCはこの現状に一石を投じる取り組みです。
【告知】 6月18日発売予定の私の新刊「医者と病院をうまく使い倒す34の心得」をサイン入りでお届けします。 「終末期医療の現場にテレビ電話面会を」 早くも1100万円を突破したこのクラウドファンディングに私も参加することになりました。 メッセージをご覧ください!↓ readyfor.jp/projects/palli…
こういう「毒にも薬にもならないパワー」でも、国家資格や〇〇博士、〇〇教授といった称号とセットにすると途端に商品化できてしまいます。そして、高額でも売れてしまう。 消費者として見る目を持つことが大切です。 あと、中には普通に「毒」もあります。 twitter.com/ent_univ_/stat…
この種の人は、一定数の支持を得て自分のポジションを守れるなら「自らの発信が正しいか誤っているか」については特に興味はない。 だからこそ、たまに正しい。 「誤っていること」そのものよりも、「正確性に対する関心がないこと」が罪深いと思う。
ネットでは、自分に対するネガティブな声はやたらに大きく聞こえ、大勢に集中的に非難されている気持ちになり、その様子を大勢にじっくり見られている気持ちになる、という傾向はあるかもしれないが、実際は「非難する人はごくごくわずか、全く興味のない人が大半」ということは多いように思う。
こども向けの人体の本「るるぶ マンガとクイズで楽しく学ぶ! 人間のからだ」を監修しました。昨日から発売されています。 体の中を旅行するように、医学のことが楽しく学べる本に仕上がっています😊 books.jtbpublishing.co.jp/book/60001-202…
医療ドラマでよく見る、手術室を上から見下ろす窓を一度も見たことがないので、以前各地の医療者に聞き取り調査をしてみたら、まだ実在する病院が2つほどあることが分かりました。 とはいえほとんど使用されていないとのこと。 その理由を分析してみました。書き下ろしです。 diamond.jp/articles/-/288…
腫瘍内科医の勝俣先生(@Katsumata_Nori)の取材記事が掲載されています。 「2020年がんの最新事情」として、誤解されがちな7つの項目を簡潔に紹介してくださっています。 がん治療に関しては「昔のイメージのまま」という方が多いのですが、今はずいぶん違ってきています。 news.yahoo.co.jp/articles/e920d…
忽那先生がBCG仮説についてとても分かりやすくまとめてくださっています。 『BCG仮説が登場して5ヶ月が経過しており、知見が集まりつつありますが、まだ結論は出ていません。 この仮説の検証のため、現在10の臨床研究が進行しており結果が待たれるところです』 news.yahoo.co.jp/byline/kutsuna…
自分や我が子の血液型を知らなくても医学的には困りませんのでご安心ください。小さいときの血液型検査は不正確ですし、もちろん血液型が性格と関連するという科学的根拠もありません。 堀向先生の記事がとても分かりやすいです。 news.yahoo.co.jp/byline/horimuk…
5月16日、23日にがんに関するオンラインイベントが開催されます。 私は23日に登壇いたします。 ネット環境があれば誰でも無料で視聴可能とのことです。もしよろしければご覧くださいませ。 以前ご一緒した勝俣先生(@Katsumata_Nori)は16日に講演されます。 oncolo.jp/blog/200516_23… @oncolo_ct
消費者庁主催のオンラインセミナーで紹介していただいた「ネット情報を見極める7つのポイント」です。 #SNS医療のカタチ とNHKの共同で作った語呂「だしいりたまご」。ちょっと無理やりですが、ぜひ参考にしてみてください。 詳細な解説はクローズアップ現代のサイトで→nhk.or.jp/gendai/comment…
錠剤のPTP(包装)を一錠ずつに切り離すと、包装ごと飲みこむリスクがあるため非常に危険です。 PTP誤飲は医療現場で本当によく出会う事故で、緊急で処置が必要になります。 自分は大丈夫、と思った人は油断禁物で、認知機能のしっかりした若い人の誤飲も少なくないです。 medical.jiji.com/topics/amp/2432
この時期、新しい環境に進む子どもたちに言葉を送るなら、「友達をたくさん作ろう」よりは「やりたいことを見つけよう」の方がいいかなと思っている。 その「やりたいこと」に「友達をたくさん作る」が含まれている人と、そうでない人はいると思うし、人それぞれ好む生き方は違う。
ビギナーの頃に何かで褒めてくれた人のことは一生覚えていて恩義を感じているし、一方でビギナーの頃に自分を怒鳴りつけた人のこともやっぱりずっと覚えていて、何かの折に思い出しては嫌な気持ちがよみがえる、という事実は、自分が先輩と呼ばれる立場になって改めて心に留めておきたいと思う。
Twitterは140文字の厳しい制限があって、基本的に「言葉足らず」なんですよね。その「足りない部分」は受け手が自分の解釈で(勝手に)補う。 予想もしない形で受け手に解釈されても、「なるほどあなたはそのように”不足”を埋められたのですね」くらいに思える人がTwitterを続けられるのかなと思う。
時事メディカル連載 幼い頃にかかりつけの小児科医がドイツ語でカルテを書いていたのが印象に残っていますが、今ドイツ語でカルテを書く医師はまずいません。なぜでしょうか? ちなみにドイツ語由来の業界用語を多用するベテランの先生は時々いるのですが… medical.jiji.com/topics/1640