「水と接触することによって吸水し、自重の100~1,000倍の水を吸収でき、吸水することでゲル状になる性質があり、一度吸水すると圧力をかけても水が戻りにくい特徴があります」 「乳幼児の手の届かない、見えない所に保管し、誤飲を防ぎましょう」 kokusen.go.jp/news/data/n-20…
【新刊】 医療者向け単著「もったいない患者対応」が4月28日に発売されます。 真面目で誠実なのに説明が苦手で患者さんとうまくいかない…。そんな研修医の唐廻(からまわり)先生と一緒に、病院でよくあるシチュエーションごとに理想的な説明のしかたを紹介する本です。 amzn.to/2XwMs4i
時事メディカル連載 患者さんが親族や友人から、「病気に効果がある」と言って健康食品などを勧められたり、 「〇〇病院が有名だから一度行ってみてはどうか」 といった助言をされ、断りづらいという悩みを聞くことがあります。 善意が時に相手を悩ませてしまうのです。 medical.jiji.com/topics/1853
「なぜ〇〇しないのか!」と憤る人は、「しない理由」とか「できない理由」とか「したことがあるけどうまくいかなかった過去」とかを知らないだけであることが多いように思う。 私自身は、自分が思いつく「名案」は偉い人がとうに思いついているものだという前提で丁寧に情報収集するようにしている。
私が以前一緒に働いた優秀な病棟薬剤師(私の新書の監修をしてくれた方)も、患者さんのことは何でも知っていて、患者さんからも医師からも信頼は厚かったが、淡々と仕事をこなすイメージで、患者さんと適度な距離を保てる人だったと思う。 ドラマの主人公にすると、たぶん物足りないんだろうなと思う。
#noteフェス の対談で幡野さんが、 「”言葉の暴力”というのは、発した言葉自体が暴力的かどうかではなく『裏に悪意があるかどうか』によって決まり、どんなにきれいな言葉でも裏に悪意があるなら必ずそれは透けて見える」 とおっしゃっていたのが印象的だった(記憶があいまいなので意訳)。
このような科学的根拠のない宣伝はFacebookやInstagram等のSNSでもよく見ますし、そちらの規制もお願いしたいものです。 『「ウイルスに負けない」などとうたい、サプリメントを摂取するだけで新型コロナウイルス感染への予防や治療効果があるような根拠のない広告を出した』 news.yahoo.co.jp/articles/27dec…
坂本昌彦先生が、子どもの窒息事故について記事にしてくださっています。 『多くの事故は親がそばについて食事をしている中で発生しています。「目を離さないで」「気をつけて」では事故を減らせません』 『窒息の場合、蘇生のチャンスは最大9分とされ、すぐに処置が必要』 news.yahoo.co.jp/byline/sakamot…
ただし、このスタイルを唯一の理想像として描いているわけではない点も共通していて、「そんなに患者に近づきすぎるなよ」と主人公に忠告するドライ系同僚キャラが必ず登場する。 実際にも、患者さんから信頼の厚い医療スタッフはむしろ「患者さんと適度な距離を保てる人」であることが多い。
強い妬みやコンプレックスは冷静な判断を妨げるものだし、そういう負の感情を完全に抑制できる人などいないと思うけど、抑制できないことを「自覚していない人」と「自覚して備えている人」はいるように思う。
Yahoo!ニュースで新しい記事を書きました。 もしあなたが食事や水を摂れなくなったら? 胃や腸の病気、口や喉の手術後、意識の障害… 病院にはそんな患者さんが大勢います。 その際の栄養の投与について解説しました。特に「胃ろう」という手法には誤解が多いです。 news.yahoo.co.jp/byline/yamamot…
Twitterで「対話を求めない一方的な発話」をする時は、もはや半分くらい「届かなくてもいい」とすら思っている。ここが、かつてのFacebook民的には一番難しかったところ。Facebookでは、それなりに”反応を期待して”「応援」や「賛同」していたから。今振り返れば少し押し付けがましかったと思う。
「エラーが起こらないよう気を付ける」"だけ" では対策にならない、に訂正しようと思う。 ケアレスミスを減らす努力も当然ながら大切だし、エラーが起きた原因をのちに振り返って考察することは重要。 でもこれだけではトラブルが防げないのもまた事実…。
時事メディカル連載 私が医師になる前のこと。病院に行く日に限って症状が良くなってしまい、「一番ひどい時を見てほしかった…」と残念に思った経験があります。 でも実は「良くなっている」という経過そのものも重要な情報なんです、というお話です。 medical.jiji.com/topics/2194
科学的根拠のないがんの民間療法や陰謀論を完全に信じ込んでしまい、標準治療に嫌悪感を持つほどに至った方と対話するのは極めて難しい。 一方で、その少し手前にいる多くの「情報に溺れそうな人たち」に発信することはきっと意味があると信じているし、丁寧に慎重にやらねばならないと思う。
なぜ「幼い頃」「学校」にこだわるかと言うと、「最初に何と出会えたか」が、それ以後の情報との向き合い方を決めてしまう恐れがあるから。 大塚先生の本「アトピーの治し方」の表紙には「どうか、この本を最初に読んでください」と書いてあるのだが、これが真っ当な医療者の切なる願いだと思う。
9月9日から始まった"delete C"、かなりの数の投稿が集まっているようです。 がんに関心が集まっているこの機会にリレー連載を企画してみました。第一走者は私です。 がんの研究についてみんなに知って欲しいこと #deleteCリレー連載 (1/8)|外科医けいゆう/Takehito Yamamoto note.com/keiyouwhite/n/…
「スマホ脳」の中で著者は、FBやインスタでは「写真に連続砲撃を受ける」「『よい人生とはこうあるべきだ』という基準が手の届かない位置に設定されてしまい、その結果、自分は最下層にいると感じる」として「あらゆる次元で常にお互いを比べ合っている世界」が自信をなくさせると警鐘を鳴らしている。
「標準治療が大切」と発信すると、時々「標準治療でも治らない人がいる」という反論があります。 標準治療は「現代医学で到達できる範囲内でのベスト」。「目指せる地点」を医師ー患者間で共有することが大切だと感じます。 この問題は、以前Yahoo!ニュースで書きました↓ news.yahoo.co.jp/byline/yamamot… twitter.com/SatoruO/status…
『すばらしい人体』が好評をいただいており、7刷16万部となりました。 この本は、カバーを取るとデザインが変わる装丁や、図鑑の付録のようなジャバラ、末尾の読書案内など、全てを通して幸せな読書体験を届けたいという思いで作られています。 ぜひ年末年始のお供にご利用くだされば幸いです😊
救急車で搬送された時にうまく話せなくても「カバンの中のあれ見てちょうだい」と言えば済みます。 実際、救急車で病院に来られた患者さんの診察券を見せていただいて普段のかかりつけ医を知り、その先生に病状を問い合わせたりする機会もあり、診察券そのものの存在もかなり有用だったりします。
実は医師国家試験では、ある症状で外来にやって来た患者さんの検査値やレントゲン画像が示され、「適切な対応はどれか?」として選択肢から答えを選ばせる問題が定番ですが、 a.経過観察 b.抗菌薬治療 c.放射線治療 d.化学療法 e.手術 として正解が「経過観察」という問題が普通にあります。
一般論としてですが、各医師の発言から、ある事象に対して「賛成派」「反対派」と区別することは大きな誤りを生みやすいので注意が必要だと思っています。その理由を二つ挙げます。
時事メディカル連載 スマホの医療ツールをまとめました。 子どもの症状や病名から情報検索したり予防接種スケジュールを調べるのが便利なアプリ「教えてドクター!」や、持病やアレルギー、使用中の薬などの情報を登録しておくiPhoneの「メディカルID」などを紹介しました。 medical.jiji.com/topics/1880
怪しげな免疫療法に関しては、日本臨床腫瘍学会が公式サイトで一般向けに厳しく注意喚起しています。 ただ、このメッセージはサイトの奥深く下層にもぐり込んでいて、見つけるのは少し難しい。またPDFをダウンロードする形なので、スマホでは閲覧しづくなっています。 jsmo.or.jp/news/jsmo/