「手術のときにお腹の脂肪もついでに取ってもらえませんか?」 という質問は医療現場の”あるある”なのですが、これが実は難しい、という話を関西風お好み焼きにたとえて説明してみました。 diamond.jp/articles/-/297…
連休中の救急外来は、確かに信じられないほど軽症のコンビニ受診が多いのだが、これを控えてほしいという医療者側の発信が強すぎると、遠慮がちな人ばかりに刺さり、本当に救急受診が必要な人が受診を控えてしまう。 なので私は「受診するかどうか悩む」くらいの人は受診していいと思っています。
人間関係に傷つきやすい人は、理不尽な暴言を投げかけられた時ですら「相手の意図を理解しようと努力してしまう」習慣があるんですよね。 相手の行動に「こちらが納得できる論理」などあるはずがないのに。
実は以前ツイートしたのはこの雑誌の取材のことでした。原稿チェックの際、一文字も修正を入れなかったのは初めてで(普段は面倒くさがられそうなほど手を入れます)、しかも言い回しもあまりにこなれていて、すごいなと思ってよく聞くと医療従事者の国家資格を持った方でした。 twitter.com/keiyou30/statu…
部下に厳しく当たり続け、それでもなお「彼は平気そうだから大丈夫」と言って攻撃をやめない人が昔いた。 心を壊す人は「壊れる寸前」まで「平気そう」に見えるものだし、何より「平気そう」という推測の確からしさをなぜそう純粋に信じられたのかと思う。 他人の心の内は分からない。大前提だと思う。
「がんと診断された時には、仕事についての大事な判断をすぐしないことが大切」 とても重要なご指摘です。 さらに言えば、「予想外の何かが起きて動揺している時や健康上の不安が強い時に重大な決断をしない」というのは大切なことだと思います。 twitter.com/SatoruO/status…
コロナ専門家有志の会(@senmonka21)から、先日承認された「抗原検査」に関する分かりやすい記事が出ています。 「抗体」と「抗原」は似て非なるものですので、見間違えないようご注意です。 なお、引き続き有志の会の発信はチェックされるのがお勧めです。 note.stopcovid19.jp/n/n39ce45e14481
すぐに怒りの感情を爆発させて誰かを怒鳴ってしまう人は、まず第一に「大きな声を出さないようにする」だけでずいぶん実害が少なくなるのではないかと思っている。 情動そのものをコントロールするのは難しいので、まずは声のボリュームから、という。
こちら、我々 #SNS医療のカタチ のメンバーが関わった動画です。 医療情報と向き合う上で重要なミニ動画、ぜひご覧ください。 twitter.com/nhk_kurogen/st…
テレビや新聞が「言いたいことを言ってくれる専門家の発言を優先的に取り上げる」という姿をしばしば見ますが、むしろ「言いたいことを言ってくれた時ほど注意した方がいい」と思います。その発言の確かさをじっくり検討するモチベーションが生まれにくいからです。
80代や90代の方々からよく、同級生や友達が次々この世を去っていくという話を聞く。そんな中で生き生きしているのは「1人でできる趣味」を豊富に持っている人。誰にも頼らず自分を楽しませられる。 体力と知力があるうちに趣味を見つけておくのはとても大事。若いほど新しいことを始める労力は少ない。
忽那先生のYahoo!ニュース記事。 今回も分かりやすいです。 公表された数字を専門家がどう解釈しているか、知っておくことは大切だと感じます。 そもそも数字の解釈って、相当専門的な知識がないとできないものです。「解釈した気分になる」なら誰でもできるんですが…。 news.yahoo.co.jp/byline/kutsuna…
科学の領域で「まだ誰も知らないこと」というのは「まだ真偽が科学的に検証されていないこと」なのだから、その根拠は薄弱。 もしそれを「真なり」と主張するなら、"第三者が科学的に検証できる方法で" 発信しなければならない。 もちろん「SNSやウェブ記事で持論を展開する」は有効な手順ではない。
自分が誰かを指導したり助言したりする立場になってから決めているのが、「頼まれてもないのに他人の人生に口を挟まないこと」なのですが、その理由は、「他人の人生に口を挟む人」の駆動力が善意とか親切心とか正義とかであるがゆえに、やり始めると止められなくなるから、です。
科学の領域で誰かの発言が批判される時、それは「誤りを指摘される場合」と、「正しいか誤りかまだ分からないから断言すべきでないと指摘される場合」の両パターンありますが、そういう考え方に慣れていない人は、後者のケースでのちに「ほら私が正しかったじゃないか」と反論しがちな気がします。
以前紹介したものと同じニュースなのですが、こちらのツイートは正確で慎重な記載を意識されているのがよく分かります。記事の内容も的確ですし、安心です。 いい記事もきっちり拡散していきます。 twitter.com/asahi_apital/s…
薬の飲み忘れを防ぐ豆知識と、気をつけるべきNG例を紹介します。 ①包装に日付を書く→チェックシートにもなるのでオススメ(月は書かず日だけでOK) ②一包化→医療スタッフに要相談 NG例:一錠ずつの切り離しは包装ごと誤飲する人がかなり多いので厳禁! (自分の講演スライドより抜粋)
『すばらしい人体』が漫画になりました。 今回は、「肛門は”実弾”と”空砲”を瞬時に区別できるすごい機能を持っている」というテーマが漫画化されています。 面白いのでぜひご覧ください。 diamond.jp/articles/-/311…
Twitterをやっていて楽しいのは、自分の全然知らないことにめちゃくちゃ詳しい人たちのツイートを見て、「これに詳しかったら、さぞ楽しいんだろうな」と思えること。 で、たいていのことは「詳しければ詳しいほど楽しめる」ということに気づく。
番組の収録では、 「科学的根拠のない危険な医療本や週刊誌の記事を信じてしまう方はいらっしゃるが、実はその背景に標準治療への疑念や医師への不信感が隠れていることもある」 と私は話しました。 その意味でも、「その情報のどの部分に共感できますか?」という問いは大切だと思う。
自分は派手な飲み会や運動部のノリに居心地が良いと思うタイプではないので、今回の懇親会にも参加してませんし、見知った少数の仲間と静かに食事するか、ホテルに戻って一人で本読むか勉強する方が好きです。 こういう外科医も結構多いですよ。一応、書いておきます。
遺伝子という概念すらなかった頃に、メンデルは2万本以上のエンドウマメを交配し、両親の特徴が混ざり合って子の特徴を形作るのではなく、何らかの「粒子」的な単位で情報が子に継承されているに違いない、と考えたのは凄まじい慧眼なのだが、そういう「すごさ」って初学時には気づきにくい。
「教えて!ドクター」チームが作られた役立つシールが紹介されています。 子どもの誤えん・誤飲や、ケガの対処方法、救急車の呼び方などの情報をまとめたシールがローソンのコピー機で誰でも出力できる。目立つ場所に貼っておけばOK。 本当にすごいアイデアです。 nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/20…
個人的に使用するだけなら他の人に迷惑をかけないし、個人の自由と言えばそれまでなのですが、広まるうちに「効果的な予防や対策」より優先する人が増える恐れがあるんですよね。これは、がんに効果のない食品やサプリなども同じ。 なので、こまめに注意喚起される必要はあると思っています。
最近話題のカンピロバクター、細菌性食中毒の中では近年最多で、特に生の鶏肉ではリスクが高い。 厄介なことに、後遺症として1000人に1人がギラン・バレー症候群にかかるとされています。手足の神経が麻痺し、時に呼吸筋が麻痺して呼吸できなくなることもある怖い病気です。 diamond.jp/articles/-/306…