ハチミツを含む食品のパッケージには、「1歳未満の乳児には与えないように」との表示があります。ボツリヌス菌による食中毒のリスクがあるからです。 ボツリヌス菌がつくり出すボツリヌス毒素は強力な神経毒で、自然界最強の猛毒とも言われています。 diamond.jp/articles/-/285…
時事メディカル連載 病院に行ったのに薬の処方や検査をしてもらえなかった時に、「何もしてもらえなかった」と思ってしまう方がいます。 しかし、実際は診察によって「検査や薬が不要であるという判断」を提供した、というケースが多いというお話です。 medical.jiji.com/topics/1575
「一方の言い分だけ聞いても正しい判断にはたどり着けない」というのは誰もが何度も経験することだが、「自分が信じることの正しさを証明するために一方の言い分のみを広める人」がいることも意識しておく必要があると思う。 悪気なく、むしろ正義感に駆られてそうする人もいるから、余計にそう思う。
「体の中に酸素が足りているかどうか」を知る指標となる”SpO2”ですが、これを簡易的に測定できる機器を発明したのは日本人です。 話題に便乗するわけではないですが、豆知識として以前書いた記事を紹介します。 news.yahoo.co.jp/byline/yamamot…
病気で追い詰められた患者さんやご家族を利用する悪質な偽医療はきちんと罰せられるべきですが、とはいえこのタイプのビジネスを完全に根絶やしにするのは難しいと思っています。 やはり「なぜ偽医療にハマってしまうのか」を毎回しつこく言語化しておくことが大切だと考え、今後も発信し続けます。
「最初から何かができる人」は「全然できなかった頃」がないので、「できない気持ち」が分かりにくい。 モチベーションを維持しやすいので努力を厭わず、ゆえに自分を努力家と見なす傾向があり(実際「努力家」ではある)、「私は最初は全然できなかった」とすら思っている。 これが時に不和を生む。
10年前に読んで感動し「10年後に再び読もう」と決めていた本がありました。「10年後の自分がどう読むか」を知りたかったからです。 それが今だったので予定通り読み、同様に感動したことに感動しています。全く内容が色褪せていなかった。 いい本というのはこういう本のことをいうのだと思いました。
「ある特異な状況が生じるには、相応の理由・背景があり、その状況を解決するためには、その理由・背景がなんであるかをきちんと知り、そこから根本的に対応していく必要がある」 全くその通りだと思います。分かりやすい記事です。 news.yahoo.co.jp/articles/4d958…
コロナ禍において摘発された数々の「科学的根拠のない宣伝」と、それに伴う健康被害などについての報告をブログでまとめました。 自らの身を守るためには、科学に強くなり「情報弱者にならないこと」が大切なのだと思います。 keiyouwhite.com/corona-ad
児童向けの絵本ですが、 「こころがくるしくなったら、がんばるのをやすむ」 という教えが入っているのはいいなあと思います。 のちの人生で「がんばる」が大事だと学ぶ機会は多いだろうけど、「がんばるのをやすむ」が大事なことも幼い頃から知っておくといいのだろうなと思う。
「頓服(とんぷく)」という言葉の意味を「痛み止め」だと誤解している人が34%、「解熱剤(熱冷まし)」だと誤解している人が33%いるという調査結果があります。 医療現場でよく使われる言葉でも、実は患者さんに伝わりにくいことがあり、注意が必要だったりします。 medical.jiji.com/topics/1241
Yahoo!ニュースで新しい記事を書きました。 新型コロナウイルス感染症の治療薬に関して、テレビ等で過熱したコメントが見られることも多いと思います。 期待感を持つのは当然のことですが、「薬に関する新たな知見」に触れる際、必ず注意していただきたいことが二つあります。 news.yahoo.co.jp/byline/yamamot…
キュート先生のおっしゃる通り、個別の事例を取り上げて広く知らしめることは、現場に混乱を招くデメリットもあると思います。 むろん注意喚起になるメリットもありますが、「視聴者の興味をひきつける事象を選択的に報道する」というニュースの特性もきちんと知っておいていただきたいです。 twitter.com/cutetanaka/sta…
抗がん剤の副作用というと「脱毛」と「吐き気」を思い浮かべる方が多いのですが、これはドラマや小説の影響も大きいのではと思います。 今や抗がん剤の種類は膨大で、種類によって副作用はさまざまです。脱毛や吐き気の副作用が非常に少ないものもあるし、他の副作用リスクが大きなものもあります。 twitter.com/otsukaman/stat…
「学びたい」という気持ちは、まず何かを学ばないと生まれない。ひとまず何かを学ぶことで、自分の興味や関心の居場所を知る、パズルの中で欠けたピースの存在を知る、という形で次なる学びへの動機が生まれる。 ゆえに最初の「学び」の機会は大切。いい機会に恵まれた人ほど、ますます成長していく。
Twitterに限った話ではないが、時々とんでもない角度から議論に参入して周囲を困惑させたり誰かを攻撃し始めたりする人がいて、真面目な人ほどその発言の中に何らかの洞察とか見識を探そうとしがちだけど、実際には「とりあえず引っかき回したい」以外に何も動機がないケースも割とあるように思う。
今回の番組はネット情報に特化した話題だったが、そもそもスーパーでトイレットペーパーがすっかりなくなった様子をテレビが繰り返し放送した影響はTwitterのデマツイートの比じゃなかったとも思われ、その伝え方について自省的に振り返る必要もあるだろうとは思う。 #フェイクバスターズ twitter.com/keiyou30/statu…
Yahoo!とLINEの経営統合記念特集で、忽那賢志先生のスペシャルインタビューが掲載されています。 とても重要な内容が語られた素晴らしいインタビューだと思います。 events.z-holdings.co.jp/tougou/futurev…
9月1日発売の新刊 「すばらしい人体~あなたの体をめぐる知的冒険」 が手元に届きました。 表紙や中のデザイン、工夫された紙質、開くと分かる面白い付録まで、ワクワクする作りになっています。 ぜひ多くの方々に楽しんでいただければと思います。 amzn.to/3skWVgM
現在、日本人の死因第1位はがんで、全体の約4分の1を占めます。 一方、若い世代の死因一覧を見ると、国民全体の順位には反映されない、全く違った死因が並んでいます。15歳から39歳までの死因第1位は自殺です。 世代別、時代別に視点を変えると、様々な事実が見えてきます。 diamond.jp/articles/-/285…
『市販のかぜ薬について、使用者の65%が「ウイルスを倒す効果がある」と誤解している』 『市販薬は喉の痛みや鼻水、発熱などを抑える成分を配合しているが、ウイルスを倒す効果はない』 CMなどを見ると、風邪の特効薬だと感じる人がいても不思議ではないかも知れませんね。 medical.jiji.com/news/37559
今日はどうしても自慢したいことがある。 大学構内の一番大きな書店に、「京大的作家」という、それはもう"濃すぎる"コーナーがある。 このそうそうたる色紙たちの中に、今日私の書いた色紙が加わった。 本当におこがましいけれど、ここに自分の本が並ぶことこそが、学生時代からの夢だった。
大須賀先生のブログに大切なことが書かれています。 知人ががんになった時に、何とか治療を見つけてあげようとあれこれ調べて助言する方がいます。健康食品やサプリ、ネットや書籍で見つけた治療を勧めたりする。 善意であっても、こういった行為はかえって相手に心理的負担を与える恐れがあります。 twitter.com/SatoruO/status…
そしてバイエル社だと、やはりアスピリンです。 副作用の少ない鎮痛薬を実用化し、初めて大量生産。世界で最も売れた鎮痛薬としてギネスブックに載るほど普及しました。 開発者のフェリックス・ホフマンが、関節リウマチの父のため研究に打ち込んだという逸話が有名です。 diamond.jp/articles/-/282…
「やられたら倍返し」は確かに痛快だけど、「やられたら同じ土俵で喧嘩しない」というのも大事だと思う。 「やり返し」によって生産的な議論が始まるならいいが、悪意のある非難や中傷に対し、同じ土俵まで下りていって「やり返し」ても結局ダメージを負うのは自分だけ、ということもある。