医師は口癖のようによく「様子を見ましょう」と言いますが、その時はこういうケースが多いと思います。 「経過観察」とは、「何もしない」ではなく、「全く治療介入せずに様子を見なくてはならない」という意味なんですね。 medical.jiji.com/topics/616
現在YouTubeの感染症学会公式アカウントでライブ放送中です。 どんな番組よりも安全かつ有用な情報かと思います。 twitter.com/syutoken_sanka…
「一生の間に一人の人間でも幸福にすることが出来れば自分の幸福なのだ」というのは川端康成の言葉。自分のできることを、気負わずコツコツやっていく。きっとそのくらいがちょうどいい。
目の前でコンコン咳をされても、特に目上の人が相手だと、その場で咳エチケットを促したり急に距離を取ったりはしづらい。あるいは"3密"になりそうな会合に誘われて断りづらいケースもあるのではと思う。 一個人が自力で行動を抑制するにも限界がある。みんなが等しく危機意識を持つことが大切。
街中にもネット上にも、とにかくコンプレックスを刺激する広告って本当に多いなと思う。 早く解決したくなるような緊急性の高いコンプレックスは、特に強い購買意欲を生む。判断力が落ちる。 身体に関わるコンプレックスを解消したいと思っている時は、根拠のないエセ医療に騙されやすい瞬間。
医療ドラマには色んな類型があるが、主人公になる医療従事者が「患者さんとの心の距離がかなり近い(近すぎる)人」として描かれるパターンが割と多い。 この傾向は今クールの #アンサングシンデレラ もそうだし、ラジエーションハウスやコウノドリなど、硬派なマジメ系医療ドラマに見られやすい。
「闇落ち」のメカニズム、とても分かりやすいです。そして同じ落とし穴がTwitterにもある。 『もともとは信頼できる専門家だったはずが、テレビに出演して持て囃されているうちに、だんだんと信頼度を落としていってしまうという「闇落ち」のような人もいるという現実』 bunshun.jp/articles/amp/4…
「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」とか「あばたもえくぼ」という言葉が大昔からあるように、気に入らない属性が叩かれていると、その真偽を判断する目は完全に曇って嬉々として拡散し、逆にお気に入りの属性が評価されていれば無批判に肯定してしまいがち。そういうバイアスに自覚的でないといけない。
今の時代、SNSなどによる個人発信が強くなったことで、こうしたメディアの負の側面が可視化されやすくなった一方で、正の側面も可視化されやすくなっているわけで、「本当にいい取材をしていただいた」という個人発信も自分は大切にしたいと思っているし、そうしているつもりです。
体重50キロの人なら、頭は5キロ、足は1本あたり約10キロ、腕は1本4~5キロもあります。 これだけ重いものを毎日私たちは「持ち運んで」います。どうりで、普通に生活しているだけでぐったり疲れるわけです…。 diamond.jp/articles/-/284…
知念実希人先生のインタビュー。 批判のみに終始するのではなく、解決策を提示するとともに、現状の課題を冷静に分析されています。素晴らしい記事だと思います。 news.yahoo.co.jp/articles/a8b31…
「後悔しないように」って大事だけど、時には「後悔してもいい」って発信もあっていいと思っている。いろんなところで見る「後悔しないように」に強すぎる圧迫を感じることがある。 後悔から学べるものもあるし、そもそも後悔のない人生なんてない。
学会と名の付く団体にもいろいろあり、中には怪しげなものがあって迷うことがあるかもしれませんが、これについては「日本医学会分科会に所属している学会がどうか」が一つの目安にはなります。 リストはこちらです↓ jams.med.or.jp/members-s/
逆説的ではあるけど、頭が良くて記憶力がいい人ほど、意外に自らの記憶力を当てにしていない。仕事のできる人はたいてい細々としたことまできちんとメモしていて、記憶を頼りにしない。たぶん、記憶力がいいのではなく、記憶力を過信しない。
何度も言っているけど、テレビの中にもとてもいい番組はもちろんある。 私がよくお世話になっているNHKの番組に出た時、「テレビやマスコミをしっかり批判してほしい」と言われたことが印象的だった。 結局、自己を常に批判的に見つめることができるかどうかが大切なのだと思う。それは我々も同じ。 twitter.com/keiyou30/statu…
消費者庁が健康食品等の表示について注意喚起。 150の事業者で、健康増進法に違反するおそれのある虚偽・誇大表示があったとして文言をリストアップしています。 何らかの「治療」や「予防」を目的としてお金を払うなら慎重に扱うべきキーワードだと思います。 hfnet.nibiohn.go.jp/contents/detai…
「見栄は張るな。生きづらくなるぞ」 これはある恩師に言われた言葉だけど、確かに有能な人は見栄を張らず、決して自分を大きく見せたり偉ぶったりしない。それは謙虚だからというより、「見栄を張ることのデメリット」を賢く理解しているからかもしれないなと思う。
実はお腹の中には臓器がぎっしり詰まっているわけではなく、スペースに余裕があります。 腸はある程度自由に動けるので、逆立ちすると腸は頭側にドサっと移動しています。意外に知られていない事実です。 diamond.jp/articles/-/295…
私は本が大好きです。 だからこそ、書店や図書館に「誰かの健康を奪いかねない本がたくさん置かれている」という現実は、残念でならないと思っています。 このテーマをテレビ番組が扱って問題提起してくれるのは、本当にありがたいことです。
なお、小児科医の先生からの補足説明はぶら下げておくべきと感じたので、ここに引用RTさせていただきます。 twitter.com/oshietedoctor/…
明日23日午前10時~、初めての医療イベント「SNS医療のカタチTV」 #やさしい医療 生放送です。YouTubeチャンネルで誰でも視聴できます。 youtu.be/MgElxDhfcKQ テレビ番組制作のプロフェッショナルの方々が、ガチの本物を作ってくださっています。 ほんとに「本物」です。 完全にテレビ番組です。
感染症専門医、忽那先生の取材記事です。 「メディアは、今回の新型コロナウイルス感染症報道でも、過剰な表現をしがちで、中には間違った情報を発信している場合もある」 bunshun.jp/articles/amp/3…
「真実のサンドイッチ」 デマがあったことを報じる時、デマをタイトルにしたり、デマから説明を始めたりするとデマだけが印象に残る(そもそもタイトルだけ見て記事を読まない人や、記事を途中までしか読まない人もいる)。 そこで、まず事実を伝え、間にデマの説明を挟み、最後にもう一度事実を伝える。
「そんないい加減な本,信用できるわけないでしょう」 「標準治療が一番いいに決まってるでしょう」 などと真正面から否定した瞬間,信頼関係は壊れてしまう。 相手は自分の目の前から去り、他に「自分を肯定してくれる誰か」を探すでしょう。 「否定」や「糾弾」だけでは何も生まれない。
患者さんの病歴や病状のような個人情報は、原則ご本人、および(同意を得た上で)ご家族にしか伝えません。 知人や職場等の関係者、その方々を取材する報道機関が手にする情報は、伝言ゲームのように確度が落ちています。 他人の病気に関する情報は「そういうものだ」と思っておく方がいいと思います。