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あえて言うまでもないけれど、「かつて自分がした辛い体験を後輩にはなるべくしてほしくない」と思う人が多い場所では後輩は働きやすいし、「かつて自分が体験したのと同じくらい辛い思いを後輩にも味わわせるべきだ」と考える人が多い場所では後輩は働きづらい。
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「自分で調べたらこうだった」「医者にこんなこと言われた」という医療情報発信は、特に"意外性の高いもの"は爆発的に拡散します。
親切心はありがたいのですが、残念ながらごく一部の人にしか当てはまらず大半の人の誤解を招く、という性質のものも多いです。
この種の情報には慎重に接してください。
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病気になった患者さんのご家族の中には、「私が〇〇しておけば良かったんじゃないか」「私が〇〇しなかったせいじゃないか」と強く責任を感じてしまう方もいます。
医学的に何の誘因もなく、"全くもって防ぎようのない病気" がむしろ多くある、ということは知っておいていただきたいと思っています。
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昔、父に分からない言葉を質問したら「辞書を持ってきてここで引きなさい」と言われ、何度も辞書を引かされていた。
当時は嫌々やっていたが今は感謝している。
良かったのは「知識が増えたこと」より、「分からないことを分からないままにするのが気持ち悪いと感じるようになったこと」にあると思う。
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趣味も、「楽しむ技術」みたいなものはやっぱり「習得する」必要があって、身体機能の落ちた老後だとそのコストはぐっと大きくなる。
心身ともに柔軟な若い頃こそ、あれこれかじって一人でできる趣味を増やせるチャンスだと思う。
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同じ病気を持つ知人から「私は〇〇の治療をしているけどあなたはなぜ別の治療を?」と言われ不安になってしまう人がいますが、同じ病名の知人は「病名しか同じでない知人」だと心得た方がいいです。
総称が同じでも細かな分類が違ったり、同じ病気でも状態に応じて治療が全く違うこともあります。
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医療デマには要注意、ということで、医療に関して正確な情報を仕入れるための一つの手段として自分のサイトで医療情報サイトリンク集を作っています。
ぜひご参照くださいませ。
keiyouwhite.com/guideline-for-…
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昔を思い出すと、仕事中一緒にいて最も心理的に安心感があったのは「今日は機嫌がいいか悪いかを気にしなくていい先輩」だったから、後輩が増えたいま自分も気をつけている。
人の気分なんて当然一定ではないものだが、その浮き沈みが周囲にネガティブな影響を与えないよう制御するのが大人だと思う。
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ブログ更新
医療デマに惑わされ、健康被害を受けてしまう人はたくさんいます。また、家族や友人がデマを信じ込んでしまい、どうすればいいのか分からないと悩む人もいます。
誤った情報を信じてしまう人が陥りがちなポイントとして、7つのバイアスを紹介してみました。
keiyouwhite.com/information-10
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前にも書いたのだが、誰かの発言を批判するなら、
「その発言の裏に自分の思いもよらぬ配慮とか思惑があるのではないか」
と一度は疑ってみた方がいいと思う。
たいてい相手も呆れて嘆息するのみで「理解の浅さ」を丁寧に指摘してくれるとも限らないし、結局反射的に浅い批判を続ける羽目になる。
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Twitterに関するネガティブなニュースを見たけど、どんなSNSであっても、感情が波立つ時はいったん距離をおくのがいいと思う。気づかないうちにメンタルを消耗してひどく疲れていく。TLにおける大半の事象は自分の人生に1ミリも影響はないが、その事実はSNSにどっぷり浸かっている時ほど見えにくい。
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もしかして、自分が外科系の医療ドラマを見る時のちょっと微妙な気持ちって、銀行や証券会社の方が半沢直樹を見る時の気持ちに似ているのだろうか。
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もちろん「不安な時はネット情報に頼らず医師に相談を」が原則です。
とはいえ、軽く情報を調べてみたい、という程度の時にまで毎度受診する、というのもまた現実的ではないと思います。
ですので、学会サイトは一つのツールとして知っておくとよいと思っています。
medical.jiji.com/topics/1544
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専門外の領域に対する姿勢では、知識人は3タイプに分かれるような気がしている。
・口は災いの元と言わんばかりに専門外の領域にはあえて口を出さずに黙する人
・専門外の領域で浅い私見を展開して地雷を踏み続ける人
・専門外にもかかわらず恐るべき理解力で正確な情報発信を行う切れ者
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忽那先生のインフルエンザに関するタイムリーなYahoo!ニュース記事です。
「今年は世界的にインフルエンザの患者数が減少しているらしいけど、ワクチンはどうすればいいの??」と思う方はぜひ読んでみてください。とても分かりやすいです。
news.yahoo.co.jp/byline/kutsuna…
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@Hopeonkobe アレですね。あの描写は特に誇張でもないです。
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仕事柄、人体に起こる「不可逆的な老化」を日々実感する。たとえ健康な人でも、何十年と使い古した体にはダメージが確実に蓄積していて、その多くは「元通り」には回復しない類のもの。少しずつ一方向に摩耗する。
常に「今の若さ」だからこそできることがあるのだと痛感する。今を大切に。
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心がしんどい時は趣味を楽しんでリラックスしよう、みたいな話はよく言われるけど、「趣味を楽しむ」ためにはむしろ心にそれなりの余裕が必要だと思う。
心にゆとりがある時に、その時間の質を高めてくれるのが趣味である気がする。
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「東京都八王子市の私立幼稚園で、園児の4歳男児が給食で出されたブドウを喉に詰まらせ死亡」
「ブドウは直径約3センチで、丸ごと1粒が男児の喉から見つかった」
本当に辛いニュースです。
とにかく細かく切ること。
1個そのまま口の中に入れるのは絶対NGです。
jiji.com/jc/article?k=2…
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「コロナ」というのがもはや一つの病気を表す言葉として使われていることにずーっと軽い違和感はあって、病原体としてのコロナウイルスならSARSもMERSもコロナだし普通の風邪の一部もコロナなのだから、他に誤解を招かない、正式名称ほど言いにくくない通称があったらよかったのになぁなどと思ったり…
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忽那先生の新しい記事です。
「緊急事態宣言以降、全国で新型コロナの症例は減少していますが、まだまだ油断できません」
典型的な症状、病院を受診する目安や注意点など改めてご確認を…。
news.yahoo.co.jp/byline/kutsuna…
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「上から目線」って必ず透けて見える。心の中で何となく誰かを見下している人は、無意識に、言葉の端々にそれが現れてしまっている。自覚なく、悪気なく現れるから怖い。
自戒を込めて書く。
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リスク管理の観点では、「ミスが起きないよう気をつける」とか「問題が起きないよう注視する」は「対策」にならないんですよね。ヒューマンエラーはゼロにできないので。
人命に関わる場合などは特に、「エラーが起きても有害なトラブルにはつながらない仕組み」が必要。
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がん手術の延期や治療体制の縮小がやむを得ず行われる中、やはり懸念されるのは、何年も後に振り返って初めて「あの頃がんにかかった人たちの予後が他の時期と比べて悪かった」と分かるかもしれないということ。
医療の逼迫は目立たない形で命を縮めうる。それが怖い。
asahi.com/articles/ASNCW…