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これから同様のことが起こらないよう、大塚先生のこの記事はぜひ読んでいただきたいです。
テレビの力は絶大で、医学の歴史が丁寧に慎重に積み上げてきたものを一夜にして破壊できます。
医療従事者や患者さんたちにとって、つらく苦しい瞬間です。 twitter.com/otsukaman/stat…
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Yahoo!ニュースで記事を書きました。
「正露丸がアニサキスの特効薬?」というニュースが話題になりました。とても興味深い話だと思いますが、注意したい点が3つあります。
・あくまで基礎研究の結果
・アニサキス症かどうかは自力で判断できない
・何より大切なのは「予防」
news.yahoo.co.jp/byline/yamamot…
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大手製薬企業が時代を変える薬を作った話は面白いのですが、ファイザーと言えばやはりペニシリン。
兵士の傷の感染になす術がなかった時代にペニシリンを大量生産、1944年のノルマンディ上陸作戦では連合軍兵士全員分のペニシリンが供給され、その9割はファイザー製でした。
diamond.jp/articles/-/282…
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そしてバイエル社だと、やはりアスピリンです。
副作用の少ない鎮痛薬を実用化し、初めて大量生産。世界で最も売れた鎮痛薬としてギネスブックに載るほど普及しました。
開発者のフェリックス・ホフマンが、関節リウマチの父のため研究に打ち込んだという逸話が有名です。
diamond.jp/articles/-/282…
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この流れでもう一つ書くなら、イーライリリー社のインスリンです。
犬の膵臓からインスリンを初めて単離したフレデリック・バンティングらは、リリー社との産学連携によってインスリン製剤の大量生産を実現します。インスリン製剤は、短命だった1型糖尿病患者の命を救い、まさに歴史を変えました。
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とにかく「何に役立つか」なんて露ほども考えず、すこぶる面白い本や漫画を興味のままに読みまくってひたすら楽しんできた人は、たいてい気付かないうちに思考の奥行きは深くなっているように思う。あとやっぱり語彙力も豊富。私見ですけれど。
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人間関係に疲れやすい人は、無意識に他人に対して「こういう人であってほしい」という欲求を”強めに”持っている傾向があるように思っていて、これは悪いことでも何でもないと思うのだが、少なくともこの種の欲求を一切持たないタイプの人は日常のストレスが少ない。
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時と場合によるけど、ミスをした後輩を厳しく叱るということは自分の場合は基本なくて、それは優しくしたいというより、単に自分もミスをするので声高に責めたら後で恥ずかしい思いをするから、というのが大きい。
ミスを減らす方法を一緒に考えよう、と言うのが自分にとって安心感がある。
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体重50キロの人なら、頭は5キロ、足は1本あたり約10キロ、腕は1本4~5キロもあります。
これだけ重いものを毎日私たちは「持ち運んで」います。どうりで、普通に生活しているだけでぐったり疲れるわけです…。
diamond.jp/articles/-/284…
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科学の歴史を学ぶ時に一番ワクワクするのは、「理論的には存在するに違いないが今はその存在を確認する手段や技術はない」という「何か」の存在に初めて気づいた人の天才性に触れられることだと思っていて、医学だとたぶん「遺伝子」がその好例かなと思う。
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もちろん当時の技術で視認できる「何か」を発見する人もすごいのだけど、凡人からすれば、目には見えないけれど精緻な理論を組み立てた結果「存在しないとおかしい」と断言できた人の美しい才能には心を奪われる。
本人には、確実に、ありありと「見えて」いたんだろうなあと。
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現在、日本人の死因第1位はがんで、全体の約4分の1を占めます。
一方、若い世代の死因一覧を見ると、国民全体の順位には反映されない、全く違った死因が並んでいます。15歳から39歳までの死因第1位は自殺です。
世代別、時代別に視点を変えると、様々な事実が見えてきます。
diamond.jp/articles/-/285…
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ハチミツを含む食品のパッケージには、「1歳未満の乳児には与えないように」との表示があります。ボツリヌス菌による食中毒のリスクがあるからです。
ボツリヌス菌がつくり出すボツリヌス毒素は強力な神経毒で、自然界最強の猛毒とも言われています。
diamond.jp/articles/-/285…
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仕事柄、人体に起こる「不可逆的な老化」を日々実感する。たとえ健康な人でも、何十年と使い古した体にはダメージが確実に蓄積していて、その多くは「元通り」には回復しない類のもの。少しずつ一方向に摩耗する。
常に「今の若さ」だからこそできることがあるのだと痛感する。今を大切に。
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最近の医療ドラマでは、かなりリアルな手術器具が使われます。滅菌して繰り返し使用する金属製の道具から、使い捨ての高価なデバイスまで本物が登場します。
ちなみに、スマホや家電が進化しているのと同様に、手術に用いる電気的デバイスもものすごい速度で進化しています。
diamond.jp/articles/-/286…
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学生の頃、初の手術見学で驚いたのは、ドラマのように外科医が「メス!」と言い放つのではなく、「じゃあメスくださーい」と言ったことです。そして実際の手術はドラマより地味で淡々と進み、安全に遂行される。
あの「脱力感」に、プロとしてのカッコ良さを感じたものです。
diamond.jp/articles/-/286…
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ちなみに「TOKYO MER」の手術シーンは、使われる言葉やトーン、雰囲気すべて非常にリアリティが高く、あれほどのレベルに到達するのに俳優さんたちはどれほど努力されたのだろうと感嘆しましたが、その主人公、喜多見先生はいつも「メスくださーい」で、淡々と手術を進めていたのが印象的でした。
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時事メディカル連載
点滴の時は「針が刺さったまま」と思われがちですが、実はそうではありません。多くの場合、点滴中はやわらかい管が血管内に入っているだけで、針は抜けています。
こうした知識を持っているだけで、少し不安が軽減するかもしれないと思い書きました。
medical.jiji.com/topics/2356
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前にも書いたけど、医療ドラマごとに「専門的な内容の扱い方」を比較すると面白い。
ドクターXはリアリティより分かりやすさ優先、専門用語は少なめで、毎回大門の手術を解説してくれる役回りのキャラが必ずいるうえに、テロップとイラストまで表示される親切さ。視聴者を置き去りにしない配慮がある。
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一方、コード・ブルーやTOKYO MERでは脚本に高いリアリティが追求されていて、本物と同じレベルで専門用語はそのまま使用され、解説はかなり少なめ、テロップやイラストもない。視聴者をガンガン置いてきぼりにするが、これがかえってスピード感、臨場感を生み、ドラマの魅力を高めている。
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ドクターX、コード・ブルー、TOKYO MERがいずれも視聴率として成功しているところを見ると、「分かりやすくて面白い」だけでなく、「何を言っているのか分からない、ところどころついていけないけどすこぶる面白い」もアリで、いずれにしても熟慮の上、絶妙なバランスで作られているのだろうと思う。
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これまで多くの医療ドラマを分析してきたけど、コード・ブルーとTOKYO MERは、手術中のスタッフの動きや言葉の使い方において「本物の完コピ」が意識的に目指されている点で共通していて、実際本職が見ても「ここまでやるか」と驚くほど細かいこだわりを随所に見ることができる。 twitter.com/keiyou30/statu…