「東京都八王子市の私立幼稚園で、園児の4歳男児が給食で出されたブドウを喉に詰まらせ死亡」 「ブドウは直径約3センチで、丸ごと1粒が男児の喉から見つかった」 本当に辛いニュースです。 とにかく細かく切ること。 1個そのまま口の中に入れるのは絶対NGです。 jiji.com/jc/article?k=2…
明日からdelete Cという企画が始まります。 "C"はCancer(がん)の頭文字。各参加企業の商品から各々の形でCを消した写真をハッシュタグとともに投稿すると、がん治療の研究に寄付が贈られる仕組みです。 FBでは明日からCを消す専用フィルターも使えます。 #deleteC大作戦 例↓(本番は明日から) twitter.com/deleteC_/statu…
delete Cの着想は、世界有数のがん専門施設MD Anderson Cancer Centerのロゴマークから。 mdanderson.org 日本は研究への寄付が米国より遥かに少なく、研究に注がれるお金そのものも少ないことが知られています。研究には多額のお金がかかる。 deleteCはこの現状に一石を投じる取り組みです。
ホームページにあるように、対象となる企業は、 コクヨさん@kokuyo_st サントリーさん@suntory オンコロさん@oncolo_ct Join’t M’sさん@hayamajunna ニチバンさん@NichibanL シャイニングアークスさん@ShiningArcs delete-c.com/post
坂本昌彦先生が、子どもの窒息事故について記事にしてくださっています。 『多くの事故は親がそばについて食事をしている中で発生しています。「目を離さないで」「気をつけて」では事故を減らせません』 『窒息の場合、蘇生のチャンスは最大9分とされ、すぐに処置が必要』 news.yahoo.co.jp/byline/sakamot…
自分の専門外の科の先生らが発信する言葉を見ると、長年多くの患者さんを実際に診てきた人の洞察力、推察の鋭さが垣間見える。 こういう方々を日々見ていると、「文献や教科書を大量に読みこんで知識を身につければ専門家に対抗できる」などとは微塵も思えない。
ミスのない人間はいない。ヒューマンエラーは必ず起きる。 だから「エラーが起こらないよう気をつける」は対策にならない。 「エラーが起きても有害なトラブルにつながらないようにする」ための対策、仕組み作り、習慣づけが大切なのだろう。
「エラーが起こらないよう気を付ける」"だけ" では対策にならない、に訂正しようと思う。 ケアレスミスを減らす努力も当然ながら大切だし、エラーが起きた原因をのちに振り返って考察することは重要。 でもこれだけではトラブルが防げないのもまた事実…。
繰り返しお伝えしているのですが、各種学会の公式サイトには、一般向けに分かりやすくて信頼できる情報集が載っています。 これらがあまり知られていないのは、ググっても上位に表示されないことが多いからです。 ググる前にまずは学会サイトへ、という検索行動は一つのオススメできる手法です。
もちろん「不安な時はネット情報に頼らず医師に相談を」が原則です。 とはいえ、軽く情報を調べてみたい、という程度の時にまで毎度受診する、というのもまた現実的ではないと思います。 ですので、学会サイトは一つのツールとして知っておくとよいと思っています。 medical.jiji.com/topics/1544
最初のツイートは、皮膚科学会、耳鼻咽喉科学会、産科婦人科学会、乳癌学会のサイトです。いずれも、非常に分かりやすく使いやすいです。 なお、がん全般で調べたい時は、国立がんセンターの「がん情報サービス」がオススメです。多くの医師が口を揃えてお勧めするサイトです。
以前からしつこく紹介していますが、学会や公的機関関連の信頼できるサイトのリンク集をこちらに作っています。営利目的のサイトよりはこちらの方が安全です。 ぜひご利用ください。 keiyouwhite.com/guideline-for-…
学会と名の付く団体にもいろいろあり、中には怪しげなものがあって迷うことがあるかもしれませんが、これについては「日本医学会分科会に所属している学会がどうか」が一つの目安にはなります。 リストはこちらです↓ jams.med.or.jp/members-s/
Twitterに限った話ではないが、時々とんでもない角度から議論に参入して周囲を困惑させたり誰かを攻撃し始めたりする人がいて、真面目な人ほどその発言の中に何らかの洞察とか見識を探そうとしがちだけど、実際には「とりあえず引っかき回したい」以外に何も動機がないケースも割とあるように思う。
9月9日から始まった"delete C"、かなりの数の投稿が集まっているようです。 がんに関心が集まっているこの機会にリレー連載を企画してみました。第一走者は私です。 がんの研究についてみんなに知って欲しいこと #deleteCリレー連載 (1/8)|外科医けいゆう/Takehito Yamamoto note.com/keiyouwhite/n/…
「上から目線」って必ず透けて見える。心の中で何となく誰かを見下している人は、無意識に、言葉の端々にそれが現れてしまっている。自覚なく、悪気なく現れるから怖い。 自戒を込めて書く。
バズっているツイートに強く心を動かされ、何か行動に移そうと思ったとき(何かを実践する、購入する、誰かに伝える、拡散に協力する、など)は、その前にリプ欄を見るのを習慣にした方がいいと思っています。 そうすることで、自分が傷ついたり、誰かを傷つけたりするリスクは減ります。
大須賀先生の記事、大事な内容です。 抗がん剤にまつわるデマは本当に多い。 元気な時なら「そんなはずないだろう」と笑えるような話でも、自分や家族が当事者になると冷静な判断は難しいものです。 だからこそ、日頃からこうした発信に触れておくことは大切です。 news.yahoo.co.jp/byline/osukasa…
がんになった患者さんが、ひとたび科学的根拠のない治療にのめり込んでしまうと、もとの道に戻るのは相当難しいです。 正しいと信じて取り組んでいる行為を「中断」することは、ご本人や家族にとって身をよじるほど不安だからです。 とにかく、気持ちに余裕のある元気な時からの情報収集が大切です。
デマを完全に信じ込んでしまった人には、いくら熱心に説得しても逆効果のことが多いです。逆に、どんな時もデマには惑わされない、リテラシーの高い人もいます。 でも多くは、不安や恐怖を前にするとデマを信用してしまいかねない中間層だと思います。だからこそ発信する意味があると信じています。
先日プールで泳いでいたら、隣のレーンのスクールに遅刻してきた子が先生から「もっと申し訳なさそうにしろ!」と怒鳴られていて少し気の毒だった。感情表現が得意でない子もいるだろうし、大切なのは「申し訳なさ"そうに"できるスキル」より、何か声に出して挨拶できることではないだろうかと思った。
ストレス耐性が強そうな人を見ると、実は「メンタルが強い」というよりは、「自分のメンタルに害を与えそうな人と距離を取るのがうまい」ということに気づく。 メンタルの強さそのものに大差はなくても、ダメージを予見し回避できれば消耗しにくい。 なお、自分はあまり上手くない。
何かができない原因を安易に「意志が弱いこと」に求めると、「強い意志を持つべき」みたいな身も蓋もない解決策しか出てこなくなる。 でも本来「意志を鍛える」なんて最も難度の高い取り組みで、むしろ習慣とか環境とか仕組みとか「意志以外の要因から潰していく」方が効果的だと思う。
「誰かに読んでもらうこと」を目的に文章を書く時は、どんな人に読んでもらいたいかを常に想像するのが大切だと思っています。 例えばものすごく長い文章は「長い文章を読むのが苦にならない人」しか読まないので、そういう人(長文で情報収集するのが得意な人)に届けたい話がある時は長くします。
小中学校の頃の体育の授業では、運動が苦手な子に何とか「苦手の克服」をさせようとして、かえって運動嫌いになる子がいたように思うが、将来の健康維持のためには運動「能力」よりも運動「習慣」が大切で、得意でなくても運動を「苦痛なく続けられること」に意味があると医師になって強く感じている。