しかし、「ニュースになるほどの案件」は氷山の一角。 医療、健康問題に多くの人が注目する状況をビジネスチャンスと捉える人は多くいる。 不安な時に何に頼るか。「不安じゃない時」から考えておく必要がある。 適切な医療を受ける機会が損なわれないよう、私はこれからも情報発信を続けていきます。
Yahoo!ニュースで新しい記事を書きました。 薬のシートを1錠ずつ切り離し、これを誤飲する事故(特に高齢者)は非常に多いです。発見が遅れて重症化することも。 飲み忘れを防ぐ対策として油沼さん(@minddive_9)の漫画を掲載させていただき、解説しました。 news.yahoo.co.jp/byline/yamamot…
忽那先生の記事。 本件が世界的なコンセンサスにどう影響を与えるか、何を学ぶべきかが極めて分かりやすく述べられています。 何より冒頭からすごい→『New England Journal of Medicine(NEJM)、Lancetという2大臨床医学誌(少年誌で言えば少年ジャンプと少年マガジン)』 news.yahoo.co.jp/byline/kutsuna…
この記事に対して、「認知症って怖いね」といったコメントが数多くありましたが、認知症でなくても、それどころか高齢者でなくても、若い人でも誤飲するんです。 患者さんの年齢を問わず、多くの医療者がこういうPTP誤飲症例を何度も経験しているので、誰しも注意が必要だと思っています。
論理的に物事を考える習慣のある人は、理不尽な非難を受けても「何か正当な理屈があるはずだ」「自分に何か非があるはずだ」と思いがちですが、何の考えも理屈もなく「ただ嫌い」とか「ただ気に入らない」といった理由で他人を中傷する人もいるんですよね。
次回は6/14です。 ご登壇いただくのは、ベストセラー「薬局ですぐに役立つ薬の比較と使い分け100」「OTC医薬品の比較と使い分け」などの著者として知られる、薬剤師の児島悠史先生(@Fizz_DI)です。 twitter.com/SNS41010441/st…
今日の最後にお話ししたこと。 がん患者さんの中には、自力でがんの情報を調べに行く前に、家族や親類から医学的根拠のない治療や商品などを勧められ、適切な治療機会を失ってしまうケースが実は多い。 情報発信は、「がん患者さんの家族となりうる人」にも届けたいという思いでやっています。
自分も割とそうなんですが、「他人の機嫌の良し悪しの原因をまず自分の中に探す人」は、常に神経を研ぎ澄ましているので疲れやすい、というのがあると思います。 なので、逆に自分がそういうタイプの人と接する時は、「機嫌良さそうにすること」が大切だと思っています。
一般論としてですが、各医師の発言から、ある事象に対して「賛成派」「反対派」と区別することは大きな誤りを生みやすいので注意が必要だと思っています。その理由を二つ挙げます。
よく話題になることですが、医療関係(特にがん)の書籍には体験談が主体のものが多いです。体験談の発信を否定するつもりはもちろん全くありませんが、「信頼性の高い情報を収集したい」という読み手にとっては、たとえ専門家でも「個人的な体験」に科学的根拠は乏しい、という意識は必要だと思います。
多目的トイレは、人工肛門や人工膀胱を持つ方が排泄物を処理したり、装具や腹部を洗浄したりする「オストメイト対応トイレ」となっているところも多く、そこにはオストメイトマークが表示されています。街中でよく見かけますが、知らない方は多い。 この機会にぜひとも知っていただきたいと思います。
新刊「医者と病院をうまく使い倒す34の心得」発売まであと1週間です。 一足先に本が届いたので、目次を一部お見せします。 なるべく気軽に読める医療本にするため、Q&A形式にしました。医療を上手に利用するテクニックをぜひ! Amazon: amzn.to/2U0QiQW 楽天: a.r10.to/hIpkVc
人工肛門(人工膀胱)を持つ方は日本に約20万人いるとも言われますが、その実態はあまりに知られていません。服を着ていると外観では分かりませんし、人工的な器械が入っていると誤解している人すらいます。 今後もオストメイトに関しては繰り返し啓発します。 詳しくは週末Yahoo!ニュースに書きます。
なお、私は外科医として人工肛門を作る手術を何度も行っていますが、私自身はオストメイト(人工肛門や人工膀胱を持つ人)ではありません。実際の日々の大変さ、具体的な生活などについては分からない点も多いと自覚しています。その点は医師として、できるだけ患者さんから学びたいと思っています。
よくイライラして周囲の空気をピリピリさせる人が、「自分は感情の起伏を表に出さないようにしている」と言うのを聞いて驚いたことがある。 私も短気な自分の性格が好きではないが、少なくともそれを自覚はしていて、周りに迷惑をかけないよう注意はできるからまだ良い方かなと我ながら思っている。
ほむほむ先生がYahoo!ニュースで蚊に刺された時の対処法(他にクラゲやムカデに関しても)を、科学的根拠をもとに丁寧にまとめてくださっています。 身近な物事ほど「体験談」に頼りがちですが、いつも出典の明示された情報を優先することが大切です。 twitter.com/ped_allergy/st…
「標準治療が大切」と発信すると、時々「標準治療でも治らない人がいる」という反論があります。 標準治療は「現代医学で到達できる範囲内でのベスト」。「目指せる地点」を医師ー患者間で共有することが大切だと感じます。 この問題は、以前Yahoo!ニュースで書きました↓ news.yahoo.co.jp/byline/yamamot… twitter.com/SatoruO/status…
人工肛門(人工膀胱)に関して、Yahoo!ニュースで記事にしました。 オストメイトのことは、あまりにも知られていません。 入浴は普通にでき衛生上の問題もないのですが、温泉施設では他の客からのクレームで入浴を拒否されるという事例が各地で起こります。残念なことです。 news.yahoo.co.jp/byline/yamamot…
自分が「やさしい医療情報発信」にこだわるのは、かつて強い言葉で発信して激しく非難や中傷を受けた時、『情報発信にこういう反発はつきものだからこれに耐えるメンタルが必要だ』なんて言うなら決して後進は続かないと思ったから。 後輩が「やってみたい」と思ってくれるような手法を考えたかった。
努力を重ね経済的にも成功した人が、家族が病気になった時「大切な人を守るためなら金は惜しまない。何のためにこれまで努力してきたというのか」と大枚をはたく決意をすることがある。だからこそ、健康保険制度の整った日本では「効果が確かな治療ほど安い」という事実を発信し続ける必要がある。
息子(幼稚園児)の大好きな本。 このRPGっぽさが超お気に入りの様子。何度も何度も繰り返し読んでいて、薬の名前やワクチンのこと、細菌とウイルスの違いなど、すごく詳しくなっている。 自分自身も、情報発信するものとして大きなヒントをもらっている本。 amzn.to/3dfxX9r
こちらの本です。いくつかシリーズ物になっています。 自分もこういう子供向けの本を作りたい。いや、作る。 amzn.to/2Nf5sxT
Yahoo!ニュースで新しい記事を書きました。 「脂肪肝」という病名だけはよく知られていますが、それが時に生命の危険を及ぼすリスクについては、ほとんど知られていません。 今回は消化器内科医のふろ先生(@doctorhirosan)に監修していただき、分かりやすくまとめました。 news.yahoo.co.jp/byline/yamamot…
私の新刊単行本を買ってくださるフォロワーさんでも、もし私が「血糖値が確実に下がる!けいゆう体操」とかいう本を出しても誰も買わないだろうと思う。そんな単純な方法で健康問題が解決するはずがないことを知っているからだ。 では、売れるのはどちらだろうか?もちろん「けいゆう体操」の方だ。
Twitterでよく見る「病院での体験談」、つまり「こんな病気で〇〇という治療をした」「医師からこんなことを言われた」という善意の情報提供を目的とした投稿は、意外性があるとバズりやすいのですが、「体験談ほど誤解を招きやすいものはない」という点にも注意が必要です。 medical.jiji.com/topics/1487