ウェブ記事を書く専門家がしていることはとてもシンプル。 確度の高い情報を、一つ一つ出典を明示して発信する。私見や憶測は「まだはっきりと分かっていませんが」と枕詞をつけ、科学的根拠の確かな情報ときっちり区別する。 テレビや書籍等でもこういう手順は大切ではないかと思う。
個人的に使用するだけなら他の人に迷惑をかけないし、個人の自由と言えばそれまでなのですが、広まるうちに「効果的な予防や対策」より優先する人が増える恐れがあるんですよね。これは、がんに効果のない食品やサプリなども同じ。 なので、こまめに注意喚起される必要はあると思っています。
これ本当に重要なので、ぜひ知っていただきたいです。 ただ、こういう商品は、効果を強く信じている方に対してその行為を否定すると不快な思いをさせたり強く反論されたりすることもあり、指摘が難しかったりします。 テレビなどで繰り返し注意喚起されれば変わるかもしれませんが…。 twitter.com/cutetanaka/sta…
誰かが既に言っていたことや、自分が過去に言ったことがある内容を何度も繰り返す、という「しつこさ」は大切だと思います。 何度も同じことが繰り返し発信されたり、いろんな人の口から同じことが発信されたりすることで、その物事の大切さが自然と伝わり、発信の価値が高まると思います。 twitter.com/ent_univ_/stat…
忽那先生の新しい記事です。 「緊急事態宣言以降、全国で新型コロナの症例は減少していますが、まだまだ油断できません」 典型的な症状、病院を受診する目安や注意点など改めてご確認を…。 news.yahoo.co.jp/byline/kutsuna…
「コロナ」というのがもはや一つの病気を表す言葉として使われていることにずーっと軽い違和感はあって、病原体としてのコロナウイルスならSARSもMERSもコロナだし普通の風邪の一部もコロナなのだから、他に誤解を招かない、正式名称ほど言いにくくない通称があったらよかったのになぁなどと思ったり…
これは以前からとてもおもしろい事実だと思っていて、日本人は「眠い」と「疲れた」を確実に区別しているし、間違いなく"異なる状態"だと思っているけど、「そう思っているから異なる表現がある」のではなく、「異なる表現があるからそう思う」のではないかと。 twitter.com/AmericanT_Laur…
この仕事をしていると、昨日まで全く元気にしていた人の命が突然に奪われてしまう、そんな例を何度も目にすることになる。 「生」というのは、一見何気なく享受しているようで、実は想像以上に脆く、はかない。 「今日を生き延びた」という事実は、一見当たり前のようで、実は想像以上に尊い。
Twitterで毎日紹介されるように、ネット上には良質な医療コンテンツは結構多くて、それらを定期的に読めば大きな誤解に陥るリスクは低いのですが、一定数いる「分かりたくない人」「納得したくない人」には、どんなに分かりやすい発信でも決して届かないというジレンマがあるんですよね。
ブログ更新 Twitterでも時々話題になりますが、 「医療従事者はよく右と左を言い間違える」 というお話。 いきなり何を言い出すのか、と思ったかもしれませんが、試しに読んでみてください。 keiyouwhite.com/right-left
この連ツイを、ぜひ読んでいただきたいです。 『全国に緊急事態宣言が発せられました4月16日、緩和ケア病棟の風景が一変しました。あの日から、いくつかの緩和ケア病棟では家族が患者に会う自由がなくなりました。 新型コロナウイルスの感染予防のために、面会制限が行われるようになったからです』 twitter.com/MedicineSun/st…
真っ当な批判を度々受けても意に介さず「のれんに腕押し」状態の人を見て思うことがある。 実は誰しも「発言内容に対しての批判ではなく私という人間が嫌いだから何を言ってもケチがつくのだ」と思いこむことによって身を守ろうとする習性があるのではないかということ。これは自戒をこめて言いたい。
コロナ専門家有志の会(@senmonka21)から、先日承認された「抗原検査」に関する分かりやすい記事が出ています。 「抗体」と「抗原」は似て非なるものですので、見間違えないようご注意です。 なお、引き続き有志の会の発信はチェックされるのがお勧めです。 note.stopcovid19.jp/n/n39ce45e14481
時事メディカル連載 幼い頃にかかりつけの小児科医がドイツ語でカルテを書いていたのが印象に残っていますが、今ドイツ語でカルテを書く医師はまずいません。なぜでしょうか? ちなみにドイツ語由来の業界用語を多用するベテランの先生は時々いるのですが… medical.jiji.com/topics/1640
今の時代、SNSなどによる個人発信が強くなったことで、こうしたメディアの負の側面が可視化されやすくなった一方で、正の側面も可視化されやすくなっているわけで、「本当にいい取材をしていただいた」という個人発信も自分は大切にしたいと思っているし、そうしているつもりです。
「頭の中に入っている知識量が多い」=「引き出しの数が多い」のは当然として、何より「どの引き出しに入っているか」が分かっているから、すぐに答えにたどり着く。さらに「理解はしているけど一応誰かに聞いて確認しておいた方がいい」という範囲も熟知している。 これが専門家の定義だなぁと。
どくしょー先生(@ShoichiroMizuno)に整形外科疾患のことをいろいろ質問したら即座にガイドラインの該当箇所を3ポイント送ってくれて、かつ「ここは自信ないので詳しい人に聞きますね」と。 これこそ餅は餅屋だと思った。 「どこを調べれば分かるか」と「誰に聞くのが正解か」が瞬時に分かる。
Twitterではよく不安を煽るテレビ番組が問題視され、ウェブニュースとかSNSでも情報収集する方がいいよという話になるし、自分もその話はよくするけど、実はテレビも新聞もウェブニュースもSNSも「何も見ない」という人が一定数いて、その方々は超絶楽観的という別の問題があったりする。
最近テレビや新聞等の取材を受けた方が「言ったことと全然違う意図に編集された」とおっしゃるのを目にする機会が特に多い気がしますが、これが続くとメディアの価値は取り返しのつかないほど失墜しますし、まじめに誠実に取り組むメディア関係の方々は苦々しい思いで見ているのではないでしょうか。
優れた技術を持つ人の手術ほど「簡単そうに見える」「誰でもできそうだと錯覚する」という現象があるのだが、同様に、知識が飛び抜けて豊かな人が誰にでも分かりやすい説明をすると、皮肉にも「自分も同じ土俵でその分野を語れるほど知識が身についた」と誤解してしまう人はいるように思う。
ほむほむ先生のYahoo!ニュース記事。とても興味深いです。 的外れな感想かもしれませんが、あらゆる生物と共生する私たちにとって重要なのは、「存在か非存在か」ではなくて「臨床的に意味のある量の存在か」なんですよね。 この考え方は医学において極めて重要だと思います。 news.yahoo.co.jp/byline/horimuk…
5月16日、23日にがんに関するオンラインイベントが開催されます。 私は23日に登壇いたします。 ネット環境があれば誰でも無料で視聴可能とのことです。もしよろしければご覧くださいませ。 以前ご一緒した勝俣先生(@Katsumata_Nori)は16日に講演されます。 oncolo.jp/blog/200516_23… @oncolo_ct
東洋経済ONLINEに取材記事が掲載されました。取材してくださったのはメディ勉の市川さん(@mam1kawa)です。 SNSやnote等で一次情報を容易に受け取れるようになり、既存メディアで何が報じられて"いない"かが分かるようになったことは情報収集における重要な変化だと思います。 toyokeizai.net/articles/-/349…
忽那先生のYahoo!ニュース記事、いつもながらとても分かりやすいです。 抗体検査について、何か難しそうだなと思っている方はぜひ読んでみてください。 news.yahoo.co.jp/byline/kutsuna…
現在、再放送中です。 お見逃しの方はぜひ…! twitter.com/nhk_kurogen/st…