前にも書いたけど、SNSの怖いところは、自分の信じたい話を「何とか見つけ出せてしまう」ことだと思う。 たとえ自分がとんでもなく誤っていても、自分を肯定してくれる心地良い主張を見つけ出すと「ようやくまともな人に出会えた」といって信念が補強され、そのうち取り返しがつかなくなる。
Yahoo!ニュースで新しい記事を書きました。 昨年の節分、保育施設の豆まき行事で4歳児が豆をのどに詰まらせて窒息死するという事故がありました。 消費者庁は「硬い豆やナッツ類等は5歳以下の子どもには食べさせないで」と注意を促しています。 news.yahoo.co.jp/byline/yamamot…
『日本国内の一部メディアでは、ワクチン接種のリスクや副反応ばかりを強調するなど不安を煽る報道が行われている実情がある』 『必要とされるのは、どのような効果が確認されているのか、現在確認されている副反応はどれほどの割合で起きているのかなど、事実を冷静かつ丁寧に伝える報道』
重要です。 ・論文や報告書をしっかりと読み、断片的な情報だけをもとにして報じない ・信頼できる情報源を頼り、ソースを明かす ・副反応についても伝える ・写真を使う際には適切なイメージを使う ・統計学的な全体像についても伝える ・ワクチンの効果についても伝える buzzfeed.com/jp/yutochiba/c…
2021年1月30日、がん治療研究を応援するdeleteC公式イベント「HOPE」が開催されます。 いま私たちが受けている数々のがん治療は、これまで多くの医療従事者・医学研究者と、研究に参加した患者さんたちの想いの結晶です。 #whydeleteC #みんなの力でがんを治せる病気に delete-c.com/hope/2021
私も、この本は強くお勧めします。その目的は「致命的な誤解から自分の身を守るため」です。 著者のハンス・ロスリング氏は2017年に膵臓がんで亡くなっていますが、医師、公衆衛生学者でした。本書には、医療に関わる話題も数多く出てきます。 twitter.com/bar1star/statu…
SEO専門家、辻さんの「コロナ ワクチン」キーワードでの検索結果に関する考察、非常に重要だと思います。 打ちたくない人ほど「自分の背中を押してくれる情報」を探し出してそれを熟読→Googleに良いコンテンツと評価されて上位表示、という流れ。 大手メディアには科学的中立性が求められますね。 twitter.com/tsuj/status/13…
大須賀先生の記事、大切な内容だと思います。 コロナ禍においてがんの診断数が減少。 がんの発生は他の病気の流行に関わらず常に起こる。 『「減少数=見つからずに放置された数」ということ』 『このことは多くの人の未来に影響を与えるのではと危惧されています』 news.yahoo.co.jp/byline/osukasa…
とにかく色んなことをあれもこれも言いたい人が目立つ一方で、守備範囲を適切に見定めて発言を控えている人もいて、その人のおかげで助かっている人もきっといて、今や「発言力」ではなくて「沈黙力」みたいなものが試されているなあなどと思う。
もしかして、「ちゃんと真面目にやってるのに怒られる。何をやっても怒られる。どないせえっちゅうねん」と思っているのなら教えてほしいなと思います。私に分かることならお教えしますし、分からなければ「誰に聞けば分かるか」をお教えします。
取材を受けた専門家の方が「意図とは異なる形で取り上げられた」と憤る姿を見て、以前は「結論ありきで他人の考えを歪めるのは良くない」と思っていたが、最近は単に「専門家の意図を十分に理解できない」のではないかと思い始めた。悪気なく聞いた通りに発信し、後で怒られて驚いているのかも…
新型コロナに関して言えば、「タイトルを見ただけで不安になった」と感じた記事や雑誌は、その時点でもう読まないことをおすすめします。 中立的な情報を集めることが大切。 内容が中立的な記事は、タイトルも中立です。 不安になったら忽那先生の記事へ。 news.yahoo.co.jp/byline/kutsuna…
"Yahooニュース個人"という、専門家が直接書けるメディアは、編集部がかなり厳しく信頼性をチェックしています。 「他の専門家たちがどう見ているか」に非常に敏感です。 科学的な情報の信頼性は、第三者からの検証によって支えられる、ということをよく理解されています。 twitter.com/Dr_yandel/stat…
一般論として、 「不思議な病名が雑誌やネットで創作され、それが本当に正しい医学用語であるかのように使われるようになる」 という事例は少なくないんですよね。で、そもそも”存在しない”がゆえに、正確な記事が少ないという問題が起きます。
とても分かりやすいです。 「寒暖差アレルギー」なる病名がネット等で見られるが、正確な医学用語ではない。そもそも「アレルギー」でもないし誤解を招く恐れもある。 ”存在しない病名”って危険で、検索すると変なコンテンツに行きついてしまうので、ひまみみ先生の記事があること自体が大切です。 twitter.com/ent_univ_/stat…
「自分だけが真実を知っている」と思った時は、まず自分の知識不足や無知の可能性について検討を始めた方がよくて、これが分かっていると、少なくとも「自分だけが真実を知っている」と口に出して恥をかかずには済むと思う。
先進医療は、最先端の治療というよりは研究途上の治療です。新しくてまだ評価が定まっていないため保険で承認されておらず、患者さんの自己負担でご協力いただくものです。 もちろん厳しい基準のもと厚労省で認められたもののみです。自由診療の高額ながん治療が先進医療だという意味ではありません。
インターネットでがんの情報を調べる時は、国立がんセンターの「がん情報サービス」を利用するのがオススメです。 ”ググる前にがん情報サービス” です。 この「がん情報サービス」を運営されているのが、今回ご一緒させていただく若尾文彦先生です。 ganjoho.jp/public/index.h…
もちろん医療が逼迫する中で「新型コロナ以外の病気」に対する不安が高まるのはやむを得ないのですが、個人レベルの感染対策については、「もともとできている人」に何かの強化が必要なわけではないですし、忽那先生もYahoo!ニュース記事の末尾に毎回同じ最善の対策法を書いてくださっています。
感染者がますます増える中で、「これまで慎重に対策してきた人」の方がむしろ不安や焦りを感じてしまうのではないかと思ったりしますが、どれだけ感染者が増えようと、きちんと感染対策できている人なら「これまで通りの対策を継続」で大丈夫です。
「薄着して健康になる根拠はありません」 大切ですね。冬でも薄着の方が体が強くなる、といった昔からの迷信のような話がありますが、科学的根拠はありません。 twitter.com/oshietedoctor/…
強い妬みやコンプレックスは冷静な判断を妨げるものだし、そういう負の感情を完全に抑制できる人などいないと思うけど、抑制できないことを「自覚していない人」と「自覚して備えている人」はいるように思う。
標準治療について書いた記事です。 あなたがもし、大腸がんにかかっていると言われたらどうしますか?しかも、かなり進行していて、肝臓や肺にも転移しています。 そんな時の考え方を書いています。 medical.jiji.com/topics/620
一部のまれながんを除いて、多くのがんについて言えること。 現在最も科学的根拠の確かな治療(=標準治療)の選択肢が複数ある時は、複数のがん専門医が異なる治療を提案することがあります。 すなわち治療の効果がほぼ同じ時ですから、メリット・デメリットを聞いて慌てず選べば大丈夫です。 twitter.com/SatoruO/status…
健康に関わる重大な(と私は思うが)問題や、健康に直接影響を与えうる商品が、いとも簡単にインフルエンサーによって宣伝され、多くの人が賛同している。 科学的根拠は示されない。 フォロワーのみならず、発信した本人こそが傷つく恐れがあることを考えると、かなり危険だと感じる。