時事メディカル連載 私が医師になる前のこと。病院に行く日に限って症状が良くなってしまい、「一番ひどい時を見てほしかった…」と残念に思った経験があります。 でも実は「良くなっている」という経過そのものも重要な情報なんです、というお話です。 medical.jiji.com/topics/2194
この流れでもう一つ書くなら、イーライリリー社のインスリンです。 犬の膵臓からインスリンを初めて単離したフレデリック・バンティングらは、リリー社との産学連携によってインスリン製剤の大量生産を実現します。インスリン製剤は、短命だった1型糖尿病患者の命を救い、まさに歴史を変えました。
「クレーマーと同じだ」という反応を多数いただいたが、もっと言うと、誰もが潜在的に持つ正義感なのかもしれない。 「お前のために言ってやってる」「叱られるうちが花」などという台詞は大昔からある。 誰かを叱る前に、背景に自分の知らない事情があるのでは、と一度は疑ってみることが大切だろう。 twitter.com/keiyou30/statu…
日循は本当にすごい。SNSを利用した広報の仕組みをいち早く確立し、各種学会の中で圧倒的に最先端を行く。 歴史ある組織で新しいことを始めるのは、半端なく大変なことだと思う。 中心となった先生方は学会におけるTwitterの意義について論文発表もされていて、綿密な計画がなされたのだろうと思う。 twitter.com/JCIRC_IPR/stat…
書店に何気なく立ち寄り、健康本のコーナーで何気なく手に取った本が確たる医学的根拠に基づいて書かれている、という世界であってほしいと願うし、自分自身も書き続けて、その一翼を担いたいと思っている。 本が好きだからこそ、そう思う。
多くのトンデモは「わからずや」によってなされるのではない。大半は「分かってやっている」のである。 やっているうちに支持者が集まり、自分でもどこまで嘘かが分からなくなる。そのうち、真っ当な批判をしてくれる人が公益を損わせる敵に見え、「正義感」のもとに戦い始める。恐ろしいことだ。
時事メディカル連載 病院に行ったのに薬の処方や検査をしてもらえなかった時に、「何もしてもらえなかった」と思ってしまう方がいます。 しかし、実際は診察によって「検査や薬が不要であるという判断」を提供した、というケースが多いというお話です。 medical.jiji.com/topics/1575
偏った情報収集を避けるには、自分の「信じたいこと」と「信じたくないこと」を頭の中でいつも整理しておく必要があると思う。 「信じたくない真実」を受け入れるのは、本当に苦痛を伴う行為。 でも自分の耳に心地良い話だけを集めていては、知的な成熟はなかなか得られない。
「子供版」と「成人版」ももちろんあります(fdma.go.jp/publication/po…)。 また「救急車が来るまでに用意しておくもの」や「救急車が来たら伝えるべきこと」が書かれた付属資料もかなり便利です。 消防庁の「Q助」というアプリも便利ですが、ご高齢の方の場合はポスターの方が使い勝手が良さそうです。
昔先輩に言われたこと。 「好き嫌いの激しい人とは付き合いづらいと感じるかもしれない。でも好き嫌いの分かりやすい人には「嫌われないようにする」ことができる一方、好き嫌いがない(ように見える)人には気づかないうちに嫌われ、切り捨てられていることがあり、その方がよほど怖い」 一理ある。
COVID-19に関わる皮膚症状について、皮膚科医の視点から大塚先生が解説されています。 こうした知識が全くないと、症状に戸惑って慌てて受診してしまうかもしれません。知識を持っておくことは、不安を軽くする意味でとても大切だと思います。 twitter.com/otsukaman/stat…
現在、再放送中です。 お見逃しの方はぜひ…! twitter.com/nhk_kurogen/st…
以前のツイートもぶら下げておく。失礼ながら、紙媒体で医療情報収集するなら、もはやTwitterよりレベルの高い選球眼が必要かもしれないとも思う。 twitter.com/keiyou30/statu…
この資料とても興味深い。 大正9年の平均寿命は男性42歳、女性43歳と今の約半分。1世帯当たりの人員は約2倍、合計特殊出生率は約4倍。 とてつもない変化…。 stat.go.jp/info/anotoki/p…
医療ドラマでよく見る、手術室を上から見下ろす窓を一度も見たことがないので、以前各地の医療者に聞き取り調査をしてみたら、まだ実在する病院が2つほどあることが分かりました。 とはいえほとんど使用されていないとのこと。 その理由を分析してみました。書き下ろしです。 diamond.jp/articles/-/288…
著名な方の病気や死の原因について、事情を直接知り得ない第三者の専門家がメディアで断定的に語るのは適切ではないと思う。 憶測に過ぎないその発言が、関係者の方々を傷つけたり、誤解が広がる原因になることもある。 専門家の言葉の力というのは、それほどに大きい。
「〇〇は効果がある」と言うためには、しっかりした臨床試験で「人での効果」を確認し、既存の治療と比較する必要があります。 効果を実証するためには膨大な人たちの労力とコストが必要で、それでもなお多くの候補がふるい落とされる中、何とか生き残ったものが標準治療となり保険で認められます。 twitter.com/SatoruO/status…
医療の進歩によって、病気を抱えながら日常生活を送る患者さんのつらさや努力が見えにくくなっている、という皮肉な側面があります。 外見からは分からなくても援助や配慮を必要としている方々のためのヘルプマークは、正しく知られてほしい。 fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp/shougai/shouga…
耳鼻科医ひまみみ先生のツリー、重要です。 ポイントは ・においの障害が先に出るのは新型コロナに特徴的かもしれない(割合も多い) ・ただし急いで受診してもメリットは少ない(嗅覚障害のみの症状=ごく軽症と考えるため) ・心配ならまずは保健所、あるいは受診しようとする医療機関に問い合わせて twitter.com/ent_univ_/stat…
感染症専門医、忽那先生の取材記事です。 「メディアは、今回の新型コロナウイルス感染症報道でも、過剰な表現をしがちで、中には間違った情報を発信している場合もある」 bunshun.jp/articles/amp/3…
最も有効な予防策は「餅を食べないこと」ですが、正月の餅を毎年楽しみにしている人も多いでしょう。 もし餅を食べるなら綿密な対策が必要です。 ・1センチ未満に小さく切る ・ゆっくりよく噛んでから飲み込む ・一人では食べない ・食べる前に汁物やお茶でのどを潤す ご注意を!
#アンサングシンデレラ 第2話を見た方にご覧いただきたいページです。 (自著「医者と病院をうまく使い倒す34の心得」より) 医者も薬剤師も上手に「利用」することが大切、特にこの知識は薬剤師に聞いてみるのがオススメです。 ちなみにこの本は薬剤師の児島悠史先生に監修いただきました。感謝…!
センセーショナルな内容を重視するあまり正確さを犠牲にするのは許されない一方で、正確な情報を当たり前に伝えるだけでは雑誌は売れない。 しかし商業としての医療情報発信においては、その「葛藤」の末に生み出されたものにこそ価値があると思います。 twitter.com/Nikkei_TRENDY/…
Yahoo!ニュースで新しい記事を書きました。 もしあなたが食事や水を摂れなくなったら? 胃や腸の病気、口や喉の手術後、意識の障害… 病院にはそんな患者さんが大勢います。 その際の栄養の投与について解説しました。特に「胃ろう」という手法には誤解が多いです。 news.yahoo.co.jp/byline/yamamot…
なお、小児科医の先生からの補足説明はぶら下げておくべきと感じたので、ここに引用RTさせていただきます。 twitter.com/oshietedoctor/…