ハチミツを含む食品のパッケージには、「1歳未満の乳児には与えないように」との表示があります。ボツリヌス菌による食中毒のリスクがあるからです。 ボツリヌス菌がつくり出すボツリヌス毒素は強力な神経毒で、自然界最強の猛毒とも言われています。 diamond.jp/articles/-/285…
「死ぬ気でやってやる」と漠然と意気込んでがんばり始めると、結果が成功でも失敗でも、その要因をのちに振り返って考察できない。 その上、失敗した時は「死ぬ気でがんばったのに報われなかった」という心の傷が残るばかりで、自分を追い詰めることになる。
Yahoo!ニュースで新しい記事を書きました。 感染症流行時にもし大災害が起こったらどうすればいいのか? 避難する際の注意点、避難所での対策など、万が一のことを頭に入れておくのは大切です。 今回は災害対策の専門家、浜松医大の尾島教授にお話を伺いました。 news.yahoo.co.jp/byline/yamamot…
私も、この本は強くお勧めします。その目的は「致命的な誤解から自分の身を守るため」です。 著者のハンス・ロスリング氏は2017年に膵臓がんで亡くなっていますが、医師、公衆衛生学者でした。本書には、医療に関わる話題も数多く出てきます。 twitter.com/bar1star/statu…
もちろん「不安な時はネット情報に頼らず医師に相談を」が原則です。 とはいえ、軽く情報を調べてみたい、という程度の時にまで毎度受診する、というのもまた現実的ではないと思います。 ですので、学会サイトは一つのツールとして知っておくとよいと思っています。 medical.jiji.com/topics/1544
大須賀先生もおっしゃる通り、著名人の病気に関する報道は頻繁にありますが、たいてい詳細が分からないため、医師の立場から見ても何かを判断、解釈することはほとんどの例で不可能です。 こうした情報の接し方に関して以前書いた連載記事を紹介します↓ medical.jiji.com/topics/793 twitter.com/SatoruO/status…
Twitterは140文字の厳しい制限があって、基本的に「言葉足らず」なんですよね。その「足りない部分」は受け手が自分の解釈で(勝手に)補う。 予想もしない形で受け手に解釈されても、「なるほどあなたはそのように”不足”を埋められたのですね」くらいに思える人がTwitterを続けられるのかなと思う。
ほんの3年前。ネットの医療情報は、身の毛もよだつほど、とにかくひどかった。ひどすぎた。 「逆流性食道炎」と検索すると、「おすすめ市販薬、サプリランキング」のようなページが上位に並んだ。 逆流性食道炎は受診が必要な病気だ。第一選択薬のPPIは市販されていない。本当に恐ろしい話である。
毎日のように色々なデマを見るので再掲します。 twitter.com/keiyou30/statu…
相手の話を聞いて自分の考えを変える「準備」ができている人としか議論は成立しえないものと思っていますが、これはもちろん自戒でもあって、誰かと議論するときには「自分の意見を変える準備」が必要、と思うわけです。
Yahoo!とLINEの経営統合記念特集で、忽那賢志先生のスペシャルインタビューが掲載されています。 とても重要な内容が語られた素晴らしいインタビューだと思います。 events.z-holdings.co.jp/tougou/futurev…
一つだけ修正をお願いしようと思っているのが「ご」で、「公的情報は確認した?」の方がいいと思っています。 「元になっている」から「正しい」わけでは決してありません。そもそも「常に正しい情報」なんてどこにもなくて、「より確度の高そうなものはきちんと確認しておこう」という話です。
「頓服(とんぷく)」という言葉の意味を「痛み止め」だと誤解している人が34%、「解熱剤(熱冷まし)」だと誤解している人が33%いるという調査結果があります。 医療現場でよく使われる言葉でも、実は患者さんに伝わりにくいことがあり、注意が必要だったりします。 medical.jiji.com/topics/1241
これは以前からとてもおもしろい事実だと思っていて、日本人は「眠い」と「疲れた」を確実に区別しているし、間違いなく"異なる状態"だと思っているけど、「そう思っているから異なる表現がある」のではなく、「異なる表現があるからそう思う」のではないかと。 twitter.com/AmericanT_Laur…
そしてバイエル社だと、やはりアスピリンです。 副作用の少ない鎮痛薬を実用化し、初めて大量生産。世界で最も売れた鎮痛薬としてギネスブックに載るほど普及しました。 開発者のフェリックス・ホフマンが、関節リウマチの父のため研究に打ち込んだという逸話が有名です。 diamond.jp/articles/-/282…
ちなみに「TOKYO MER」の手術シーンは、使われる言葉やトーン、雰囲気すべて非常にリアリティが高く、あれほどのレベルに到達するのに俳優さんたちはどれほど努力されたのだろうと感嘆しましたが、その主人公、喜多見先生はいつも「メスくださーい」で、淡々と手術を進めていたのが印象的でした。
意外性の高い情報って本当に気をつけた方がよくて、「そうだったんだ!」「初めて知った!」「すごい!」みたいなコメントの嵐の中に、本当に詳しい人や専門家から「そんなわけありません」「デマです気をつけてください」みたいな注意喚起が埋もれてたりする。
日本では「効果のある治療ほど安い(保険で承認されている)」というのが原則。でも、まだ保険が利かないものの中にも「将来性の見込める治療」と、「科学的根拠のない怪しげな高額治療」がある。 これをどう区別するか? 大須賀先生(@SatoruO)の記事が最も分かりやすいです。 gendai.ismedia.jp/articles/-/594…
「ある特異な状況が生じるには、相応の理由・背景があり、その状況を解決するためには、その理由・背景がなんであるかをきちんと知り、そこから根本的に対応していく必要がある」 全くその通りだと思います。分かりやすい記事です。 news.yahoo.co.jp/articles/4d958…
忽那先生のインフルエンザに関するタイムリーなYahoo!ニュース記事です。 「今年は世界的にインフルエンザの患者数が減少しているらしいけど、ワクチンはどうすればいいの??」と思う方はぜひ読んでみてください。とても分かりやすいです。 news.yahoo.co.jp/byline/kutsuna…
分かりやすいニュース。 『(ワクチンを)一種の特効薬だと考えてしまいがち』 『感染者追跡や流行の注視、生活様式の変化といった、すでに効果を確立してきた対策に取って代わるものではありません』 『とてもワクワクする希望が持てる話ですが、健康危機管理対策が疎かにならないようにしましょう』 twitter.com/bbcnewsjapan/s…
SNSでよく話題になる、鉄玉子を煮たら本当に十分な鉄分が摂取できるのか、という疑問については堀向先生が以前記事にされています。 少なくとも貧血の治療や予防として利用しようと考える方は、その効果が不確実であるリスクを十分に知っておく必要があると思います。 news.yahoo.co.jp/byline/horimuk…
もちろんこれは、がんに限ったことではありません。定期的に病院で治療を受けつつ日常生活を維持する、といった形で「共存できる病気」が増えています。 病気と共に生活する方々には、疲れやすい、痛みが出やすい、といった症状が周囲の人から見えにくい、という悩みがあると感じます。
医師にとって、こういう考え方は当たり前のように染み付いていますが、患者さんにとってはもちろん当たり前ではありません。 「何もしてくれなかった」「放置された」と不安を感じる人も多い。 経過観察の意図や「次に受診すべきタイミング」などを医師が具体的に説明するのが望ましいと思っています。
Yahoo!ニュースで新記事更新。 広く知ってもらいたいと強く思うこと。 それは、信頼できる専門家たちがTwitterやnoteで懸命に発信を続けていて、それを誰もが無料で読めるという事実です。 今回もクラスター対策班の神代先生(@KJindai)にご意見を伺いつつ記事にしました。 news.yahoo.co.jp/byline/yamamot…