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幼い頃から「正答を探す」「原因を見つける」といった思考を訓練するためか、答えのない問いや原因のはっきりしない現象を「グレーなままにしておく」「判断を保留にする」といった振る舞いを苦手とする人が多いように思う。
大人になると、むしろ結論に飛びつくことが危険なケースは多いのだが。
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大学入試までの各教科の勉強が「実はそれぞれの学問のほんの入口部分で終わっていて、その先に広大な世界が広がっている」ということに気付かせてくれる先生は少なかったように思う。
受験までの苦しい勉強を乗り越えれば何かが完成する、と思い込んでいたことに気づいたのは受験の後だった気がする。
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7歳の男児が登校中につまずき、首から下げていた水筒が地面に対して垂直になった状態で、お腹に突き刺さるように受傷し、すい臓が断裂した事故がありました。
日常の思わぬところに危険が潜んでいることを実感します。
小児科学会が公開しているInjury Alertからの紹介です。
diamond.jp/articles/-/309…
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今までSNSで医療デマをたくさん見てきましたが、気をつけるべきなのが、デマをデマだと分かった上で拡散する人がいるということです。誰かを叩きたいという自分の目的にかなうなら、「真実かどうか」などどうでもいいのです。「デマを見抜けない人」は信じてくれるからです。注意したいものです。
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間違いを指摘された時にあからさまにムッとしたり機嫌を損ねたりする人は、他者から有益な助言を得られる機会が次第に減り、成長は期待できなくなる。
逆に能力の高い人ほど、他人からの指摘を明るく前向きに受容する。その態度は相手が目上でも目下でも変わらない。
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ブログ更新
医療デマに惑わされ、健康被害を受けてしまう人はたくさんいます。また、家族や友人がデマを信じ込んでしまい、どうすればいいのか分からないと悩む人もいます。
誤った情報を信じてしまう人が陥りがちなポイントとして、7つのバイアスを紹介してみました。
keiyouwhite.com/information-10
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多くの学会や公的機関が、公式サイト上で一般向けの医療情報集を作っています。
私のサイトでは、各専門家の方々から助言を得て、信頼できるリンク集を作っています。
病気のことで不安になったら、慌ててググったり知人に相談する前に、一度こちらをのぞいてみてください。
keiyouwhite.com/guideline-for-…
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どくしょー先生(@ShoichiroMizuno)に整形外科疾患のことをいろいろ質問したら即座にガイドラインの該当箇所を3ポイント送ってくれて、かつ「ここは自信ないので詳しい人に聞きますね」と。
これこそ餅は餅屋だと思った。
「どこを調べれば分かるか」と「誰に聞くのが正解か」が瞬時に分かる。
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私は感染症科医ではないから、前線で感染症診療に携わる先生方のような発信はできないし私見や憶測を述べるつもりも一切ない。
ただ医師として情報の「交通整備」くらいは求められていると認識しています。
困ったらテレビを消してこのQ&Aを。更新頻度も高いし相当便利です。
mhlw.go.jp/stf/seisakunit…
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ときどき訪れる、とある書店、反医療本や科学的根拠に乏しい怪しげな健康本などを大きく扱う傾向が強く、微妙な気持ちになることが多い。
もちろん陳列は書店の自由である。
ただ、読者への健康リスクを思うと、書店の力は途方もなく大きい。だから、苦い気持ちにはなる。
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高額ながん治療ほど効果があると信じて、法外な値段の出費をしてしまう方がいます。
多くのお金を払えば、いい食事ができて、いい車に乗って、いいホテルに泊まれますが、医療にこの原則はあてはまりません。
効果の確かな治療ほど保険が利き、自己負担は安いからです。
medical.jiji.com/topics/2638
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バズっているツイートに強く心を動かされ、何か行動に移そうと思ったとき(何かを実践する、購入する、誰かに伝える、拡散に協力する、など)は、その前にリプ欄を見るのを習慣にした方がいいと思っています。
そうすることで、自分が傷ついたり、誰かを傷つけたりするリスクは減ります。
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災害時、避難所での感染対策に関してまとめています。
ぜひ、ご参照ください。
一度にたくさんの情報にさらされると、必要以上に不安になってしまうことがあります。災害時ほど信頼できる情報源に絞って情報収集する、といった心がけも大切だと思います。
news.yahoo.co.jp/byline/yamamot…
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医療現場で仕事をしていると「メリットとデメリットを天秤にかける」という習慣が染み付き、私生活で判断に迷った時もこの「天秤」を使うようになる。
もちろん天秤にかけても答えがクリアに出ないことは多いが、大切なのは「メリットとデメリットを意識的に言語化すること」の方にあると思っている。
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他人から受けた理不尽な非難や叱責を、どのくらい「自責」に転換するかって個人差が大きいと思う。
同じ攻撃に対しても「私は一切悪くない」と受け流す人から、「全部私に非があるんだ」と100%に近い"変換効率"で自責に変えてしまう人までいる。
そして後者は傷を引きずりやすい。
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「たくさんの知識を持つこと」と同じくらい、「たくさんの知識を持つ人に気軽に相談できること」は大切だと思う。
結局独力でできることなんて知れているので、色んな人に頼る技術は重要だし、色んな人に頼れる環境や関係性も重要。
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「誰かに読んでもらうこと」を目的に文章を書く時は、どんな人に読んでもらいたいかを常に想像するのが大切だと思っています。
例えばものすごく長い文章は「長い文章を読むのが苦にならない人」しか読まないので、そういう人(長文で情報収集するのが得意な人)に届けたい話がある時は長くします。
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忽那先生の分かりやすいYahoo!ニュース記事です。
『今の重症患者数は、1-2週間前に発症した患者のうち一定のハイリスク集団が重症化した数を見ているもの』
『重症者数が増えた時点で対策を始めても、そこから1-2週は重症者数は増加を続けるためすぐに効果は現れません』
news.yahoo.co.jp/byline/kutsuna…
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Yahoo!ニュースで新しい記事を書きました。
「脂肪肝」という病名だけはよく知られていますが、それが時に生命の危険を及ぼすリスクについては、ほとんど知られていません。
今回は消化器内科医のふろ先生(@doctorhirosan)に監修していただき、分かりやすくまとめました。
news.yahoo.co.jp/byline/yamamot…
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昨年秋、とある講演会の最後にこの本の発売が初めて告知された時、聴衆が声を失いました。
まさかこの御三方が集まるとは。
そのくらいのメンバーです。
がんに関する書籍には、医学的根拠のないものが非常に多い。
そんな状況をこの本が変えてほしいと思います。
amzn.to/2WMoiTd
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「なぜ〇〇しないのか!」と憤る人は、「しない理由」とか「できない理由」とか「したことがあるけどうまくいかなかった過去」とかを知らないだけであることが多いように思う。
私自身は、自分が思いつく「名案」は偉い人がとうに思いついているものだという前提で丁寧に情報収集するようにしている。
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Yahoo!ニュースで新しい記事を書きました。
新型コロナウイルス感染症のごく基本的な知識を紹介するため、今回は「インフルエンザやSARSとは何が違うのか」という観点から、クラスター対策班の一員であり米国感染症内科専門医の神代先生(@KJindai)にお話を伺いました。
news.yahoo.co.jp/byline/yamamot…
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病気で追い詰められた患者さんやご家族を利用する悪質な偽医療はきちんと罰せられるべきですが、とはいえこのタイプのビジネスを完全に根絶やしにするのは難しいと思っています。
やはり「なぜ偽医療にハマってしまうのか」を毎回しつこく言語化しておくことが大切だと考え、今後も発信し続けます。
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新刊のお知らせです。
楽しい医療本を作りました。
テレビや新聞ではよく見るのに医療現場では使われない言葉や、世間で間違って使われやすい言葉、医者がよく使うのに伝わりにくい言葉など、「知っていると面白い医学の言葉」を解説しています。
ぜひご覧ください!
amzn.to/3sWIZIW