#noteフェス の対談で幡野さんが、 「”言葉の暴力”というのは、発した言葉自体が暴力的かどうかではなく『裏に悪意があるかどうか』によって決まり、どんなにきれいな言葉でも裏に悪意があるなら必ずそれは透けて見える」 とおっしゃっていたのが印象的だった(記憶があいまいなので意訳)。
ただし、このスタイルを唯一の理想像として描いているわけではない点も共通していて、「そんなに患者に近づきすぎるなよ」と主人公に忠告するドライ系同僚キャラが必ず登場する。 実際にも、患者さんから信頼の厚い医療スタッフはむしろ「患者さんと適度な距離を保てる人」であることが多い。
これは重要ですね。 手袋より手の方がはるかに頻繁に洗いやすいし清潔さを維持しやすいです。 twitter.com/ent_univ_/stat…
なお、私は外科医として人工肛門を作る手術を何度も行っていますが、私自身はオストメイト(人工肛門や人工膀胱を持つ人)ではありません。実際の日々の大変さ、具体的な生活などについては分からない点も多いと自覚しています。その点は医師として、できるだけ患者さんから学びたいと思っています。
原稿がまとまらず苦労していたのに一晩寝ると嘘のようにスムーズに進んで一気に完成することがよくある。 この経験から思うに、悩みや迷いで頭の中が乱雑な時は、とりあえず考えるのをやめて寝るのが得策だということ。これは間違いないはず。
Yahoo!ニュースで新しい記事を書きました。 薬のシートを1錠ずつ切り離し、これを誤飲する事故(特に高齢者)は非常に多いです。発見が遅れて重症化することも。 飲み忘れを防ぐ対策として油沼さん(@minddive_9)の漫画を掲載させていただき、解説しました。 news.yahoo.co.jp/byline/yamamot…
これは今度出す本のテーマなのだが、一生医療と関わらずに済む人はまずいないのに、病院のかかり方や、薬、検査などに関する基礎知識を学ぶ機会があまりに少ないと思う。 専門的な知識は当然要らないが、ごく基本的な知識は幼い頃から正しくインプットしておく方がいい。将来自分の身を守るためにも。
器用に仕事をこなす人の特徴として、「相談相手の選択」が上手だということが挙げられると思う。仕事関連でもプライベートでも、日常的に行う様々な相談に関して言える。 「他人に頼るのが上手い人」が得をしていることを知っていると、その技術を盗めるようになる。
強い妬みやコンプレックスは冷静な判断を妨げるものだし、そういう負の感情を完全に抑制できる人などいないと思うけど、抑制できないことを「自覚していない人」と「自覚して備えている人」はいるように思う。
ネットでは、自分に対するネガティブな声はやたらに大きく聞こえ、大勢に集中的に非難されている気持ちになり、その様子を大勢にじっくり見られている気持ちになる、という傾向はあるかもしれないが、実際は「非難する人はごくごくわずか、全く興味のない人が大半」ということは多いように思う。
私が望むこととしては、学校の先生に「うんちするのは恥ずかしいことではないんだよ」と伝えてほしいのではなく(そういうこと言うと余計に恥ずかしい)、便意を催した時に我慢し続けると慢性的な便秘のリスクになって医学的に危険、と伝えてほしいということですね。 twitter.com/keiyou30/statu…
高山先生の記事。本当に分かりやすいです。 『有効性がはっきりしない対策はしないこと。負担が著しく大きな対策もしないこと。できない人に求めすぎないこと。実行可能かつ意義ある予防策にエネルギーを注いでいくことが、結局のところ感染対策を成功裏に続けていくコツ』 news.yahoo.co.jp/byline/takayam…
もちろん当時の技術で視認できる「何か」を発見する人もすごいのだけど、凡人からすれば、目には見えないけれど精緻な理論を組み立てた結果「存在しないとおかしい」と断言できた人の美しい才能には心を奪われる。 本人には、確実に、ありありと「見えて」いたんだろうなあと。
著名な誰かの病気について解説することは、毎回少し抵抗があります。詳しい情報もないのに他人の病気を詮索するような行為が大変失礼に感じるからです。 なので、冗長で読みにくいなと思いながらも、「あくまで『一般論』として解説します」といった一文を必ず入れます。毎度必ず、そうしています。
こういう最前線で診療に当たる先生はなかなかテレビ等のスタジオで話す時間はないと思いますが、「何を質問すべきか」を的確に認識しているインタビュアーが必要最低限のスキマ時間を利用して取材しているがゆえに成り立つコンテンツだと思います。 当たり前のようですが決して当たり前ではない。 twitter.com/keiyou30/statu…
「怒っている人ばかり選んでRTする人」の中には、「誰かに代わりに怒ってもらって溜飲を下げている人」がいるものと思うのですが、これをやりすぎると取り返しのつかないレベルに心が汚れていく恐れがあります。 twitter.com/Dr_yandel/stat…
「がんと診断された時には、仕事についての大事な判断をすぐしないことが大切」 とても重要なご指摘です。 さらに言えば、「予想外の何かが起きて動揺している時や健康上の不安が強い時に重大な決断をしない」というのは大切なことだと思います。 twitter.com/SatoruO/status…
Yahoo!ニュースで新しい記事を更新。 ノーベル賞を受賞した「C型肝炎ウイルスの発見」は何がすごいのか? この素晴らしい功績について分かりやすくまとめました。 news.yahoo.co.jp/byline/yamamot…
どうしてもググる時はキーワードの後に「or.jp」を付けると安全性の高い情報が出やすいです(絶対ではないですが) と伝え、 病名や手術の名前で検索するなら正式名称でお願いします と言って紙に正式名称を書いてお見せする。 ググらないで、ではなく、ググることを前提に考える。
医療デマには要注意、ということで、医療に関して正確な情報を仕入れるための一つの手段として自分のサイトで医療情報サイトリンク集を作っています。 ぜひご参照くださいませ。 keiyouwhite.com/guideline-for-…
知念実希人先生のインタビュー。 批判のみに終始するのではなく、解決策を提示するとともに、現状の課題を冷静に分析されています。素晴らしい記事だと思います。 news.yahoo.co.jp/articles/a8b31…
この時期、新しい環境に進む子どもたちに言葉を送るなら、「友達をたくさん作ろう」よりは「やりたいことを見つけよう」の方がいいかなと思っている。 その「やりたいこと」に「友達をたくさん作る」が含まれている人と、そうでない人はいると思うし、人それぞれ好む生き方は違う。
連休中の救急外来は、確かに信じられないほど軽症のコンビニ受診が多いのだが、これを控えてほしいという医療者側の発信が強すぎると、遠慮がちな人ばかりに刺さり、本当に救急受診が必要な人が受診を控えてしまう。 なので私は「受診するかどうか悩む」くらいの人は受診していいと思っています。
『一部のSNSなどで「ステージ4なのにおかしい」「売名行為」「詐病ではないか」と批判する投稿が執拗に続いている』 こういう誤解は本当に多いです。 がんの種類が違うとステージの分け方も全く違い、治療法も全く違います。同じがんで同じステージであっても、その中には様々な病状があります。 twitter.com/SatoruO/status…
「体の中に酸素が足りているかどうか」を知る指標となる”SpO2”ですが、これを簡易的に測定できる機器を発明したのは日本人です。 話題に便乗するわけではないですが、豆知識として以前書いた記事を紹介します。 news.yahoo.co.jp/byline/yamamot…