そういえば以前何かで、「医者を馬鹿にすると必ずムキになって反論してきてタダで熱心な解説を聞くことができる」という話を見て嫌な気持ちになったことがあるので、そういう煽りには反応しないことにしています。 本当に専門家として意見を求めていただけるなら、ご解説したいと思いますが…。 twitter.com/ent_univ_/stat…
本日4月9日は「子宮の日」ということで、みんパピ(@minpapiHPV)さんから特別動画の公開、スペシャルトークライブなど数々のイベントが企画されています。 そして今朝の朝日新聞にはこの大きな広告が掲載。 今日はこのタグが盛り上がるといいなと思います。 #子宮頸がんは予防できる
街中にもネット上にも、とにかくコンプレックスを刺激する広告って本当に多いなと思う。 早く解決したくなるような緊急性の高いコンプレックスは、特に強い購買意欲を生む。判断力が落ちる。 身体に関わるコンプレックスを解消したいと思っている時は、根拠のないエセ医療に騙されやすい瞬間。
重要です。 ・論文や報告書をしっかりと読み、断片的な情報だけをもとにして報じない ・信頼できる情報源を頼り、ソースを明かす ・副反応についても伝える ・写真を使う際には適切なイメージを使う ・統計学的な全体像についても伝える ・ワクチンの効果についても伝える buzzfeed.com/jp/yutochiba/c…
何か希望を問われた時に、「自分が何をしたいか」を考えるより先に、まず「相手がどういう答えを求めているか」を考えるタイプの人は、割と人間関係に疲れやすいと思う。 そして、希望を問われた以上は「相手の期待に応えようとする必要はない」と勇気を持っていいと思う。
真っ当な批判を度々受けても意に介さず「のれんに腕押し」状態の人を見て思うことがある。 実は誰しも「発言内容に対しての批判ではなく私という人間が嫌いだから何を言ってもケチがつくのだ」と思いこむことによって身を守ろうとする習性があるのではないかということ。これは自戒をこめて言いたい。
人が元気でいられる期間など案外短いので、推しが元気なうちに(自分も元気なうちに)しっかり推して推しまくって感謝を伝えるべきなんですよね。
忽那賢志先生(@kutsunasatoshi)、待望の一般書がいよいよ3月3日に発売ですね。 Yahoo!ニュースで分かりやすい記事を発信されてきた忽那先生の新書、多くの人に届けばと願います。 amzn.to/3qxgYqs
緩和医療学会発行の「がんの補完代替療法クリニカル・エビデンス」によれば、代替療法を受ける患者さんの61%は主治医に相談せずに受けているとされています。打ち明けたら怒られるのでは、といった不安があるのかもしれない。 だからこそ相談してくださった貴重な機会を大切にしなければと思います。
「東京都八王子市の私立幼稚園で、園児の4歳男児が給食で出されたブドウを喉に詰まらせ死亡」 「ブドウは直径約3センチで、丸ごと1粒が男児の喉から見つかった」 本当に辛いニュースです。 とにかく細かく切ること。 1個そのまま口の中に入れるのは絶対NGです。 jiji.com/jc/article?k=2…
「そんないい加減な本,信用できるわけないでしょう」 「標準治療が一番いいに決まってるでしょう」 などと真正面から否定した瞬間,信頼関係は壊れてしまう。 相手は自分の目の前から去り、他に「自分を肯定してくれる誰か」を探すでしょう。 「否定」や「糾弾」だけでは何も生まれない。
除菌液のミストシャワー、健康被害に注意です。 『消毒剤を(トンネル内、小部屋、個室などで)人体に対して空間噴霧することはいかなる状況であっても推奨されない』 twitter.com/yahoonewstopic…
大学時代に「本を読んでもなかなか内容を覚えられない」と嘆いていた私に父が「覚える必要はない。読んだ時に何を考えたかが大事だ」と言ったのは記憶に残っている。 大人になると、「その命題を一度でも考えたことがあるかどうか」がアウトプットの質を左右する。単なる暗記より遥かに大切なこと。
私が以前一緒に働いた優秀な病棟薬剤師(私の新書の監修をしてくれた方)も、患者さんのことは何でも知っていて、患者さんからも医師からも信頼は厚かったが、淡々と仕事をこなすイメージで、患者さんと適度な距離を保てる人だったと思う。 ドラマの主人公にすると、たぶん物足りないんだろうなと思う。
今は幼稚園児の息子、昔言葉をあまり話せなかった頃は、「本人は機嫌が悪いけどこっちは理由がよく分からない」みたいなことが頻繁にあったけど、最近になって言葉をたくさん覚えた結果、機嫌が悪い時に「何かが満たされない」と言うようになった。 結局、言語化できない不満を抱えていた。
「緩和ケア」を「終末期ケア」と混同して、「もう治療の手立てがなくなったから緩和ケア」といった解釈をしてしまう方がまだ多くいる(医療者にも)のですが、 「緩和ケアは、がんと診断されたときから始まります」 「がんが進行してから始めるものではありません」 ganjoho.jp/public/dia_tre…
医療現場では、重喫煙で肺の状態が著しく悪くなった人にしばしば出会う。こうした方々は、そうでなければ普通に受けられたはずの全身麻酔手術が困難となり、受けられる治療の幅が狭くなり、それが命を縮めることもある。 喫煙者はその点においても非常に不利で、我々も苦しい思いを抱くことは多い。
今の時代、SNSなどによる個人発信が強くなったことで、こうしたメディアの負の側面が可視化されやすくなった一方で、正の側面も可視化されやすくなっているわけで、「本当にいい取材をしていただいた」という個人発信も自分は大切にしたいと思っているし、そうしているつもりです。
選択に迷った時は誰かに相談して意見をもらいたいと思うものだが、経験上は「大事なことほど自分で決めないとあとで後悔する」というのも確実にある。 少なくとも「自分で決めたと思えること」が大切だと思うし、「あの人が言うなら…」が決め手になりそうな時は注意している。 あくまで私見ですが。
一部のテレビや新聞等のメディアのように、「白か黒かはっきりしろ」という論調だと、「科学とは白か黒かはっきりできるものなのだ」と視聴者は理解し、これが「白か黒か明言できないなら科学者の能力不足か怠慢が原因だ」になります。 科学的な考え方を多くの人に啓発していただきたいです。
「人生経験が足りない」とか「知識が整っていない」がゆえにまださっぱり理解できない物語というのが世の中には山ほどあって、昔国語の教科書で読んで特に印象に残らない話だな、などと思った小説も、大人になって読み直すと一瞬で腹落ちし、そのすごさを初めて思い知ったりする。
数ある事例や証拠の中から自分の主張に有利なものだけを並び立てて自らの正しさを証明しようとすることを「チェリーピッキング」と呼ぶけれど、わざわざ名前までついているのは誰もがこの誤りに陥りやすいからだし、誤りに陥ったと気づいた時いかにすぐ軌道修正できるかの方が大事なのだと思う。
「がんではないかを知りたいので、腫瘍マーカーを調べてください」と言われることがよくあります。 実は多くの場合、腫瘍マーカーでがんを早期発見することはできません。知っておいてほしい腫瘍マーカーの知識をこの記事でまとめています。 news.yahoo.co.jp/byline/yamamot…
子どもがメディアリテラシーを学べるEテレの『アッ!とメディア』という番組、素晴らしいと思う。 病気にかかって必死でネット検索するうちに坂道を転がり落ちるように誤った情報を信じ込み、適切な治療を受けられなくなってしまう患者さんを大勢見てきたから、特にそう思う。 nhk.or.jp/school/sougou/…
とはいえSNS上のデマの中には、真実をうまく織り交ぜ、デマと見抜きにくいような厄介な類が含まれるのもまた事実。特に不安が強い時は判断力が落ち、賢い人でもあっさり騙される。 「自分は勉強しているから大丈夫」という過信は禁物、というのも大事な考え方。