今回も、日本社会はなんとか秩序を取り戻そうと必死になるはずだが、露見したことが日本で一番長く総理をやった人間が韓国の新興宗教の手先になっていて、政権与党の多くがその宗教に汚染されており、内閣を改造しようにも与党内で無傷の人間を探すことのほうが難しいこと。
私は高度成長期に生まれ育ったので、戦争も安保闘争も経験していないが、それでも「国が揺らいだ」と思える経験を3回している。一つは95年のオウム真理教事件。二つ目が2011年の福島原発事故で、3回目が山上徹也による安倍晋三射殺に伴う統一協会スキャンダルのダダ漏れで、これは現在進行形。
有名な話だが、石原慎太郎の事務所にも統一教会信者がタダ働きを申し込んできて雇ったが、ある日夜中に石原が予告なく事務所に行ってみたら、その信者が事務所の書類を引っ掻き回して写真にとっており、その場でクビにしたらしい。タダより高いものはない。
統一協会との関係を指摘された国会議員が一様にしらばっくれたり「何が問題なのかわからない」と開き直ったりしているが、そりゃタダ働きを申し込んできた信者を事務所に入れて秘書として使っていたわけだから、あらゆる隠し事や不祥事を掴まれており、報復が恐ろしいからだと言われている。
本来であれば日本の民族主義右翼である岸信介と文鮮明は対立こそすれ手が組めるはずはないが、「反共」と米国の手先という点で結びついた。広い目で見れば、これらは第二次大戦後の冷戦構造と米国の反共政策が生んだ怪物だと言える。
A級戦犯容疑者の岸信介を、東條英機が処刑されたその日に釈放してCIAが資金を与えて作らせたのが自民党。資金提供は韓国の朴正煕にも台湾の蔣介石にもやっていて、統一協会創始者の文鮮明もその一人。文鮮明はもともと頑強な反日主義者で、天皇に見立てた人間を文鮮明にかしずかせる儀式もやっていた。
統一協会についての連日の報道を見ていると、「外国から侵略」というのは具体的にはこういうことで、しかも本当にあるんだと改めて唖然とするよね。その外国が国家ではなくて宗教団体の顔を持つ多国籍企業で、政界与党のトップがその手先だったと。陰謀論ではない、本物の陰謀は身も蓋もないね。
パソナの場合はピン(1割)ではなく9割8分5厘抜いてるから「ギガハネ」とでも言うかな。
最近よく使われる中抜きという言葉は本来は問屋を中抜きして産地直送で販売するという意味で使われるので、皆さんこれからは「ピンハネ」という正しい日本語を使いませんか。
この時、伊藤博文が女道楽で屋敷を手放すほど散財してほぼ一文無しなのを知った明治天皇は、博文に10万円の小遣いを上げている。この時期の10万円は、現在の20億円。よほど明治天皇に気に入られていたようだ。
パソナの中抜き率は驚異の98.5パーセントだとの内部告発。要するに国民の税金だよな、これ。>組織委の現役職員が五輪の異常な人件費と中抜き告発 日当は1人35万円どころか80万円!「政治、利権が絡んでこの金額に」 lite-ra.com/2021/06/post-5… @litera_webより
明治天皇も伊藤博文の度外れた女遊びを本人に注意したほどだそうだ。
伊藤博文の女狂いはすさまじく、地方の路上で見初めた12歳の少女をその場で車で拉致し東京まで連れて行って愛人にするなど、病気・犯罪のレベルだった。宮武外骨は「滑稽新聞」で芸者遊びが過ぎて梅毒で鼻が落ちた伊藤博文、伊藤に見立てたヒヒが口いっぱいに女を頬張る漫画など、容赦がない。
伊藤博文は1909年に満州のハルビン駅で朝鮮人安重根によって暗殺されたが、ずっと伊藤博文の女好き・芸者狂いを揶揄し続けていた宮武外骨が「滑稽新聞」に掲載した漫画が凄まじい。死んでからもおちょくり続けている。
山上徹也の減刑嘆願の声が出ているようだが、法治国家として罪は罪に応じた裁きを下すべきで、減刑する必要はない。それとは別に、安倍晋三が殺されたことで日本社会は元には戻れない変動を起こしつつあり、伊藤博文を射殺した安重根と同じく、山上徹也の名は後世に残ることが既に確定している。
竹中平蔵がパソナの会長とオリックスの社外取締役を辞任したが、検察が竹中逮捕に向けて動きを加速しているからだそうだ。頑張れ検察。
立花孝志氏が「統一協会に対する見解を」と聞かれて「統一協会については触れたくない。第一に怖い。第二に政教分離の立場から、政治家として宗教団体にコメントすることができない。第三に、統一協会のビジネスは全部合法なので、一つも法律には違反していない」と答えていて目が点になった。
レインボーマンは死ね死ね団が日本を危機に陥れていることを訴えるべく国会に乗り込んで大臣に直談判するが、時既に遅く、国会議員も大臣もみんな死ね死ね団に汚染されていた、みたいな感じだな。
少なくとも志位和夫はスターリンの死に「国葬だ」とは発言してないな。生まれる前にスターリンは死んでるから。
今回の贋作も俺に抗議してきた奴と同一人物だろう。薄紙にトレースした贋作が何十万何百万で売れるので、味をしめてやめられないのだろう。また何か言ってくるかな。
「何の証拠があって贋作と決めつけるのか。営業妨害だ」とえらく怒っているので、「つげ義春氏のご子息が贋作だと怒っている」「当然、作者本人も承知している」と伝えたら、なおもグチグチ言ってくるので「文句があるならどうぞ訴訟を起こしてください」と返事したら、そのまま音沙汰がなくなった。
おそらく同一人物だと思うが、以前もつげ義春の贋作をヤフオクに出した人がいて、これをつげ義春氏のご子息のつげ正助氏が発見して編集者で劇画研究者の浅川満寛氏に報告し、浅川氏がFacebookで問題にして私がツイッターに流したら、なんと、贋作業者本人から抗議のメールが来た。
つげ義春の露骨な贋作がオークションに出品され、先月200万で落札されたようだ。投稿者の浅川さんが「世間に注意を換気するため、拡散してください」と言うので<、ツイッターで拡散します。facebook.com/mitsuhiro.asak…
終戦直後みたいだね。
そうなって国民の生活がいよいよシャレにならないレベルにまで困窮しないと、与党に投票している人は気がつかないと思う。まあ、それも民主主義のコストだから仕方がない。野党がだらしがないことは分かっているが、政治にはその時点でのベターしかなく、ベストな選択なんて存在しない。