パレスチナの伝統刺繍の幾何学模様と和服の花鳥風月とを組み合わせる、という発想がとても斬新。抽象的なものと具象的なものは実は相性がいい、ということなのかも知れない。日本とアラブ(人)との関係も、そんな視点から見直してみたい/カフェバグダッド @cafebaghdad #note note.com/cafebaghdad/n/…
大使館や大使公邸って、あまり行くこともない訳だが、中に入れる機会があったら、目を皿のようにして見回したほうがいい。その国が誇る美術工芸品が飾られている。それが、国の自己紹介にもなるからだろう。東京・神宮前のトルコ大使館には、見事な焼き物の絵皿が置かれていて、目の保養になった。
トルコ南東部の美食の都、ガジアンテプには、ピスタチオ入りのケバブ、ピザなどもあるらしい。在住経験があるヒビキロタビキロさんが、アイスクリームやバクラヴァといったスイーツも含め、トルコの料理でのピスタチオのユニークな使い方を紹介。 #世界を知るための10皿 note.com/ahirunoko/n/nb…
ピスタチオ生産量で、米国と世界1、2を争い、1人当たり消費量では圧倒的世界一のイラン。当然、伝統菓子から洋菓子まで、ピスタチオをふんだんに使うものが多い。ここに紹介した10品をながめたら、甘味・ナッツ大国イランに行ってみたいと感じるかも。 #世界を知るための10皿 note.com/cafebaghdad/n/…
ナショナルジオグラフィック誌が、今年訪れたい世界の25か所の1つに日本の東北地方を選定した。「手つかずの森、峡谷、火口湖、千年の歴史を持つ神社仏閣、地域の由緒ある祭りといった見どころがありながら、外国人旅行者の2%未満しか訪れていない」と指摘している。 headlines.yahoo.co.jp/article?a=2019…
ISに占領・破壊され、今は復興を目指すイラク北部の歴史都市モスルで作られた伝統菓子バクラヴァ。一般的なものより甘さが控えめらしい。東京・荻窪の中東ワインショップ「エインシャント・ワールド」に再入荷。現地は1キロ単位だが、日本ではハーフに加えて1/4サイズを提供するとのこと。 twitter.com/ancient_w/stat…
年の瀬にうれしいニュース。シェフ不在になっていた東京・中井のアラブ料理店「シュクラン中井」に新シェフが登板。「中東料理とスイーツをこなす」チュニジア出身の方だそう。大好きな「ウージーラム」も継承されているみたいだ。イラクのクージーの味を楽しめる数少ない店。 shukrannakai.com
金属皿に夏ナスとひき肉を綺麗に敷き詰め、じっくり焼いたトルコ料理「なすのタワ」。タワとはトルコ語で鉄鍋の意味。焼きトマトは色彩のアクセント。肉と野菜のうまみが集まった汁は優しい味。ケバブ(グリル)では味わえない楽しみ。#カワグチスタン の外環道脇にある瀟洒なクルド料理店「アゼル」にて
デーツは、生食も味わい深い。シャリシャリとした食感でジューシー。まさに砂漠の中のオアシスで見つけられる貴重な水分だったのだろう。エジプトやイランの市場などでよく見かけた。
東京の西武新宿線・中井に東地中海料理の店「シュクラン中井」が開店。ひよこ豆コロッケ「ファラーフェル」肉を回転させ削ぎ切る「シャワルマ」が中心。中井というと、かつてミャンマー人が住み、リトル・ヤンゴンと呼ばれていたのを思い出す/じょいっこ @joycooonote #note note.com/joycooo/n/n407…
羊肉汁やスパイスなどで炊き上げたご飯に、豪快に丸焼き羊を載せた「カブサ」。サウジアラビア・ペルシャ湾岸地域の伝統料理。結婚披露宴など大人数の宴会で出される。コメ料理でもあり、羊肉好きの日本人にはたまらない一品。
世界の地表で最も低い死海沿岸でとれるミネラル成分が入った石鹸。東地中海の高品質オリーブオイルに月桂樹オイルが加わったオリーブ石鹸。などなど。中東のあちこちで見かける石鹸は無骨な見た目のものも多いが、長い歴史が培われた重厚さが感じられる。一度使うと、忘れられなくなる。
トルコに行って、下町のホテルで朝食を食べている気分になれる店。ペイニール(白チーズ)、オリーブ、トマト、キュウリが盛られた皿に、エキメッキ(パン)。卵焼きの追加も可能。チャイは飲み放題。表向きケバブ店だが、トルコの食堂的でもある。サイタマ国カワグチにある「コール・カフェ・ケバブ」。
中東菓子「 #バクラヴァ」といっても、見慣れた正方形のものばかりでもない。日本で「ケーキ型」と呼ばれることもある「ハヴチュ・バクラヴァ」。ハヴチュはニンジンの意味。じっくり見つめていると、黄色い人参が並んでいるように見えてくる。焼き上がったばかりのものは、菊の御紋のようでもある。
トルコが、ロシア海軍にとって死活的重要性を持つ2海峡の封鎖を警告。黒海とマルマラ海の間のボスポラス海峡は、最狭部で約700m、マルマラ海と地中海の間のダーダネルス海峡は最狭部で1.2キロ。いずれもフェリーでもあっという間に着く。実際に現地に立つと、トルコの地政学的重要性が実感できる場所。
パレスチナ刺繍を和服帯に加工しているICEJの山本真希さん。刺繍を依頼しているパレスチナ難民女性2人を日本に招待しようとしていたが、昨日、日本政府が2人のビザを発給したらしい。2人は、2月28、29日に東京で開催されるイベント「伝統工芸が結ぶシルクロードの美」で刺繍の実演をするとのことだ。
トルコのオリーブの実は赤いのもあり、一般的な緑や黒と混ぜ合わせると、マーブルチョコみたいになる。店員さんがミックスする場面も目撃したが、手慣れたもの。商魂のたくましさと、センスの良さを同時に感じた。イスタンブールのアジア側、カドゥキョイの市場通りで。
日本が誇る干し柿の中でも、とりわけ異彩を放つのが、甲子柿というスモークした干し柿。岩手県の釜石湾に注ぐ甲子(かっし)川の上流で古くから作られてきた。いぶすことで渋味を抜くという人間の知恵。こんな保存食がある岩手は、やはり「日本のクルディスタン」と呼ぶにふさわしい。 #岩手移住
日本イラン文化交流協会会長の岡田恵美子さん。協会報1号に掲載された講演録が面白い。中学教師時代にイランに関心を抱きペルシャ語を習い始め、イラン留学を実現させようとパーレビ国王に手紙を出す。国王は手紙を読んだらしくイランから留学許可の手紙が届き、4年の留学を果たす。50年以上前のこと。
トマト、キュウリ、玉ねぎなどを刻んだサラダは、中東のあちこちで見かける。トルコでは「チョバン(羊飼い)サラダ」。イランでは、「シーラーズ・サラダ」とイラン南部の都市名がつく。エジプトでは「オリエント・サラダ」とよく言われていた。東方から伝わったサラダ、というニュアンスがあるのかも。
エジプトのカフェで冬に見かけるホットドリンク「サハラップ」。ミルクを片栗粉でといてトロトロにして甘く味付けたもの。シナモンパウダーをふりかけたり、クラッシュナッツをのせたり、ローズウォーターを加えたりもする。ホットミルクの派生形だが、ちょっとしたアレンジで華やかに。アラブの知恵。
中東の定番料理のケバブというと、肉料理だという思い込みがあるけれど、ペルシャ湾のあたりでは、魚のケバブが結構ある。クウェートでは、マナガツオのケバブを食べた。ご飯の上にのっていて、イランでは普通「チェロキャバブ」と呼んでいるもの。チェロは、ペルシャ語でご飯の意味。焼魚定食ですね。
中東の国々、それぞれに工夫を凝らして、スパイスをディスプレイする。4枚は、トルコ、イラン、エルサレム、モロッコで撮影したもの。日本の食文化へのスパイス・ハーブの浸透は、コロナの影響もあって加速中。高湿度気候という難があるけれど、こんな気の利いた展示を見て、目でも楽しみたい。
ナスと肉に相性の良さを感じるのは、日本も中東も共通。トルコ南東部のシャンルウルファの名物は、ナスとひき肉を交互にはさをで焼いたケバブ。ナス自体も美味。他に中東のナス料理というと、ババガヌーシュといわれるパンなどにつけるディップや、ご飯を詰めたマハシ(ドルマ)などが思い浮かぶ。
個人経営店の領域だった各国料理への大手コンビニ外食チェーンの進出がすさまじい。 松屋、ファミマ→シュクメルリ 富士そば→肉骨茶そば ミニストップ→チキンキエフ、ちまき セブンイレブン→ビャンビャン麺 サイゼリヤ→羊肉串アロスティチーニ 中東の肉コロッケ「ケッベ」が並ぶ日も近いのか。