岡田さんは1980年代に日本に多くやってきたイラン人と東京・上野で話をした時の経験を話す。イラン人は「日本で一番尊敬されている詩人は誰か」と聞いてきた。「宗教が違うからお寺にはお参りできないが、詩人のお墓ならお参りできる。だから詩人のお墓を教えて欲しい」とそのイラン人は言ったという。
香りとうまみが強烈な、香茸というキノコがとれ始めた。岩手県岩泉町のイタリアンレストラン「アックア・モンテ」で、香茸のクリームソースニョッキ。トリュフを連想させる芳香。ソースに濃厚な味わいが加わり、岩手の秋を堪能できる一品に。ボードには、岩泉産マツタケのピザもあると書かれていた。
箸で食べるのは、高く巻き上げられたクリームが倒れてしまわないように。岩手県花巻市の展望レストラン「マルカンビル大食堂」の看板メニューは、マルカンソフトとナポリカツ。どちらもボリュームがすごい。マルカンデパートは2016年に閉店したが、市民たちの復活を求める声が強く、翌年に再開された。
中東にもある、さほど辛くない唐辛子。市場では、山積みになって売られている。生野菜として、まるごとかじるのも美味しいが、グリル料理のつけ合わせにも。チュニジアでは焼魚とトルコ・アナトリアでは、羊肉ケバブと一緒に出てきた。どちらも相性が素晴らしくいい。
イランの首都テヘランのすぐ北には4000メートル級の山脈が連なり、山麓にはスキー場もある。人々は今も、冬はにコタツを出して暖をとる。コタツの上にはオレンジやバナナなどの果物がのっていて、日本の北国の室内の光景とさほど変わらない。
サウジアラビアでは、コメと肉を豪快に調理した料理が楽しめる。地面に掘った釜でご飯と羊を蒸し焼きにするマンディ。羊肉の炊き込みご飯カブサ。濃厚なルーのカレー。マンディはイエメンから、カレーはパキスタンなどからきた。戦争、核開発構想、外国人労働者などサウジの問題がにじむ味でもある。
サッポロのセブン限定ビール「岩手県岩手町」に使われているホップの生産者、岩手町の三浦さん親子は、15ヘクタールのホップ畑を今年はキャベツに切り替えたそうだ。人手がかかることなどが理由、と地元新聞が伝えている。つまり、三浦さん親子のホップを使ったビールを飲めるのはこれが最後になる。
タリバンが権利を再掌握したアフガニスタン。日本政府に長年協力してきた人々とその家族が800人以上もおり、迫害をおそれているという。長年アフガンへの国際協力に携わってきた林裕・福岡大准教授のもとには、「助けて欲しい」という悲痛な声が届いているという。 nishinippon.co.jp/item/n/794992/
東京には、世界中のものが満ち満ちていて。中央線・吉祥寺駅のまわりを少し歩いただけで、東急百貨店のフェアでシリアのバクラヴァ。トルコのケバブ屋台には、これまであまり見たことがない、焼いたモッツァレラチーズをはさんだイズミルサンド、気のいい女主人が営むアフリカ料理店。ほんと旅行気分。
東欧や中東のにおいがする香草ディル、生ハムやこってりしたヨーグルトチーズにも合う。繁殖力があるので、小さなプランターに種をまいてもどんどん成長していく。これから夏に向けて、食べ切れなくなっていく予感がする。
「ガチ中華」って言葉があるらしいけど、この料理の為にある言葉かな。大皿にドン、と鶏肉やジャガイモ、野菜の炒めものがのった「新疆大盤鶏」。しばらくしたら、店員さんが群馬のひもかわうどんみたいな幅広麺をのせてくれた。東京・池袋の「中国西北本場料理」の店、「火焔山 新疆・味道」にて。
イランの忘れがたい風景。「世界の半分」といわれた古都イスファハン「イマーム広場」、ドーム天井が美しい世界遺産、タブリーズのバザール、1000年の時を経たと思えないほど透明なガラス器を展示するテヘランの博物館、精緻なエナメル細工の数々。 #コロナで気が滅入るからみんなの写真で旅行しようぜ
中央アジア以東のプロフ(ピラフ)は、脂のうまさを楽しむのだ、と知った。東京・池袋の「中国西北本場料理」の店、「新疆・味道」。長粒米を使い、パラっとした食感のイランのポロウと同種のものと思ったら大間違い。少なくとも米食の嗜好に関しては、アフガニスタンあたりに断絶線がひかれているのか。
東京のカレーの名店「デリー」で、ゾロアスター教徒の料理が食べられる? ペルシャからインド・ムンバイ周辺に渡ったゾロアスター教徒(パルシー)の料理。カレーにポテトストリングを乗せた「サリ」に、ドライアプリコットを入れた「サリチキン」という料理だそう。 delhi.co.jp/bossblog/19708
酸っぱさがキーワード。レモンを多用するから。イラン料理は、最初はちょっと戸惑ってしまうかも知れないが、一度ハマると抜けられない魅力がある/「辛くはなく、酸っぱさが際立つ」イラン料理を知るための10皿|カフェバグダッド @cafebaghdad #note #ヨーグルトのある食卓 note.com/cafebaghdad/n/…
岩手県では、冷やし中華を「冷風麺」(れいふうめん)と呼ぶのが一般的。独自ネーミングをしているだけあって、盛り付け方の美にこだわっているところも多い。盛岡市肴町の蕎麦屋「丸友」では、カラシを輪切りキュウリの上に載せる。岩手は、そば屋の中華(そば)が何気においしい。
ナツメヤシの実(デーツ)、中東では季節によっては、乾燥ではなきフレッシュなものも市場に並ぶ。こちらも乾燥ものと同様、色、食感はさまざま。シャリシャリとした食感で、さわやかなジューシーさを感じられるものもあった。
岩手という地名のもとになったと伝えられる、盛岡の三ツ石神社の「鬼の手形」。たしかに、向かい合って立つ巨石の裏側に、苔でかたどられた手形のような痕が。石に崩壊防止のチェーンがまかれているのもすごみがある。人口30万の県庁所在地の中心部に、古代信仰の遺跡が残っているとは驚く。
エジプトでミントティーというと、通常、紅茶に生ミントか、乾燥ミントを加えたもの。イランでは、乾燥ミントをあらかじめ茶葉に混ぜたものを飲んだ記憶がある。モロッコ やアルジェリアなど緑茶を使うのとは味わいが少し違うが、どれも茶+ミントの相乗効果がある。最初にこれを考えた人は偉大である。
アルジェリアでは、目で楽しめるのはお菓子だけではない。クスクス、タジン、豪快な肉の串焼きなども盛りつけが工夫されている。カフェも独特。先住民族ベルベル人の意匠に、アラブ、フランス風が加わり、唯一無二の雰囲気が作られている。 note.com/cafebaghdad/n/…
エスビー食品が中東の前菜定番、ホンモス(フムス)の作り方を紹介。ホンモスは、すでにイオンのPBトップバリュでも商品化され、販売されている。ヒヨコ豆のコロッケ「ファラーフェル」とともに、日本にこれからブームをもたらすのか。 @sbfoods_jp #note note.sbfoods.co.jp/n/n30fd23ead6e1
デーツといえば、カルダモン入りのピリっとした「アラビックコーヒー」と一緒に食べたくなる。サウジアラビアでは、ポットにいれたアラビックコーヒーのサービスとともに、円形に盛られたデーツをいただいたことがあった。この組み合わせは、かなりピッタリ。
奇跡の一本松だけを残して全滅した岩手・陸前高田の景勝地「髙田松原」が、地元NPOの努力で再生されようとしている。約2キロのベルト状に植林されたアカマツとクロマツが順調に育っている。「50年後には、津波前の松原に戻ると思う」とNPOの代表は話していた。
新型コロナウイルス感染拡大後、初のイスラム教の大巡礼。聖地メッカのカーバ神殿の周囲をまわる信徒たちも距離をとっている。世界のあちこちの聖地巡礼の風景は、確実に変わっていきそう。 #hajji2020 twitter.com/AP_Images/stat…
イースト菌などで発酵させた生地を焼くのが「ナン」。現在のイラクからトルコにかけてのメソポタミアで生まれ、現在は主にイラク以東のアジアで食べられているそうだ。イランには、スケートボード大のパリッとした食感のバルバリや、しっとりしたラバシュなどユニークなナンがあり、食べ比べが楽しい。