ひよこ豆のペースト「フムス」(ホンモス)の盛り付けは、特にアラブ圏では、ペーストで土手を作って中にオリーブオイルを注ぎ込むことが多い。さらにゆで豆を落としたり、パプリカパウダーを振りかけたりも。ザクロやミントを添えているのはシリア・ダマスカスで食べたもの。いかにもシリアらしい。
4月下旬から休業していた岩手県花巻市の大沢温泉が約1か月ぶりに営業再開。待ちかねていたファンが木造の湯治棟に続々とチェックイン。天気は快晴、豊沢川の岸辺にある大露天風呂から見える新緑がまぶし過ぎる。ここは、詩人・宮沢賢治が幼少時代、父とともに滞在した宿でもある。
箸で食べるのは、高く巻き上げられたクリームが倒れてしまわないように。岩手県花巻市の展望レストラン「マルカンビル大食堂」の看板メニューは、マルカンソフトとナポリカツ。どちらもボリュームがすごい。マルカンデパートは2016年に閉店したが、市民たちの復活を求める声が強く、翌年に再開された。
東欧や中東のにおいがする香草ディル、生ハムやこってりしたヨーグルトチーズにも合う。繁殖力があるので、小さなプランターに種をまいてもどんどん成長していく。これから夏に向けて、食べ切れなくなっていく予感がする。
フランスのバゲットの祖とも言われるトルコの常食パン「エキメッキ」。バゲットよりもっちり柔らかなのが特色。日本のバゲットは、どちらかというとエキメッキ寄りのような気がする。昨日、岩手県の田園のただ中の小さなパン屋さんで買ったものが、まさにエキメッキそっくり。これはうれしい発見。
新型コロナ時代の対応で、国が道路占用の許可基準の緩和に動いているそうだ。 実現すれば、ひょっとして日本でも、トルコやエジプトにあるような素晴らしいストリートカフェが出現するのだろうか。夢のあるとても明るい話題。
シリアの菓子には、和菓子にも通じる端正さがある。それは首都ダマスカスの旧市街、カフェのたたずまいにも共通する何か。シリアの人々が安寧を取り戻し、旅行者にとっても再び訪れることができる街に戻ってほしい。 twitter.com/thesyrianblog/…
うわさに聞いていた岩手県北上市のロシア料理店「トロイカ」のチーズケーキを食べてみた。濃厚なチーズは、自社で手作りしているそう。酪農王国岩手ならではの名物洋菓子。甘さは控えめ、食べごたえあり。レストランではビーフストロガノフやピロシキ、ペリメニなどもあるそう。そっちも食べたい。
トチギスタンの首都こと栃木県小山市にあるパキスタン料理レストラン「ダルバール」にあったノンアルコールビール「忍者ラガー」。ビリヤニを食べながら飲んだ。海外ビールの輸入を手がける日本の会社が売り出している商品らしい。ハラールをうたっており、イスラム圏に狙いを定めた商品なのかも。
中世の田園風景が奇跡的に残っている骨寺村荘園遺跡(岩手・一関)の水田。たんぼ1枚が小さく、整形もされていない。中世期の水路をそのまま保存しているからだそうだ。かつては、奥州・平泉の中尊寺に属していた。現代もなお住民たちは、収穫した米や薪を、冬に徒歩で中尊寺まで行進し奉納する。
アラブの水分少なめの濃厚ヨーグルト「ラバネ」の完成形に近いものを日本で入手するとしたら、いわれる「ギリシャヨーグルト」なんだろう。写真の岩手県西和賀町「湯田牛乳公社」のga・raは、日本在住ギリシャ人が故郷の味を再現したいと製造に参画したらしい。どうやら水切りはしていないらしい。
岩手県花巻市に残る、太平洋戦争で日本軍が使った「聴音壕」。周囲の音を遮るためのレンガ製の円筒。中に人間が入り、敵機襲来の音を耳で覚知して陸軍に電話で報告する。完全な形で残っているのは珍しいそう。レーダー開発に乗り遅れた戦時中の日本の情報収集の実情を、いつまでも後世に伝えて欲しい。
イランで日本食が恋しくなったら「オリビエサラダ」と呼ばれる一種のポテトサラダを買って食べていた。オリーブやピクルスが入り、イランっぽい感じもあるが、ブルドックソースをかけるとかなり日本のポテサラに近くなる。形作りで遊べるので、目でも味わえる。元々はロシアから来た料理らしい。
トルコのエルドアン大統領、イスタンブール旧市街にあるアヤソフィア博物館をモスクに変更する大統領令を発出。天蓋に描かれた聖母マリア像は今後、礼拝するイスラム教徒たちを見下ろすことに。建設から1500年、キリスト教聖堂→イスラム教モスク→世俗主義下で博物館→再びモスク、という数奇な運命。 twitter.com/thedukeorigina…
エジプトでよく食べられるモロヘイヤを栽培して「ツタン乾麺」という特産品まで作ったのが、岩手県奥州市衣川区。ルッコラ(ガルギール)を使った麺もある。強い風味は感じられないが、鮮やかな緑色。時代は違うけれど、隣の平泉にも黄金の文化や、ミイラ作りの風習があった。共通点といえなくもない。
モロヘイヤ、エジプトでは特別な包丁で徹底的に刻んでスープにすることが多いが、ゆでて軽く刻んでお浸し、という和風バージョンもかなりいける。大量消費国エジプトでは、刻みずみのものを冷凍にしたものも売っている。写真で隣に並ぶのは冷凍オクラで、エジプト人もかなりネバネバ好きなのがわかる。
微妙なバランスと際どさ。中東の果物の陳列には、心をざわつかせる何かがある。今はスイカの季節。写真は、イラン・タブリーズ、トルコ・ディヤルバクル、エジプト・カイロにて。
鮮やかな緑の稲穂が、規格のない田んぼを埋め尽くしている。岩手県一関市の金山棚田。江戸時代後期に開田された100数十枚で計約40アール。農作業はすべて手作業だそう。近隣の住民たちが「地域の宝」として、景観保存のため耕作を続けている。
岩手県では、冷やし中華を「冷風麺」(れいふうめん)と呼ぶのが一般的。独自ネーミングをしているだけあって、盛り付け方の美にこだわっているところも多い。盛岡市肴町の蕎麦屋「丸友」では、カラシを輪切りキュウリの上に載せる。岩手は、そば屋の中華(そば)が何気においしい。
岩手県の澄んだ空気で育ったミントの葉を、そのままお湯につけてミントティーにした。さわやかな香気がのど元を通過する。さっき、岩手初の新型コロナウイルス感染者が明らかになったが、クールミントで平常心を保ちながら、他者へのいたわりと優しさを維持し続けたい。
新型コロナウイルス感染拡大後、初のイスラム教の大巡礼。聖地メッカのカーバ神殿の周囲をまわる信徒たちも距離をとっている。世界のあちこちの聖地巡礼の風景は、確実に変わっていきそう。 #hajji2020 twitter.com/AP_Images/stat…
イスラム教の犠牲祭、おめでとうございます。祝祭用のシリア菓子とともに。 twitter.com/thesyrianblog/…
キリストの墓に詣でるのは、これで2か所目。1か所目はエルサレム、2か所目は青森県新郷村。
レバノンの首都ベイルートの港で大爆発。少なくとも50人が死亡。西ベイルート中心部ハムラ地区のほとんどの建物が被害を受けたとの報道も。「中東のパリ」と言われたベイルートは1970〜80年代、泥沼化した内戦で廃墟と化し、その後復興した街。 twitter.com/borzou/status/…
東京・荻窪の中東ワインショップ「エインシャント・ワールド」が、爆発事故のあったレバノンを支援するためキャンペーンを実施。店でも売られているレバノンワイン「クロ・ド・カナ」のオーナーが運営する人権団体に、売り上げの一部を寄付するとのこと。 twitter.com/ancient_w/stat…