早稲田大学のサークル「エジプト文化研究会」が刊行した「中東料理を知るための21章」。東京とその周辺のアラブ、クルド、ウズベキスタン料理店を紹介。料理も値段付きで紹介していて、中東飯の食べ歩きが趣味という人には便利。先日の早稲田祭で売り出され、近くオンラインでも販売開始とのこと。
秋を感じさせる、柔らかい自然の色彩が、むしろ目にまぶしい。トレイに盛られた柿とイチジク。中東でも、「kaki」と呼ばれることもあり、けっこうポピュラーな果物。トルコ東南部、ガジアンテプの市場にて。
#バクラヴァ の魅力はさまざまあるけれど、形状をめでる楽しさも捨てがたい。ニンジン形、ムール貝形といわれるものもあるほか、三角形、俵形、円柱形など、バリエーションがとても多い。形や大きさが違えば、味わいも違ってくるのだろう。イスタンブールの旧市街をぶらぶら歩きながら撮った写真。
アラブ圏で「鳥の巣」と呼ばれるバクラヴァが、円形のパットに整然と並んでいる姿は、中東のイスラム美術・建築をみるような端正さ。麺状の生地にピスタチオやアーモンドなどがおさまっている。トルコ・イスタンブールの、内戦から逃れたシリア人たちが多く暮らすアクシャムセッティン通りの菓子店で。
イスタンブールの街を歩いていて出くわした、特大のバクラヴァ。カダーイフ麺と呼ばれる糸が集まったような生地を使ったタイプ。輪切りにしても、とてもひとくちでは食べきれなさそう。店の窓際に飾ってアピール。ヨーロッパ側のイスティクラール通りと、アジア側の繁華街カドゥキョイで撮影。
エジプトの豪快な炭火焼きケバブの風味が味わえる、室内用コンパクトコンロ。煙が立ち上り、肉にチャコールの味がつく仕組み。その匂いが、カイロの下町の屋外レストランで食べている気分にさせる。東京・清瀬のエジプト料理店「スフィンクス 」。古代エジプトの派手な室内装飾や看板が出迎える。
ひさしぶりに訪ねたクルド料理店「メソポタミア」。肉とひきわり小麦ブルグルを使ったコロッケのイチリキョフテ(ケッベ)のおいしさを再確認。皮が「カリ」と「モチ」の両方を兼ね備えていた。JR埼京線十条駅前という立地、荒川と石神井川の間なので、「2つの川の間」という意味の店名がまさにぴったり
トルコ語では、「坊さんの気絶」(パトゥルジャン・イマム・バユルドゥ)という名前の料理。素揚げしたナスにトマト味のミートソースなどをかけたもの。おいしくない訳がない。東京・北区、埼京線十条駅南口すぐ、クルド料理店「メソポタミア 」では初めて味わった。
トルコと並んで、#バクラヴァ の2大潮流の地、シリアのバクラヴァが日本で製造されるとのニュースは朗報。イスタンブールには、内戦を逃れたシリア人たちが10万単位で暮らしていて、彼らが愛するシリア式バクラヴァが作られている。ヨーロッパ側のアクシャムセッティン通りあたりには店がたくさんある
なんとなく、モロッコに行ったときのことを思い出し、どんなものを食べていたかを調べ直してみる。朝食は、炭水化物の応酬。晩飯は、上手につかったオリーブでモロッコワイン。おやつには、緑茶で作る甘いミントティーとクッキー。サッカーW杯のこともあるし、しばらくモロッコが頭から離れそうもない
シリアの伝統工芸品、寄木細工は、幾何学アラベスク文様が美しい。内戦を逃れてヨルダン・アンマンで暮らすシリア人避難民の作品がイベントで展示・即売される。12月16〜18日に東京・表参道で。パレスチナ含むいわゆる「大シリア」に特化したバザール。入場無料。詳細は以下。 chuto-kawaii-8.peatix.com
モロッコ4強進出に背中を押されて、東京・上石神井のモロッコ料理店「ライアン」へ。プルーンのタジンにするか迷ったが、羊肉のクスクス単品で。野菜と肉の旨み汁で、ひたひたになったクスクスがうまい。野菜はブロッコリー、カブ、ニンジンなど。サッカーw杯効果なのか、正午前にはほぼ満席に。
きのう始まった東京・表参道の中東クラフト市。きょう17日限定でカフェバグダッドをオープンします。ドリンクはエジプトのハイビスカスティーと北アフリカのミントティー。冊子「カフェバグダッドアンソロジー」を販売します。パレスチナ刺繍帯、シリア寄木細工の店などが出展 chuto-kawaii-8.peatix.com
東京・表参道での中東クラフト市。シリアのバクラヴァの売れ行きっぷりにも驚いたが、パレスチナ刺繍帯、パレスチナのオリーブの木で作った箸などの工芸品、シリアの寄木細工など、美しい品々を見て目の保養になった。カフェバグダッドにカルカデとミントを飲みにきていただき、ありがとうございます〜
中東の食とクラフト展で売られたシリアのバクラヴァ、3日目はきのうを上回るペースで、同数が早々売り切れたらしい。あす月曜日の10時から、東京・練馬のスーパー「アキダイ」横の焼鳥店が入るビルの2階にある工房兼店舗で販売を始めるとのこと。住所は練馬区関町北1-15-11。店名「アル・ナブルシ」。
シリア・ダマスカスから来日した職人が作るバクラヴァの店がきょう午前、東京・練馬区関町北で営業を開始。スーパー「アキダイ」の店舗となりの惣菜・焼鳥店の2階に工房と販売スペースがある。今日売るのは昨日焼いたたもの。簡素なパックに入れてくれる。営業時間は10〜19時。年内は無休だそうだ。
東京・練馬区のスーパー「アキダイ」横で、きょうから #バクラヴァ 製造販売を始めた「アルナブルシ」。工房内には、ダマスカス旧市街、ハマの大風車などシリアの写真が。創業者で日本在住が長いマーゼンさんと、ダマスカスから来た菓子職人アブドルカリームさん。2人の故郷への思いの強さを感じる。
東京・練馬区にオープンしたバクラヴァ 店がある建物の1階は、スーパーアキダイが営む焼鳥や惣菜、弁当などを売る店がある。バクラヴァ店を開きたいと考えていたシリア人のマーゼン・ナブルーシーさんと、アキダイの社長さんは古くからの知り合い。社長さんが空いていた2階部分を提供してくたそうだ。
東京・練馬区関町北の生鮮市場アキダイ敷地にオープンしたシリアのバクラヴァ 店「アル・ナブルシ」では、いわゆるクッキー系のお菓子も作っている。グライベというサクサク、ホロホロのもの。バラーゼクというゴマがたっぷりまぶされた薄焼きクッキーなどがある。
一年で一番夜が長い日。イランと周辺のペルシャ文化圏では「シャベ・ヤルダー」と呼ばれる日で、ザクロやスイカを食べながら夜を過ごす風習がある。世界に闇が拡大する時期が終わり、再び光が広がっていくと期待し、喜ぶ。ゾロアスター教などを生んだこの地域の伝統的世界観を色濃く反映している。
イランとイラク、同じ中東の隣り合わせの国で、よく混同されることも多い。でも、実は大きな違いがあって、それはケバブの食感。イラク式は簡単に切れてほろほろ崩れるような感じ。脂も滴る。イラン式は、弾力があり固形感が強い。それぞれにおいしいが、イラク風のものは、日本で見た記憶がない。
年の瀬にうれしいニュース。シェフ不在になっていた東京・中井のアラブ料理店「シュクラン中井」に新シェフが登板。「中東料理とスイーツをこなす」チュニジア出身の方だそう。大好きな「ウージーラム」も継承されているみたいだ。イラクのクージーの味を楽しめる数少ない店。 shukrannakai.com
大使館や大使公邸って、あまり行くこともない訳だが、中に入れる機会があったら、目を皿のようにして見回したほうがいい。その国が誇る美術工芸品が飾られている。それが、国の自己紹介にもなるからだろう。東京・神宮前のトルコ大使館には、見事な焼き物の絵皿が置かれていて、目の保養になった。
米ニューヨークタイムズ紙の「2023に旅行で訪れるべき52か所」ランキングで、盛岡がなんと世界第2位に。自然豊か、レトロで何か懐かしい街並みが評価されたのだろうか。いずれにせよ快挙。埼玉とともに、盛岡を2拠点生活の一角に据えている者としても、とてもうれしい。 nytimes.com/interactive/20…
クルド料理の90分ビュッフェって、とても魅力的。「ハニムの台所」。2月5日、さいたま市南区(中浦和)で。90分、食べたいだけ、食べられるらしい。バクラヴァもあるらしい。 mannakatimes.wordpress.com/2023/01/19/230…