東京・浜松町にできたアラブ菓子テイクアウト店「ビブロス」。もちろんバクラヴァも売っている。都内のバクラヴァ事情については、以下の記事がとても参考になります。 #世界を知るための10皿 という #note マガジンに収録されています。バクラヴァ の拡大がもう止まらない。 note.com/ethnicneighbor…
アラブ圏からクルディスタン、トルコにかけてのお菓子は、端正なデザイン、彩り、ナッツなどによる食感など、和菓子と重なる部分も結構ある。東京・浜松町にオープンした「ビブロス」が、アラブでよく使われるデーツあんに加えて日本風のあずきあんを使い始めたのは、とても鋭い着眼のような気がする。
アラブ料理としてのホンモス(フムス)は、食事の前菜の位置付けで、薄型パンですくって食べる。けど、東京・浜松町のテイクアウト店「ビブロス」での売り方、買われ方をみていると、お菓子と一緒に食べる間食の位置付けもありかな、と感じる。甘いものと塩味のものを交互に食べるのが好きな人はいるし。
日本と中東では、食事の中でのご飯の位置付けが決定的に違うと、一般的には思われている。でも、トルコの食堂あたりでは、日本の定食並みにご飯が重要な位置を占めているのもある。日本人としては、なんとなく落ち着く感じ。トルコはやっぱりアジアなんだな、と感じる風景でもある。
エジプトでガルギールと呼ばれるルッコラを練り込んだ「ガルギール生麺」を岩手県奥州市衣川の企業が新発売。昔、ある中東研究者がエジプトから種を持ち帰り、実兄の衣川村長に進言して栽培開始。粉末を練り込んだ「ツタン乾麺」が発売されたのがその起源。乾麺の製造は終了したが、生麺として再生。
「岩手県と中東に一体どんな関係があるんだ」という声にまじめに答えようと書き始めて、1回目で止まっているシリーズ。奥州平泉とエジプトには黄金文化という共通点がある。エジプト野菜を栽培して麺まで作った発想の背後には、そうした歴史的・文化的な文脈があるとみた。 note.com/cafebaghdad/n/…
ピスタチオ連合王国のトルコ・イラン・シリアには、ピスタチオを使った菓子が色々ある。イラン・テヘランで見かけたピスタチオでクリームを閉じ込めたコロネは、イタリア・シチリア島の銘菓カンノーロを意識したものなのか。あるいはその逆か。ダマスカスの老舗のアイスにも、たっぷりかかっていた。
トルコの朝食といって、まず頭に浮かぶのは、香草のディルやイタリアンパセリなどをまぶしたチーズ類。丸かじりできるそれほど辛くない生の青唐辛子。独特の風味があるソーセージのスジュク。フランスのバゲットを日本人好みにふんわりさせたかのようなパン、エキメッキ。素晴らしい取り合わせ。
宮沢賢治の童話「銀河鉄道の夜」で、ジョバンニがアルバイトした印刷所の場所と考えられるのが、賢治が暮らした岩手県花巻市の花巻駅近くの一角。かつては実際に印刷所があり「春と修羅」はそこで印刷された。現在は、花巻近辺で知らない人はいない団子店になっている。岩手特有の「お茶もち」が名物。
茶山・茶どころの埼玉・狭山に、中東菓子バクラヴァの製造工場。キプロス島の北側にある北キプロスというトルコだけが承認する国からやってきた人たちによるニッチなビジネス。バクラヴァ が和菓子界の一角に食い込み、日本茶と一緒に食される日も近いだろうか。 tabilista.com/feature/113-20…
以前紹介した、東京・品川区荏原町のトルコ食材店が、店の近くにトルコ風カフェ&バーをオープンさせた。中東菓子バクラヴァやロクム(ターキッシュ・ディライト)と一緒に、トルコ・コーヒーが飲めるらしい。トルコ出身の方が経営。 timeout.jp/tokyo/ja/news/…
東京のカレーの名店「デリー」で、ゾロアスター教徒の料理が食べられる? ペルシャからインド・ムンバイ周辺に渡ったゾロアスター教徒(パルシー)の料理。カレーにポテトストリングを乗せた「サリ」に、ドライアプリコットを入れた「サリチキン」という料理だそう。 delhi.co.jp/bossblog/19708
バナナは吊るして売るのが普通だと知ったのは、中東に足を踏み入れてからのこと。日本のように陳列台に置く方式は少数派。黒ずんだバナナを嫌う、人々の一種の美的センスも影響しているのかも知れない。
バナナといえば、イラン・テヘランのとあるお宅で出てきたフルーツ盛りが思い出される。人が行き交うシルクロード上で暮らしてきたペルシャの民の「旅人をもてなす心」はこんな形であらわれる。
イランやイラクでは、ニンジンはキュウリと並んでフルーツのカテゴリーにはいる。もちろん生食専用というわけでもなく、中東でも幅広く料理に使われる。チュニジアには、ゆでたニンジンペースト状にしてオリーブオイルやニンニクなどを加えた家庭料理「ウンマク・フーリーヤ」があり、これは絶品。
東京随一の無国籍タウン、大久保にある ネパール料理店30店の場所が分かる地図。ネパールの代表的な家庭料理、豆のスープごはんの「ダルバート」が500円で食べられる街。首都圏の南アジア料理を食べ歩くテイクアウト・アーティストのじょいっこさんの力作 @joycooonote #note note.com/joycooo/n/n2c2…
岩手という地名のもとになったと伝えられる、盛岡の三ツ石神社の「鬼の手形」。たしかに、向かい合って立つ巨石の裏側に、苔でかたどられた手形のような痕が。石に崩壊防止のチェーンがまかれているのもすごみがある。人口30万の県庁所在地の中心部に、古代信仰の遺跡が残っているとは驚く。
山道を歩いてたどり着いた、鮮やかな森の緑に覆われた渓流そばの露天風呂。北上川の支流・夏油(げとう)川の源流域に湧く夏油温泉「元湯夏油」。ぬるめの柔らかな湯が心地よい。岩手県北上市。
モロッコの旧市街を歩いていると、さまざまな感動や驚きにでくわす。野菜をかたどったお菓子の山。祭壇風のスパイスのディスプレー。ショーケースで眠る猫。地中海の海の色のような陶器。歩きがいがある街。いずれも古都のフェズ 、マラケシュの旧市街で。#モロッコ彼女たちの朝 #映画で旅気分
東京・浜松町のアラブ料理テイクアウト店「ビブロス」が7月6日、1日3種15食限定のアラブ飯弁当の販売を始める模様。レバノン出身のシェフ、ナジーフさんからチラシをいただいた。ひき肉ケバブ・クフタや、ご飯のブドウの葉包み、ファラーフェルなども。いよいよ日本でアラブ弁当が食べられる時代。
杜の都・仙台にあるインドカレー屋さんが、店先にスパイス自販機を設置している。クミン、ターメリック、コリアンダー、クローブなどの単品や、キーマカレー用、タンドリーチキン用などのミックススパイスも。当初は外国人留学生の利用を期待していたらしいが、最近は日本人客も目立つという。 twitter.com/santa_indian/s…
パレスチナのガザ地区の難民たちが作った伝統刺繍を加工した和服帯。これは、パレスチナ旗もデザインした「インティファーダ帯」。1980年代、ガザで始まった対イスラエル蜂起のときに作られた「インティファーダ・ドレス」にちなんでいるそうだ。難民女性たちの自活のため、産業創出を目指している。 twitter.com/maki_ya0521/st…
1年近く前、東京・新宿の自宅から逃げて行方不明になっていたオカメインコが、無事飼い主のフランス出身男性のもとに戻ったようです。東京の西の外れに住む、闘病中の女性が保護していたそうです。 twitter.com/sikllindil/sta… twitter.com/cafebaghdad/st…
東京・新大久保のイスラム横丁に「パキスタン系焼肉店」がオープン。ビリヤニやナンなどをつまみながら、厚切りタン塩を焼いて食べられるらしい。このところの日本、各国食文化の融合がどんどん進んでいる。食以外の部分での社会の変化も投影しているような気がする。 note.com/joycooo/n/n459…
7月10日から東京などで公開されるドキュメンタリー映画「 #東京クルド 」。入管施設に収容中、病に倒れたメメット・チョーラクさんの弟、ワッカスさんと家族が営むクルド料理店「メソポタミア」が、東京・十条駅近くにある。クルディスタンという土地や文化を体感できる場所。 note.com/cafebaghdad/n/…