中東、特にイランでは、羊や鶏肉などをヨーグルトベースのつけだれにつけて焼いて食べる。特に羊あばら肉を使った「シシリク」が有名。岩手県特産のヨーグルトを使ってシシリクを焼いてみたら、びっくりするぐらい美味しかった、という料理体験記です。 note.com/cafebaghdad/n/…
サッポロのセブン限定ビール「岩手県岩手町」に使われているホップの生産者、岩手町の三浦さん親子は、15ヘクタールのホップ畑を今年はキャベツに切り替えたそうだ。人手がかかることなどが理由、と地元新聞が伝えている。つまり、三浦さん親子のホップを使ったビールを飲めるのはこれが最後になる。
ナチュラルローソンで、中央アジアやウイグルの麺料理ラグマン発売。手延べ麺だったらすごいが、さすがにそれは無理そう。東京を中心にラグマンを出す店が増えている。長い時間をかけ伝わっていったシルクロードの食文化の終着点が日本のコンビニだったとは。 twitter.com/naturallawsonj…
巻き貝の内蔵を集めて染料を作り、古代の高貴な色、むらさきを再現した。貝100キロからとれる染料はわずか1グラムだという。地中海の青にも、サハラ砂漠のカーキ色にもはえる紫色。チュニジアのコンサルタント、ムハンマドさんの根気ある探究のたまもの。 AFP通信が伝えた。 afpbb.com/articles/-/331…
神社(祠)の供え物にナン。この風景にこそ、今の日本の生活のにおいが表れている気がする。 twitter.com/joycooonote/st…
お茶漬けの「永谷園」が、「世界のスープ図鑑」という名前でカップスープをシリーズ化するらしい。第一弾は以前松屋が期間限定メニューにしたジョージアの料理「シュクメルリ」のスープ版。昨年11月に誠文堂新光社から出版された佐藤正人さんの大著「世界のスープ図鑑」とは関係があるのだろうか。 twitter.com/mognavi/status…
東京・広尾のシリア料理店「ゼノビア」が、中野駅北口の商店街「サンモール中野」に新店舗を近日オープンとの情報。中野駅南口には老舗チュニジア料理店「カルタゴ」があるほか、徒歩圏の中井にはレバノン人シェフの「シュクラン中井」がある。冬に向かう中、「中野アラブ飯」が熱くなりそう。
埼玉・西川口にあった蘭州ラーメン店「ザムザムの泉」の移転先が、広尾のシリア料理店「ゼノビア 」の至近だったという偶然。東西シルクロードの食を東京の都心で一気食いできそう。 twitter.com/zamzamnoizumi/…
昔は囲炉裏の上でいぶして作った、独特のトロリとした食感の干柿。岩手・釜石の特産品で「甲子(かっし)柿」と呼ばれる。これをフルーツサンドにしてテイクアウトで売り出したのが北上市のレストラン「ときよじせつ」。竹炭入りトーストではさまれた、柿とイチジクの断面が美しい。岩手の美味なるもの。
SNS、いやインターネットがなかったころ、海外旅行者は、主要都市にひとつはあったバックパッカーのたまり場の宿に置かれた手書きの情報ノートや、体験者の口伝えの情報を頼りに旅をした。ノートはコピーされ、結構なスピードで伝播していったはずだが、現代のSNSの拡散スピードには及ばなかった。
北上山地に源を発し、釜石湾に注ぐ約25キロの渓流・甲子(かっし)川の上流で古くから作られてきた「甲子柿」。ケヤキやサクラのおがくずで燻り、渋味を抜く。「燻煙脱渋法」というらしく日本全国で唯一の手法。とろりした独特の食感も唯一無二で、日本のクルディスタン・岩手が誇れる食材。
「地球の歩き方」イラン編初版が出たのが1999年。それ以前は、バックパッカーが、周辺国の宿に書き残した情報ノートが頼りになった。80年代末にまとめられた「イランへの道」は、どこを観光するか、よりも国境のイミグレはどうなっているか、ビザをどう取るかに力点が置かれた。そんな時代もあった。
ダイヤモンド社が「地球の歩き方」など旅行ガイド本事業を学研子会社に譲渡。新型コロナの影響だという。バックパッカーコミュニティーの側面があった雑誌「旅行人」はすでになく、旅をめぐるメディアの変化を実感する。これからのバックパッカーの羅針盤は何になるのだろう。
中東では冬の果物のザクロ。粒々を、刻んだパセリや玉ねぎで作るシリア・レバノン式のタッブーレ・サラダなどに散らしたら、見た目にも華やかになる。イランでは、街の小さな菓子屋で、ケーキの上にごろんと乗せたものを見て驚いたこともあった。日本でももっと存在感を拡大して欲しい。
結構冷え込むイラン北部の冬のイメージは、サモワールで入れた濃い紅茶。北西部アゼルバイジャン地方の茶葉が有名。黄金色の砂糖の結晶棒「ナバド」をかき混ぜると特別感が増す。色はサフランの色素。普段は口に含んだ硬い角砂糖をお茶で溶かして飲む。日本とイラン、茶へのこだわりは甲乙つけがたい。
コンビニチェーン、日本で知られていなかった各国料理の商品化に続々乗り出す。ミニストップは、ガーリックバターソースを鶏ひき肉で包んでフライにしたというウクライナ料理。「チキンキエフ」。外食のない食生活に変化を求めている消費者に狙いを定めているのか。 entabe.jp/35895/mini-sto…
ミニストップで新発売のチキンキエフとちまき「世界のライスぼうや」。本格中華料理店に行かなくても、日本全国のコンビニで気軽にちまきを食べられる時代が来るとは。岩手県の店でもちゃんと売っていた。カオマンガイ味は、ちょっとタイ料理が食べたいと思った時にちょうどいい。
個人経営店の領域だった各国料理への大手コンビニ外食チェーンの進出がすさまじい。 松屋、ファミマ→シュクメルリ 富士そば→肉骨茶そば ミニストップ→チキンキエフ、ちまき セブンイレブン→ビャンビャン麺 サイゼリヤ→羊肉串アロスティチーニ 中東の肉コロッケ「ケッベ」が並ぶ日も近いのか。
イランの首都テヘランのすぐ北には4000メートル級の山脈が連なり、山麓にはスキー場もある。人々は今も、冬はにコタツを出して暖をとる。コタツの上にはオレンジやバナナなどの果物がのっていて、日本の北国の室内の光景とさほど変わらない。
埼玉・飯能や東京・渋谷で地中海アラビア料理店「カールヴァーン」を営む会社が、「アラビアンおせち」をオンラインで予約販売。ひよこ豆ペーストのホンモスとモロヘイヤを合わせた前菜をはじめ、クミン、ハリッサといった調味料を使った肉魚料理、デーツなどの組み合わせ。 fareastbazaar.net/products/y-4
デーツ(ナツメヤシの実)は、種類がいろいろあって、アレンジ法もいろいろあるので、想像以上に幅の広いフルーツ。カルダモンのきいたアラビア半島スタイルのコーヒーとの相性もよい。
東京・六本木のイラン料理店「アラジン」が12月26日で閉店するというので、名残を惜しみにランチへ。最後と思うと絞りきれず、ひき肉ケバブ「クービーデ」のチェロキャバブと、緑野菜&豆のシチュー「ゴルメ・サブジ」を。日本に中東料理店が少なかった1990年代後半からお世話になった。感謝しかない。
古民家風カフェの2階ギャラリーに、中央アジアの刺繍布スザニが壁一面に飾らる。スザニ収集家・美濃正氏のコレクション。ソ連崩壊後、国外に流出したものをイランやトルコなどで買付けたもの。美濃氏自身は一度も現地を訪れたことがないそう。ソ連時代のありし日々の手工芸品。東京・清瀬「縁」にて。
西武池袋線路脇の民家の屋根に忽然と姿を見せるスフィンクス。店内は古代エジプト極彩色。いわゆるモロヘイヤチキンがランチで食べられる店。パスタ入りライスがエジプト感をさらにかき立てる。海外旅行から遠く離れ、カイロの過剰さが恋しくなったら、ここ。東京・清瀬の秋津駅近く「スフィンクス 」
東京・JR中野駅北口に開店予定のアラブ料理店「ゼノビア」新店舗の場所を初確認。サンモールというアーケード街にある。日曜日、行き交う人も多かった。店主の故郷の国、シリアの首都ダマスカスの旧市街のハミディーエ市場のアーケードを思う。日本で、シリアのことを思う場所がひとつでも増えたなら。