北アフリカ・アルジェリアのお菓子は、アラブ流とフランス流が取り入れられている印象。緑の木の葉など自然の造形を模したもの、イタリア・シチリア島のシンボル、トリスケル(三脚巴)を意識したようなものなど、デザインに凝っている。アメリカでアルジェリア菓子としてネット販売している業者もある。
地中海マグロを豪快に焼いて、レモンをギュッと絞って食べる。完熟トマトをくり抜いてサラダを詰める。ひきわり小麦のクスクスに羊肉を乗せて熱々スープをかける。北アフリカ・アルジェリアで味わった至福の料理。時々、夢にみて、口に入れようとしたところ、はっと目が覚めたりすることがある。
UAEのドバイに初のうどん専門店がオープン。日本に留学経験のある弁護士が共同経営者で、シェフは日本人。店で毎日製麺しているという。今後、モロヘイヤやレンズ豆スープうどんのメニュー化も。イラクやサウジアラビアへの出店も検討するという。共同通信社の配信記事。 sankei.com/photo/story/ne…
パレスチナの伝統工芸の刺繍布を和服の帯に仕立てて販売し、日本に中東の奥深い文化を紹介。付加価値が高まれば、難民キャンプの女性など、作り手の自立につながる。主宰の山本真希さんは、交渉などの際、和服姿で現地を回る。8月31日付日経新聞の文化面とオンライン版に。 nikkei.com/article/DGXKZO…
牡蠣を原料にしたビール「オイスタースタウト」というのはアイルランドなどに結構あるみたいだが、柿の入った「パーシモンスタウト」は、かなり珍しいかも。岩手県一関市の「いわて蔵ビール」の醸造。ラベルには「工場長がなぜか仕込んでしまった」とあるが、さすがに会社ぐるみの「確信犯」だろう。
東京の西武新宿線・中井に東地中海料理の店「シュクラン中井」が開店。ひよこ豆コロッケ「ファラーフェル」肉を回転させ削ぎ切る「シャワルマ」が中心。中井というと、かつてミャンマー人が住み、リトル・ヤンゴンと呼ばれていたのを思い出す/じょいっこ @joycooonote #note note.com/joycooo/n/n407…
きょう8月27日は、詩人・宮沢賢治の誕生日。1896年、岩手県花巻市にある母の実家で生まれた。産湯の水を汲み上げた井戸が今も残る。単なる偶然のようだが、前日の26日、花巻市は賢治が病床にあった時期に書かれた詩の草稿など4000点を、賢治の主治医が設立した病院から寄贈されたと発表した。
北アフリカ・チュニジアの缶入りお菓子。マジパン菓子とバクラヴァなど全アラブにある伝統菓子の詰め合わせ。お土産でこんなのをもらったらうれしい。10年前、「アラブの春」の政変を経験したチュニジア。西洋とアフリカの境、地中海に突き出した砂漠と青い海の国。
モロッコの写実的に作られたお菓子。古都マラケシュのスーク(市場)で売られていた。マジパンが原料で、トマトやニンジン、空豆、イチジクなどの形と色を自在に作りあげる。売り子のおじさんがお菓子の山に囲まれている。やはりアラブの旧市街は、魔術のような不思議な力が働いているかのような空間だ。
岩手奥州市衣川(ころもがわ)地区には、モロヘイヤを原料にした「ツタン乾麺」という特産品がある。一方、奥羽山脈をはさんだ秋田県大仙市大曲にも、「もろ平野めん」というモロヘイヤ粉末を配合したうどんがある。やはりエジプト名物のハトやウサギでダシをとって、スープ麺にしたらいいかも。
日本の伝統的食文化の餅食が、mochi ice creamというスタイルで全世界に広まっているようだ。アメリカ、アジア、欧州で、さまざまな「餅アイス」が発売されているようす。緑茶、マンゴー、キャラメル味なども。世界全体で見ればローカルな食べ物が、グローバル食へと変化していく興味深いプロセス。 twitter.com/japanvxsuals/s…
5年前の8月18日、シリアの考古学者、ハーリド・アスアド氏が古代遺跡パルミラで、ISに頭部を切断されて死亡。Iアスアド氏が出土品の保管場所を教えなかったことから殺害したISは、遺体をパルミラ遺跡の列柱にくくりつけたと報じられた。同じ頃、ISは遺跡内の神殿遺構などを次々と破壊していった。 twitter.com/carolemadge/st…
民俗学者の柳田国男は、餅はもともと心臓の形を模したもの、と考えていたそうだ。そうした見方からモチ料理を見ると、やはり日本人にとって特別な食べ物という気がしてくる。岩手県一関市には、「餅御膳」という食事がある。かつては年に50回も食べたそうだ。今も市内の道の駅や食堂で食べられる。
たまたま胸のポケットに入っていたiPhoneが、至近距離に落ちた砲弾の破片の直撃を防いだ。以前、内戦のシリアで、実体験者の男性から見せてもらった現物がこれ。スマホからの情報が人の命を救うことも多くあると思うが、こうして物理的に助けることもある、ということ。
東京外国語大学のオープンアカデミーが、今秋からオンライン講座化されるそう。中東関係ではアラビア語やクルド語など。来月から申し込み開始。東京にいなくても、さまざまな外国語が学ぶことができるというのは素晴らしいこと。 tufsoa.jp/how/index.html
東京・荻窪の中東ワインショップ「エインシャント・ワールド」が、爆発事故のあったレバノンを支援するためキャンペーンを実施。店でも売られているレバノンワイン「クロ・ド・カナ」のオーナーが運営する人権団体に、売り上げの一部を寄付するとのこと。 twitter.com/ancient_w/stat…
レバノンの首都ベイルートの港で大爆発。少なくとも50人が死亡。西ベイルート中心部ハムラ地区のほとんどの建物が被害を受けたとの報道も。「中東のパリ」と言われたベイルートは1970〜80年代、泥沼化した内戦で廃墟と化し、その後復興した街。 twitter.com/borzou/status/…
キリストの墓に詣でるのは、これで2か所目。1か所目はエルサレム、2か所目は青森県新郷村。
イスラム教の犠牲祭、おめでとうございます。祝祭用のシリア菓子とともに。 twitter.com/thesyrianblog/…
新型コロナウイルス感染拡大後、初のイスラム教の大巡礼。聖地メッカのカーバ神殿の周囲をまわる信徒たちも距離をとっている。世界のあちこちの聖地巡礼の風景は、確実に変わっていきそう。 #hajji2020 twitter.com/AP_Images/stat…
岩手県の澄んだ空気で育ったミントの葉を、そのままお湯につけてミントティーにした。さわやかな香気がのど元を通過する。さっき、岩手初の新型コロナウイルス感染者が明らかになったが、クールミントで平常心を保ちながら、他者へのいたわりと優しさを維持し続けたい。
岩手県では、冷やし中華を「冷風麺」(れいふうめん)と呼ぶのが一般的。独自ネーミングをしているだけあって、盛り付け方の美にこだわっているところも多い。盛岡市肴町の蕎麦屋「丸友」では、カラシを輪切りキュウリの上に載せる。岩手は、そば屋の中華(そば)が何気においしい。
鮮やかな緑の稲穂が、規格のない田んぼを埋め尽くしている。岩手県一関市の金山棚田。江戸時代後期に開田された100数十枚で計約40アール。農作業はすべて手作業だそう。近隣の住民たちが「地域の宝」として、景観保存のため耕作を続けている。
微妙なバランスと際どさ。中東の果物の陳列には、心をざわつかせる何かがある。今はスイカの季節。写真は、イラン・タブリーズ、トルコ・ディヤルバクル、エジプト・カイロにて。
モロヘイヤ、エジプトでは特別な包丁で徹底的に刻んでスープにすることが多いが、ゆでて軽く刻んでお浸し、という和風バージョンもかなりいける。大量消費国エジプトでは、刻みずみのものを冷凍にしたものも売っている。写真で隣に並ぶのは冷凍オクラで、エジプト人もかなりネバネバ好きなのがわかる。