東京・中野に近日オープン予定のアラブ料理店「ゼノビア 」。2月1日に開店との情報。 twitter.com/KawaiiGambary/…
イランの最高峰ダマバンド山、標高5610メートル。日本人の中にはイラン富士と呼ぶ人もいる。首都テヘランの北を東西に走るアルボルズ山脈の一角。周辺は豪雪地帯で、スキー場がいくつもある。 twitter.com/IranianPlateau…
遠藤雅司(音食紀行)さんの新刊「古代メソポタミア飯」では、イラクの名物魚料理マスグーフを「鯉の円盤焼き」と表現。確かに開きにした鯉をみると、円形になっている。メソポタミアの民は、相当昔からこうしたスタイルで食べていたと思われ、形に何か意味が込められているのでは、と感じてしまう。
世界最古の物語といわれる「ギルガメシュ叙事詩」に書かれていた料理を、レシピとともに再現した新刊「古代メソポタミア飯」。マナガツオをクミンなどと煮込んだ料理も紹介されている。現在のクウェートの名物は、マナガツオのケバブ。調理法は違えど、数千年たっても人類は同じものを食べている。
もちは、日本を含むアジアで広く食されているが、岩手県一関市の「もち本膳」は、かなり異彩を放つ。かつては、改まった席で出される儀礼食。この地に伝わる「もち暦」によると年間60回以上、いろいろな味付けで食べたそう。今でも市内の飲食店などで提供していて、当時をしのぶことができる。
もち食の伝統が根付いている岩手県一関市が作った「もちデータベース」。ギリシャヨーグルト&香草ディル、ピスタチオなどのタレをかけたものも収録。日本の伝統食文化の新しい味わい方。 ichitabi.jp/imagem/topics/…
メソポタミアの大河にすむコイやソウギョの焼魚マズグーフ。店の敷地内にある大きな囲炉裏でじっくりと1時間ほどかけて焼き上げた白身は、ほくほくと柔らかく絶品。日本の食習慣からすると醤油が欲しくなる味。イラク・バグダッド、チグリス川沿いアブ・ヌワース通りの専門レストランにて。
イラク名物、コイやソウギョの炭火焼き「マスグーフ」を店頭で調理している、首都バグダッドのレストラン。チグリス川のほとりのアブ・ヌワース通りには、このマズグーフを食べさせる店が並んでいたが、コロナ禍の今、どんなふうになっているのだろう。 twitter.com/murad_ismael/s…
中東の国々、それぞれに工夫を凝らして、スパイスをディスプレイする。4枚は、トルコ、イラン、エルサレム、モロッコで撮影したもの。日本の食文化へのスパイス・ハーブの浸透は、コロナの影響もあって加速中。高湿度気候という難があるけれど、こんな気の利いた展示を見て、目でも楽しみたい。
きょうは、1年で最も昼が短い日、冬至。世界の東端の日本では、カボチャを食べ、ゆず湯に入ってあたたまる風習がある。西のイランでは、冬至前夜はシャベ・ヤルダーという祝祭の夜で、スイカやザクロを食べ、家族と過ごす。どちらも、弱まった太陽の光と熱の復活に思いをはせるのは変わらない。
チュニジアの首都チュニスの中央市場に並ぶ魚の陳列法はユニークだった。タコは、カラストンビを見せるように並べるのでまるで星の形。魚は、赤いエラを出して鮮度をアピール。あるいは、筒切りにして身を見せる。青菜や唐辛子をさりげなく配置したりと、美的感覚にこだわりがあるようだった。
東京のエスニックタウン、新宿区大久保の青果スーパーでザクロが売られていた。多分、ベトナムからの輸入もの。イランで冬至を祝う祭り「シャベ・ヤルダー」に欠かせない太陽の象徴のような果物。日本でも手に入れることができる時代が到来。
地中海沿岸の市場では、色とりどりのオリーブを味見しながら買うのが楽しい。北アフリカのチュニジアでは、歯ごたえのあるフレッシュな食感が印象的だった。ある年の冬、首都チュニスの中央市場にて。
イランで冬至の前夜は、ザクロやスイカを食べる日。「シャベ・ヤルダー」という祝祭の日で、家族と過ごす伝統がある。一説によると、赤い果実は太陽の象徴。1年で最も、昼間の時間が短く、太陽が最も弱ったように感じられる日に、イラン人は太陽の化身を食べて、世界の光と熱の復活を祈るのだろうか。
東京の総武線大久保駅近くの青果スーパーでは、当たり前のようにタンドリーチキン弁当が売られている。揚げ物のサモサは1個単位。大根のアチャールはタッパー入り。レジでは南アジア出身とおぼしき男性が流暢な日本語でテキパキ客をさばいていく。日本各地で間もなく当たり前になるかもしれない風景。
東京・JR中野駅北口に開店予定のアラブ料理店「ゼノビア」新店舗の場所を初確認。サンモールというアーケード街にある。日曜日、行き交う人も多かった。店主の故郷の国、シリアの首都ダマスカスの旧市街のハミディーエ市場のアーケードを思う。日本で、シリアのことを思う場所がひとつでも増えたなら。
西武池袋線路脇の民家の屋根に忽然と姿を見せるスフィンクス。店内は古代エジプト極彩色。いわゆるモロヘイヤチキンがランチで食べられる店。パスタ入りライスがエジプト感をさらにかき立てる。海外旅行から遠く離れ、カイロの過剰さが恋しくなったら、ここ。東京・清瀬の秋津駅近く「スフィンクス 」
古民家風カフェの2階ギャラリーに、中央アジアの刺繍布スザニが壁一面に飾らる。スザニ収集家・美濃正氏のコレクション。ソ連崩壊後、国外に流出したものをイランやトルコなどで買付けたもの。美濃氏自身は一度も現地を訪れたことがないそう。ソ連時代のありし日々の手工芸品。東京・清瀬「縁」にて。
東京・六本木のイラン料理店「アラジン」が12月26日で閉店するというので、名残を惜しみにランチへ。最後と思うと絞りきれず、ひき肉ケバブ「クービーデ」のチェロキャバブと、緑野菜&豆のシチュー「ゴルメ・サブジ」を。日本に中東料理店が少なかった1990年代後半からお世話になった。感謝しかない。
デーツ(ナツメヤシの実)は、種類がいろいろあって、アレンジ法もいろいろあるので、想像以上に幅の広いフルーツ。カルダモンのきいたアラビア半島スタイルのコーヒーとの相性もよい。
埼玉・飯能や東京・渋谷で地中海アラビア料理店「カールヴァーン」を営む会社が、「アラビアンおせち」をオンラインで予約販売。ひよこ豆ペーストのホンモスとモロヘイヤを合わせた前菜をはじめ、クミン、ハリッサといった調味料を使った肉魚料理、デーツなどの組み合わせ。 fareastbazaar.net/products/y-4
イランの首都テヘランのすぐ北には4000メートル級の山脈が連なり、山麓にはスキー場もある。人々は今も、冬はにコタツを出して暖をとる。コタツの上にはオレンジやバナナなどの果物がのっていて、日本の北国の室内の光景とさほど変わらない。
個人経営店の領域だった各国料理への大手コンビニ外食チェーンの進出がすさまじい。 松屋、ファミマ→シュクメルリ 富士そば→肉骨茶そば ミニストップ→チキンキエフ、ちまき セブンイレブン→ビャンビャン麺 サイゼリヤ→羊肉串アロスティチーニ 中東の肉コロッケ「ケッベ」が並ぶ日も近いのか。
ミニストップで新発売のチキンキエフとちまき「世界のライスぼうや」。本格中華料理店に行かなくても、日本全国のコンビニで気軽にちまきを食べられる時代が来るとは。岩手県の店でもちゃんと売っていた。カオマンガイ味は、ちょっとタイ料理が食べたいと思った時にちょうどいい。
コンビニチェーン、日本で知られていなかった各国料理の商品化に続々乗り出す。ミニストップは、ガーリックバターソースを鶏ひき肉で包んでフライにしたというウクライナ料理。「チキンキエフ」。外食のない食生活に変化を求めている消費者に狙いを定めているのか。 entabe.jp/35895/mini-sto…