岩手県の南部は、モチ入りのアンパンが商品化されるほど「餅食文化」が根づいている。特に一関市は、「餅御膳」というフォーマルな食習慣があり、かつては年50回も食べたという。これを現代風にしたものを市内の道の駅やレストランで食べられる。味付けで変幻自在な、弾力性のある伝統食。
トルコ、イラン、イラク、シリアなどにまたがるクルド人の居住域クルディスタン。最大都市、トルコ東南部の古都ディヤルバクルは、スイカの産地としても知られている。夏の灼熱が甘くジューシーな味を育むのだろう。市場に並ぶ実の大きさもかなりのものだった。毎年、その重さを競う大会も開かれる。
中東のオリーブは、いってみれば日本の漬物なので、大きな樽に盛られて売られていても違和感はない。品種、味付け、漬け具合が違うさまざまな種類が並ぶ。買うほうも、売るほうにもそれぞれのこだわりがある。写真はイラン、トルコ、シリア、ヨルダンにて。
「地球の歩き方」の奇岩・巨石編にはのっていないみたいだけれど、サウジアラビア北部タイマにあるこの岩にはひかれる。どうなればこんな形になるのか...イスラム教聖地の国にある「イスラム以前」の巨岩墳墓群として知られるマダイン・サーレハ遺跡から近いようなので、両方合わせて訪ねたい。 twitter.com/DanyalGilani/s…
ピスタチオチョコとか、チョコパイとか、ピスタチオプリンとかが、日本で続々と発売されているらしい。値段を度外視できるなら、カラ付きのものをぼりぼり食べるのが一番おいしいと思うけど、様々な菓子・デザート類に利用できるところが、ピスタチオの偉大なところ。
羊肉汁やスパイスなどで炊き上げたご飯に、豪快に丸焼き羊を載せた「カブサ」。サウジアラビア・ペルシャ湾岸地域の伝統料理。結婚披露宴など大人数の宴会で出される。コメ料理でもあり、羊肉好きの日本人にはたまらない一品。
渋谷駅前スクランブル交差点の地下にある商店街「しぶちか」のアラブ料理テイクアウト店「カールヴァーン」。肉が入っていないヴィーガン・シャワルマ(ドネルケバブ)など、アラブの伝統から抜け出た新機軸を展開。デザートもジェラートクッキーサンドなど独自色が濃い。 note.com/joycooo/n/nbf5…
東京で食べられるバクラヴァについては、以下の記事が役立ちます。実は今、日本は「第一次バクラヴァブーム」が到来しています。 #世界を知るための10皿 note.com/ethnicneighbor…
アルジェリアでは、目で楽しめるのはお菓子だけではない。クスクス、タジン、豪快な肉の串焼きなども盛りつけが工夫されている。カフェも独特。先住民族ベルベル人の意匠に、アラブ、フランス風が加わり、唯一無二の雰囲気が作られている。 note.com/cafebaghdad/n/…
定規を使って精密に作られていく、幾何学文様のアラブ菓子。焼き上がったバクラヴァは、アラベスク・タイルのように美しい。北アフリカ・アルジェリアのお菓子は、デザイン性が重視されるものが多く、目でも楽しめる。 twitter.com/djazaircooking…
アフガニスタンで20年ぶりに権力を握ったタリバンのもとで、頭部を含めた全身を覆うブルカ着用が強制される社会が再来するのではと懸念。アフガン人ジェンダー研究者の呼びかけに応じて、民族衣装を着た女性の写真がSNS上に次々とアップ。ハッシュタグは #DoNotTouchMyClothes 「私の服に触れるな」 twitter.com/fari_sq/status…
「リトル・ダッカ」からほど近く、埼京線十条駅を出てすぐの場所には、クルド料理レストラン「メソポタミア」もある。いかにも湿度の高そうな一帯からちょっと歩くだけで、乾燥した山岳地帯の食文化も楽しめるというのが東京の面白さ。noteで料理の一部を紹介しています。 note.com/cafebaghdad/n/…
いまや「リトル・ダッカ」に変貌した東京の十条~東十条界隈の料理店&食材店マップ。惣菜店やハラールショップも多く生活密着。ベンガル・バングラデシュ系だけで、この集積。作者のじょいっこさんは「異国メシが好きな人は一日居ても飽きない町」だと太鼓判を押している。 note.com/joycooo/n/n0bd…
タリバンが権利を再掌握したアフガニスタン。日本政府に長年協力してきた人々とその家族が800人以上もおり、迫害をおそれているという。長年アフガンへの国際協力に携わってきた林裕・福岡大准教授のもとには、「助けて欲しい」という悲痛な声が届いているという。 nishinippon.co.jp/item/n/794992/
1973年創業のロシア料理店が、自家製チーズを使って作るチーズケーキ。岩手県北上市の「トロイカ」製。口内にまとわりつくような食感、濃厚でミルキーな味わいは、かなり独特。歴史と伝統がある岩手の酪農が、この味を支えているのだろう。エジプト出身の猫も、その魅力を感じ取れるらしい。
サハラ砂漠と地中海の国アルジェリアのお菓子は、時に優雅で時に毒々しい。130年にわたり植民地支配を受けたフランスの菓子とアラブ菓子の影響はもちろん少なくない。だが、繊細かつ大胆なデザインの工芸を育んできた、この地の先住民ベルベル人の心性も表しているようにも思えてくる。
東京・浅草にきょうオープンした、中東料理が食べられるカフェレストラン「tsukino」。ナスの挽肉詰めはトルコの食堂飯の定番。鶏肉レモンオリーブ煮は、北アフリカのタジンっぽい料理のようにも。薄焼きピザ「ラフマジュン」も提供。小冊子「カフェバグダッド アンソロジー」も販売しています。 twitter.com/tsukino_asakus…
長い内戦で荒廃したシリア北部アレッポ旧市街にあるハーン・アルハリール市場が修復されてオープン。60以上の店舗が軒を連ね、アレッポ旧市街のスークの中でも特に有名な場所。再建はユネスコなども支援した。 twitter.com/mysyria_/statu…
東洋一の硫黄鉱山と言われ、最盛期には、鉱山のまわりに数千人が生活する小都市が出現。岩手県の今は高原リゾートの八幡平のふもとにあった松尾鉱山。最新のアパート群が出現し「雲上の楽園」とまで呼ばれたが、硫黄の代替生産法の出現など時代の変化の波をかぶって閉山、街も消滅、廃墟に変わった。
サウジアラビアでは、カフェのドリンクメニューにもノンアルビールがあったりするノンアル大国。小売スーパーでもかなりのスペースをとっている。りんご味などのフルーツフレイバー系が売れ筋のよう。
3枚目の写真は、レモンジュースにソーダです。こちらは辛口でさっぱりしています。トルコ・イスタンブール旧市街のカフェにて。
砂漠の国サウジアラビアで、のどの渇きをいやしてくれる、通称「サウジ・シャンパン」。ソーダで割ったリンゴジュースに、フルーツを浮かべた冷たい飲み物。アルコール飲料が禁止されているサウジのレストランで、ノンアルビールよりもポピュラーな食中ドリンク。
モロッコでは、ミントティーを作る時も緑茶を使う。砂糖をたっぷり入れて甘くして飲む。かつては、日本の緑茶を多く輸入していたが、最近は中国製に代わられたようだ。一方で、日本の茶どころ静岡の製茶メーカーがモロッコで茶作りを始めたりもしているようだ。 #モロッコ彼女たちの朝 #映画で旅気分
エジプトの首都カイロの街を散歩と、野良猫の多さにまず驚く。イスラム地区の商店街を走り回り、ほこりだらけのボンネットの上で休憩し、アパートの門番と一緒にくつろぎぐ。夜にはネコ集会も開催される。
戦乱と政変が続くアフガニスタン現代史。女性たちが織るラグの絵柄にも歴史が投影されている。1979年のソ連侵攻の後は、爆撃機やカラシニコフ小銃が増えた。1990年代のイスラム厳格派のタリバン政権樹立時は、動物などを描く具象的デザインが激減したという。次はどんな変化をもたらすのだろう。 twitter.com/womensart1/sta…