西洋船の底に付いていたか何かで日本にやってきたムール貝。三陸地方ではシュウリ貝と呼ばれ、味噌汁の具になる日常食材。地元の人から「少量の水を入れて蒸す」と教えられ試したら、確かに美味しかった。「土産土法」はやはり真理。とはいえ、ワイン蒸しやトルコ式のライス詰めや串揚げも捨てがたい。
墨田川や荒川と石神井川の間の土地、東京・十条のクルド料理店「メソポタミア」のページ。提供メニューが一覧になっています。テイクアウトもやっているようです。 mesopotamiajp.jimdofree.com
UAEのドバイに初のうどん専門店がオープン。日本に留学経験のある弁護士が共同経営者で、シェフは日本人。店で毎日製麺しているという。今後、モロヘイヤやレンズ豆スープうどんのメニュー化も。イラクやサウジアラビアへの出店も検討するという。共同通信社の配信記事。 sankei.com/photo/story/ne…
中世の田園風景が奇跡的に残っている骨寺村荘園遺跡(岩手・一関)の水田。たんぼ1枚が小さく、整形もされていない。中世期の水路をそのまま保存しているからだそうだ。かつては、奥州・平泉の中尊寺に属していた。現代もなお住民たちは、収穫した米や薪を、冬に徒歩で中尊寺まで行進し奉納する。
中東の料理でも、イランのポテトサラダの「オリビエサラダ」はロシアが起源。トルコのヨーグルトスープ餃子の「マントゥ」はロシアの「ペリメニ」と共通の歴史背景を持つ料理。ロシアの伝統菓子「スィローク」は、チーズケーキバーともいえるもので、世界各地で隠れた人気。
エスビー食品が中東の前菜定番、ホンモス(フムス)の作り方を紹介。ホンモスは、すでにイオンのPBトップバリュでも商品化され、販売されている。ヒヨコ豆のコロッケ「ファラーフェル」とともに、日本にこれからブームをもたらすのか。 @sbfoods_jp #note note.sbfoods.co.jp/n/n30fd23ead6e1
岡田さんは1980年代に日本に多くやってきたイラン人と東京・上野で話をした時の経験を話す。イラン人は「日本で一番尊敬されている詩人は誰か」と聞いてきた。「宗教が違うからお寺にはお参りできないが、詩人のお墓ならお参りできる。だから詩人のお墓を教えて欲しい」とそのイラン人は言ったという。
アマゾンが米バージニア州に建てた奇抜な第二本社ビル。クリスマスツリーやピーテル・ブリューゲルの絵画「バベルの塔」を思わせると米メディア。しかしSNS上では、イラク中部サマッラにあるらせん状のモスクの尖塔「マルウィーヤ・ミナレット」にインスパイアされたとの見方も目立つ。確かに似てる。 twitter.com/HarryIstepania…
来年公開予定の日本映画「マイスモールランド」の舞台は、クルド人が多く暮らすワラビスタン(埼玉県)。在留資格を失った主人公の高校生サーリャをモデルの嵐莉菜さんが演じる。自身もイラン、イラク、ロシア、ドイツ、日本と、多様なルーツを持つ。「私が演じることで問題を知って欲しい」と語る。 twitter.com/eiga_natalie/s…
ラムチョップで有名な東京・上野のレストランが、クラフトビールを羊肉料理と味わえる店「ひつじあいす」を同じ上野にオープン。ラムチョップに特製タレにつけて串焼きにすれば、イランの肉料理の王様「シシリク」になる。ビール禁止の国では決してかなえられない酒と羊肉のマリアージュがここに。 twitter.com/hitsujiaisu/st…
パレスチナの伝統刺繍の幾何学模様と和服の花鳥風月とを組み合わせる、という発想がとても斬新。抽象的なものと具象的なものは実は相性がいい、ということなのかも知れない。日本とアラブ(人)との関係も、そんな視点から見直してみたい/カフェバグダッド @cafebaghdad #note note.com/cafebaghdad/n/…
イラン人の「アートごころ」は、街の小さなパティスリーが作る写実的なケーキなくしては語れない。現在はイスラム体制ではあるものの、古代ペルシャから連綿と連なる、芸術や詩文学を愛する精神が、イラン人の血肉になっている/ #世界を知るための10皿 @cafebaghdad #note note.com/cafebaghdad/n/…
この店の奥のほうに、俵積みにされて鎮座しているトルコ菓子ロクム(ターキッシュ・ディライト)。色彩感覚が素晴らしい。イスタンブール旧市街。
東京・小岩駅前にイラン料理デリカテッセン「ヴィーナスデリ」がある。イランス式サンデヴィッチ(コッペパンサンド)が本格的っぽい。イランで「トルコのケバブ」と呼ばれるドネルケバブも、松屋銀座に新規出店で今話題の中東菓子バクラヴァもある様子。下町の雰囲気に、イラン軽食店はとても合う。 twitter.com/YamayaT/status…
世界の朝食が月がわりで食べられるカフェ「ワールド・ブレックファスト・オールデイ」。10、11月はレバノン。乾燥ミックスハーブ「ザアタル」が塗られたパン、ヨーグルトチーズ「ラバネ」、アラブ菓子クナーファを朝の東京で食べられるとは。外苑前、吉祥寺、銀座に店舗あり。 neol.jp/food/116873/
サッポロのセブン限定ビール「岩手県岩手町」に使われているホップの生産者、岩手町の三浦さん親子は、15ヘクタールのホップ畑を今年はキャベツに切り替えたそうだ。人手がかかることなどが理由、と地元新聞が伝えている。つまり、三浦さん親子のホップを使ったビールを飲めるのはこれが最後になる。
宮沢賢治の童話「なめとこ山の熊」に「鉛の湯の入り口になめとこ山の熊の胆ありといふ昔からの看板もかかっている」という一節がある。この鉛の湯というのが岩手県花巻市の「藤三旅館」。立って入れるほど深い「白猿の湯」で知られる。高い天井を見上げて、誰もいない、さらりとしたお湯に身を任せる。
東京・浜松町に、レバノン人シェフが開いたアラブ料理・菓子テイクアウト店「ビブロス」が、店内でも食べられるように改装されたようです。グッドニュース。 twitter.com/farowla_arab/s…
北アフリカのアルジェリアは、先住民族ベルベル人の暦で新年を迎えた。ベルベルの血をひく古代エジプト第22王朝のファラオが即位した紀元前950年から数えて2972年という。固有の文字をかたどったカラフルなお菓子も作られる。西暦だけでない、民族・地域によってさまざまなな時間軸があることを実感。 twitter.com/DjazairCooking…
群馬、栃木、茨城3県に広がるパキスタン人コミュニティ。現地そのままを味わえるパキスタン料理店を3か月半かけて回った映像作家ヒロケイさんの渾身レポート。これは行くしかない/北関東で食べておきたいパキスタン料理を知るための10皿|Hiro Kay @hirokay|note(ノート) note.mu/ethnicneighbor…
埼玉県川口市、蕨市のいわゆる「ワラビスタンのに暮らすクルド人たちは、ガジアンテップやその周辺の村の出身の人が多いと聞く。きのう、さいたま市のカフェで食べたクルド料理を調理してくれた姉妹もガジアンテップ出身と言っていた。ご家族、親戚の無事を祈るとともに、心からお見舞い申し上げます。
東京・中野にきょうオープンした「ゼノビア 」でテイクアウトできるピザのような軽食は、トルコでラフマジュン、アラブ圏でスフィーハと呼ばれる。その昔、南米に渡ったシリア・レバノン移民がブラジルなどに伝え、今はエスフィーハなどと呼ばれ、食文化に溶け込んだ。地球規模で食文化が伝播した例。
途絶えたペルシャの技法「ラスター彩」を父とともに復活させ、それを現代イランの陶芸家に伝授した7代目加藤幸兵衛氏。キャリア50年を記念した展示が、東京・新宿の京王百貨店で18日まで。シルクロード題材のラスター彩作品も。カフェバグダッド @cafebaghdad|note(ノート) note.mu/cafebaghdad/n/…
小高い丘に、60歳を過ぎた老人達が暮らしたという場所があった。柳田国男に「遠野物語」の素材を語った佐々木喜善の生家近くにある「姥(うば)捨て伝説」の地「デンデラノ」。老人たちの暮らしぶりを再現した小屋が立つ。岩手県には、冷涼な気候もあって悲惨な飢饉に襲われ続けた歴史が今も浮遊する。
「岩手県と中東に一体どんな関係があるんだ」という声にまじめに答えようと書き始めて、1回目で止まっているシリーズ。奥州平泉とエジプトには黄金文化という共通点がある。エジプト野菜を栽培して麺まで作った発想の背後には、そうした歴史的・文化的な文脈があるとみた。 note.com/cafebaghdad/n/…