本州最北のパキスタン料理店「シャハジー」の店長、太田さんはかなりのやり手。この手の店では前代未聞の「インスタばえラッシー」を開発。パキスタンの場所、食文化についてのパンフをさりげなくテーブルに配置。店内で売っている調味料の使用法を説明したレシピも掲示。かゆいところに実に手が届く。
瀬戸内海の小豆島で獣害対策により捕獲された猪や鹿は、ほとんどが埋められてしまう。その数、年2000頭。有効活用を目指して生肉パックを販売する「小豆島ももんじ組合」は、「世界屠畜紀行」「飼い喰い」で知られる作家・内澤旬子さんの実践。東京・新高円寺の「なるお食堂」さんで実食。脂がうまい。
日本が誇る干し柿の中でも、とりわけ異彩を放つのが、甲子柿というスモークした干し柿。岩手県の釜石湾に注ぐ甲子(かっし)川の上流で古くから作られてきた。いぶすことで渋味を抜くという人間の知恵。こんな保存食がある岩手は、やはり「日本のクルディスタン」と呼ぶにふさわしい。 #岩手移住
トチギスタンの首都こと栃木県小山市にあるパキスタン料理レストラン「ダルバール」にあったノンアルコールビール「忍者ラガー」。ビリヤニを食べながら飲んだ。海外ビールの輸入を手がける日本の会社が売り出している商品らしい。ハラールをうたっており、イスラム圏に狙いを定めた商品なのかも。
東京・浜松町にアラブ料理・アラブ菓子のテイクアウト専門店「ビブロス」がオープンしたとのこと。東京・中井のアラブ料理店「シュクラン中井」のシェフ、ナジーフさんの新店との情報も。 twitter.com/Aali_Arabic/st…
ムール貝にピラフを詰めたトルコの軽食 「ミディエ・ドルマス」もドルマの一種。よく考えたら、ご飯の上に貝がのっている訳で、にぎり寿司と似ているといえなくもない。魚とご飯を組み合わせた料理、中東ではあまり見かけない気もするが、探すといろいろ見つかるかも知れない。
奇跡の一本松だけを残して全滅した岩手・陸前高田の景勝地「髙田松原」が、地元NPOの努力で再生されようとしている。約2キロのベルト状に植林されたアカマツとクロマツが順調に育っている。「50年後には、津波前の松原に戻ると思う」とNPOの代表は話していた。
2019年5月に火災が伝えられたイラン北西部タブリーズのバザールのスパイスとハーブの店。イランに数ある世界遺産のひとつ。淡い色あい、ペルシャの美。 twitter.com/Iran_Style/sta…
イスラム教の国と思われがちなイラクの北部は、さまざまな少数派宗教を信仰する人々が暮らす土地。東京・荻窪で中東ワインショップを営む田村公祐さんが、現地で撮った写真を集めた「北イラクのマイノリティを訪ねて」展。東京・東池袋の古代オリエント博物館で1月末まで。 aom-tokyo.com/exhibition/202…
長い内戦で荒廃したシリア北部アレッポ旧市街にあるハーン・アルハリール市場が修復されてオープン。60以上の店舗が軒を連ね、アレッポ旧市街のスークの中でも特に有名な場所。再建はユネスコなども支援した。 twitter.com/mysyria_/statu…
東京・浜松町のアラブ料理テイクアウト店「ビブロス」が7月6日、1日3種15食限定のアラブ飯弁当の販売を始める模様。レバノン出身のシェフ、ナジーフさんからチラシをいただいた。ひき肉ケバブ・クフタや、ご飯のブドウの葉包み、ファラーフェルなども。いよいよ日本でアラブ弁当が食べられる時代。
中東の定番料理のケバブというと、肉料理だという思い込みがあるけれど、ペルシャ湾のあたりでは、魚のケバブが結構ある。クウェートでは、マナガツオのケバブを食べた。ご飯の上にのっていて、イランでは普通「チェロキャバブ」と呼んでいるもの。チェロは、ペルシャ語でご飯の意味。焼魚定食ですね。
サウジアラビアでは、カフェのドリンクメニューにもノンアルビールがあったりするノンアル大国。小売スーパーでもかなりのスペースをとっている。りんご味などのフルーツフレイバー系が売れ筋のよう。
日本人が神前や仏前に供える穀類といったらゴハン。では、アジアや中東の人々だったら、何を供えるかといったら、ナンやパンということになるのかも知れない。食事の時の箸の代わりでもあり、お皿のようにも使う。文明揺籃の地メソポタミアから始まって世界に広まり、日本でついに供え物にまでなった。
テロと疑われる爆発が起きたトルコ・イスタンブールのイスティクラール通り。1か月前、ほぼ端から端まで歩いたばかりだった。新市街の中心タクシム広場に続く歩行者天国の商店街で、東京でいうと銀座の中央通りのイメージ。市民にも観光客にも馴染み深い。ここで多くの死傷者が出た衝撃は大きい。
中東菓子クナーファを2種類食べられるお得なセット。パリパリの麺の外皮の中には、トローリとしたチーズが。クナーファで有名な、ヨルダン川西岸のパレスチナ自治区ナブルスの名店で修業した店主が営む。東京・国立にあるシェア商店「富士見台トンネル」に出店。原則毎週水曜日で、次回は4月26日。
東京駅近くの蘭州ラーメン店。ハラール表示があるからなのか、アジアからのイスラム教徒とおぼしき観光客の方々で賑わっていた。日本で蘭州ラーメン店は、これからまだまだ増えていきそう。選択肢が増えるのは良いことだと思う。グラントウキョウサウスタワーの地下1階にある「馬子禄牛肉面」にて。
埼玉・西川口にあった蘭州ラーメン店「ザムザムの泉」の移転先が、広尾のシリア料理店「ゼノビア 」の至近だったという偶然。東西シルクロードの食を東京の都心で一気食いできそう。 twitter.com/zamzamnoizumi/…
イランの最高峰ダマバンド山、標高5610メートル。日本人の中にはイラン富士と呼ぶ人もいる。首都テヘランの北を東西に走るアルボルズ山脈の一角。周辺は豪雪地帯で、スキー場がいくつもある。 twitter.com/IranianPlateau…
パレスチナの伝統工芸の刺繍布を和服の帯に仕立てて販売し、日本に中東の奥深い文化を紹介。付加価値が高まれば、難民キャンプの女性など、作り手の自立につながる。主宰の山本真希さんは、交渉などの際、和服姿で現地を回る。8月31日付日経新聞の文化面とオンライン版に。 nikkei.com/article/DGXKZO…
遠藤雅司(音食紀行)さんの新刊「古代メソポタミア飯」では、イラクの名物魚料理マスグーフを「鯉の円盤焼き」と表現。確かに開きにした鯉をみると、円形になっている。メソポタミアの民は、相当昔からこうしたスタイルで食べていたと思われ、形に何か意味が込められているのでは、と感じてしまう。
砂漠に雪が降った後、砂嵐が来たらどうなるか。想像もしなかったことが起きるらしい。サウジアラビア人たちは、チョコレートがかかったアイスクリームに例えた。アラビア半島、サウジ北部タブークで撮影されたそうだ。冬の砂漠はかなり冷え込む。夏との寒暖差は驚異的。 twitter.com/MariamAyhan/st…
東京・亀戸に新年早々、羊肉専門の中華(内蒙古)料理店がオープンして、羊肉シューマイなるものを出しているらしい。昨年末には、サイゼリヤが羊肉の串焼きをメニューに導入したし、最近の羊肉食のすそ野拡大には驚くばかり。日本が、羊肉ファンに優しい国に? だとしたらうれしい限り。 twitter.com/80Cjp/status/1…
7月10日から東京などで公開されるドキュメンタリー映画「 #東京クルド 」。入管施設に収容中、病に倒れたメメット・チョーラクさんの弟、ワッカスさんと家族が営むクルド料理店「メソポタミア」が、東京・十条駅近くにある。クルディスタンという土地や文化を体感できる場所。 note.com/cafebaghdad/n/…
イスラム美術の抽象文様のように盛りつけられた中東菓子のカターエフ。蜜で湿らせたパンケーキを折り曲げてクリームなどをはさむ。甘甘なことは明らかでも、やはり食べたくなるカターエフ。イスラム教の断食月ラマダンの菓子として知られている。 twitter.com/FAbukhadrah/st…