西アジアのメロンの多彩さには驚く。イラン・テヘランのバザールでみた「シャママ」という小さなメロンは鞠のようだった。形がいびつ、色がどぎつくても味は抜群。トルコでは、蒸留酒ラクのつまみには、メロンとチーズの組み合わせが定番。双方のさわやかなな甘みが、互いを引き立てあう。
東京・銀座の中東料理店「ミシュミシュ」が、「生活が難しくなってる方」に無料で食事を提供するとのこと。あらかじめ、電話などで連絡を入れると「スムーズに対応出来る」そうだ。 詳細は、ミシュミシュのフェイスブックページで。facebook.com/54234709248422… twitter.com/negi_514/statu…
東京のカレーの名店「デリー」で、ゾロアスター教徒の料理が食べられる? ペルシャからインド・ムンバイ周辺に渡ったゾロアスター教徒(パルシー)の料理。カレーにポテトストリングを乗せた「サリ」に、ドライアプリコットを入れた「サリチキン」という料理だそう。 delhi.co.jp/bossblog/19708
ピスタチオ生産量で、米国と世界1、2を争い、1人当たり消費量では圧倒的世界一のイラン。当然、伝統菓子から洋菓子まで、ピスタチオをふんだんに使うものが多い。ここに紹介した10品をながめたら、甘味・ナッツ大国イランに行ってみたいと感じるかも。 #世界を知るための10皿 note.com/cafebaghdad/n/…
デーツは、生食も味わい深い。シャリシャリとした食感でジューシー。まさに砂漠の中のオアシスで見つけられる貴重な水分だったのだろう。エジプトやイランの市場などでよく見かけた。
アルジェリアには、陶磁器など工芸品にも独特のデザインが多い。先住民族ベルベル人の図案とイスラム芸術がハーモニーを奏でているものもある。これにクスクスなどの北アフリカの名物料理を盛り付けると、味までもが一層引き立つことは言うまでもない。
東は岩手、西は愛知まで、日本全国からイスラム教シーア派信徒(パキスタン系)が集まった。7世紀の指導者イマーム・フセインの死を悼むシーア派特有の儀式「アルバイーン」が茨城県常総市で。黒装束姿で旗印を掲げ、田園の道を隊列を組んで進む姿は、日本にかつてあった「野辺送り」の葬列を思わせた。
夏のエジプト。厳しい暑さはしんどいが、マンゴーやスイカなど果物のおいしさは格別。首都カイロの果物屋の店頭にもたくさん並べられる。陳列方法もユニークで眺めているだけで少しは気が紛れる。
チュニジア・チュニス旧市街にあるカフェの、赤と緑を基調にした独特のインテリア。北アフリカ先住民族のベルベル人の伝統らしい。他のアラブ諸国では見かけない雰囲気。靴を脱いでじゅうたん敷きの床に座り、日本のお膳のような小テーブルにミントティーやコーヒーのカップなどをのせる。
秋を感じさせる、柔らかい自然の色彩が、むしろ目にまぶしい。トレイに盛られた柿とイチジク。中東でも、「kaki」と呼ばれることもあり、けっこうポピュラーな果物。トルコ東南部、ガジアンテプの市場にて。
コーヒー発祥の地とも言われるイエメンの豆でトルココーヒーをいれてみた。イエメン西部の2000メートル級のバニ・イスマイル山の山麓で栽培される「イブラヒムモカ」と言われるていう豆。ほのかな酸味と湧き上がってくる甘みはさすが。内戦のため出荷が滞り、高価かつあまり出回っていないのが残念。
中東の市場では、まるで玉ねぎのように無造作に積まれているザクロだから、ジュースに加工されるのも自然な流れ。イランの伝統的コンビニ店「マガゼ」には必ずといっていいほど紙パックの100%ジュースが売られていたし、トルコのジューススタンドでは、オレンジにまじり惜しげもなく絞りとられていた。
にぶい金属のような輝きを失わない13世紀ごろのペルシャ陶器。美濃焼の大家が現代に復活させたラスター彩技法の原初の姿。東京・三鷹の「中近東文化センター」博物館の展示品。イランや欧米の博物館にいかなくても目の保養をすることが可能。明日から8/31まで武蔵野市民は通常1000円の入場料が無料!
4月下旬から休業していた岩手県花巻市の大沢温泉が約1か月ぶりに営業再開。待ちかねていたファンが木造の湯治棟に続々とチェックイン。天気は快晴、豊沢川の岸辺にある大露天風呂から見える新緑がまぶし過ぎる。ここは、詩人・宮沢賢治が幼少時代、父とともに滞在した宿でもある。
岩手奥州市衣川(ころもがわ)地区には、モロヘイヤを原料にした「ツタン乾麺」という特産品がある。一方、奥羽山脈をはさんだ秋田県大仙市大曲にも、「もろ平野めん」というモロヘイヤ粉末を配合したうどんがある。やはりエジプト名物のハトやウサギでダシをとって、スープ麺にしたらいいかも。
ザクロを原料にしたアルメニア「ワイン」は酸味と甘さが調和した不思議な味。日本ではブルーベリーワインがいろいろ醸造されている。写真は岩手県岩手郡岩手町の「ルルとリリ」。地域おこし協力隊がプロデュースに尽力。冷やして飲めば高原のようなさわやかな芳味。東京・原宿で「いわてまち大縁会」。
神社(祠)の供え物にナン。この風景にこそ、今の日本の生活のにおいが表れている気がする。 twitter.com/joycooonote/st…
荒くれ船乗りの酒という、かつてのイメージがつきまとっていたジンが、おしゃれな酒に脱皮しているらしい。東京・代々木上原にクラフトジンバーというのができていた。個性的なジンの瓶を眺めながら、ラテアート付きカフェモカを味わうのもオツなもの。スコーンもかなり本格的。店名は「チェルシー」。
東洋一の硫黄鉱山と言われ、最盛期には、鉱山のまわりに数千人が生活する小都市が出現。岩手県の今は高原リゾートの八幡平のふもとにあった松尾鉱山。最新のアパート群が出現し「雲上の楽園」とまで呼ばれたが、硫黄の代替生産法の出現など時代の変化の波をかぶって閉山、街も消滅、廃墟に変わった。
トルコなどで食べられるブドウの葉でご飯を巻いたドルマ。葉に酸味がきいていて、さらにレモンをかけたりもするので、酢飯を使う日本の寿司と味に類似性もある。昔からの伝統的な保存食という意味でも共通性がある。
サウジアラビアでは、コメと肉を豪快に調理した料理が楽しめる。地面に掘った釜でご飯と羊を蒸し焼きにするマンディ。羊肉の炊き込みご飯カブサ。濃厚なルーのカレー。マンディはイエメンから、カレーはパキスタンなどからきた。戦争、核開発構想、外国人労働者などサウジの問題がにじむ味でもある。
酸っぱさがキーワード。レモンを多用するから。イラン料理は、最初はちょっと戸惑ってしまうかも知れないが、一度ハマると抜けられない魅力がある/「辛くはなく、酸っぱさが際立つ」イラン料理を知るための10皿|カフェバグダッド @cafebaghdad #note #ヨーグルトのある食卓 note.com/cafebaghdad/n/…
東京の西武新宿線・中井に東地中海料理の店「シュクラン中井」が開店。ひよこ豆コロッケ「ファラーフェル」肉を回転させ削ぎ切る「シャワルマ」が中心。中井というと、かつてミャンマー人が住み、リトル・ヤンゴンと呼ばれていたのを思い出す/じょいっこ @joycooonote #note note.com/joycooo/n/n407…
埼玉県知事選挙で初当選した大野元裕さんは中東研究者でもあり、シリアやヨルダンの日本大使館に駐在した元外交官。イラク戦争直後、英国の東洋アフリカ研究院教授チャールズ・トリップ氏が書いた「イラクの歴史」を、大使館勤務時代の同僚や自身の子息らとともに翻訳して出版したことがある。
東京・新大久保近辺に蘭州牛肉麺の店が続々。東新宿の新店は、あの「山西亭」と同じ建物だそう。山西亭は、猫の耳の麺や、ハダカ燕麦を使った蜂の巣のような形の麺がうまい店。広尾には、西川口の「ザムザム」がやって来るし、東京の蘭州ラーメン地図がどんどん塗り変わる。 note.com/joycooo/n/n13e…