アフリカ大陸で食べられる主食を地図上で色分け。小麦エリアは北アフリカだけで、東のエジプトがパン、西のマグレブはクスクス。サハラ砂漠より南はイモ、雑穀、とうもろこしが材料。アフリカの食の多様性がひと目でわかるすぐれもの記事。ごまもんがらさんの労作。 note.com/shumeme/n/n356…
ニンニクとミントがきいたヨーグルトスープのザジキ。刻んだキュウリが入っている。トルコ、イランなどの西アジアから、ギリシャなど旧オスマン帝国領欧州まで広い範囲で食される。クルディスタンでは、「ジャジュク」と呼ばれる。夏の酷暑という気候風土が育んだ、冷感とエネルギーが得られる食べ物。
お茶漬けの「永谷園」が、「世界のスープ図鑑」という名前でカップスープをシリーズ化するらしい。第一弾は以前松屋が期間限定メニューにしたジョージアの料理「シュクメルリ」のスープ版。昨年11月に誠文堂新光社から出版された佐藤正人さんの大著「世界のスープ図鑑」とは関係があるのだろうか。 twitter.com/mognavi/status…
#カワグチスタン のお隣、コシガヤにあるトルコ・クルド料理店「スカイ・カフェ&レストラン」。トルコ南東部の郷土料理が常時食べられる素晴らしい店。本館横のアネックスでは、窓から青々とした稲穂を眺めながら食べられる特典付き。秋には黄金の稲穂をめでながら、ケバブをほおばれるはず。
トルコ、イラン、イラク、シリアなどにまたがるクルド人の居住域クルディスタン。最大都市、トルコ東南部の古都ディヤルバクルは、スイカの産地としても知られている。夏の灼熱が甘くジューシーな味を育むのだろう。市場に並ぶ実の大きさもかなりのものだった。毎年、その重さを競う大会も開かれる。
ISなどイスラム過激派組織の動向やシリアの部族社会の専門家で、シンクタンク「中東調査会」の上席研究員だった高岡豊さんが、東京・西早稲田の名物カレー(カリー)店「メーヤウ」の新店長に。イラク専門家だった大野元裕・埼玉県知事に続き、中東専門家からのカリーなる転身。 twitter.com/Session_1530/s…
「スーパーの材料で作れる世界196か国のレシピ」がnoteで全文公開。中東関連だとトルコの「煮込みハンバーグ」、シリアの「インゲンのトマト煮込み」、イエメンの「鶏肉のレモン煮込み」、カタールの「海老の炊き込みごはん」などがある。どれも美味しそう。 @writes_P #note note.wrl.co.jp/n/n3d8a2d666a83
ルーマニア刺繍が施された民族衣装は素晴らしい。以前、東京のルーマニア大使館に飾ってあるのを見て、しばし見とれた。民俗研究者で写真家のみやこうせいさんは、ルーマニアを「世界のまんなか」と表現している。生活に根ざした美しい文化を生み出す土地が、中心にあり続ける世界であって欲しい。
フランスの歴史学者ブローデルは確か、地中海世界の生活の基本3要素として、オリーブ、小麦、葡萄酒をあげていた。確かにこの3つを抜きに地中海沿岸地域の食文化は語れない。それに加えるとしたら、ヨーグルトやチーズなどの乳製品。南側の中東世界でも真っ先に味見してみるべきはこの4つ。
中国麺づくし。山西省の名物料理、ネコの耳のような、その名も「五彩猫耳朶」。コリコリした小麦麺はまさに猫耳。さらぬ、ハダカ燕麦粉のダンゴを皿の裏側を使って薄く伸ばし、円筒形に丸めてセイロに詰めて蒸した「ヨウミェンカオラオラオ」。素朴な味。なんでもうまい東京・東新宿「山西亭」で旧友と
「地球の歩き方」の奇岩・巨石編にはのっていないみたいだけれど、サウジアラビア北部タイマにあるこの岩にはひかれる。どうなればこんな形になるのか...イスラム教聖地の国にある「イスラム以前」の巨岩墳墓群として知られるマダイン・サーレハ遺跡から近いようなので、両方合わせて訪ねたい。 twitter.com/DanyalGilani/s…
岩手県一関市に行ったらジャズ喫茶「ベイシー」には是非行きたいところだけど、伝統的な餅文化が今も根づいている街なだけに、「餅御膳」という色々な味で食べられる餅好きにはたまらないメニューも。郊外に味を伸ばせば、金山棚田をはじめとした準平原・北上山地の美しい景観を見ることができる。
中東料理の前菜の定番で、今やビーガン食としても注文されているホンモス(フムス)。東京・新大久保のイスラム横丁で買った乾燥ひよこ豆で作った。タヒーナというゴマペーストの代用に中華料理用の芝麻醬を流用。独特の風味のもとクミンはたっぷり入れるのがコツ。ミキサーで撹拌すれば手軽に仕上がる。
世界中で、🤌という絵文字がけっこう使われている。ちなみに、エジプトでは「待て、辛抱しろ」、イタリアでは「どういうことだ?」といった疑問や非難、ギリシャでは「素晴らしい、完璧」になる。地中海沿岸の、割に狭い範囲でこれだけ違うというのも興味深い。 note.com/cafebaghdad/n/…
エジプトでよく食べられるモロヘイヤを栽培して「ツタン乾麺」という特産品まで作ったのが、岩手県奥州市衣川区。ルッコラ(ガルギール)を使った麺もある。強い風味は感じられないが、鮮やかな緑色。時代は違うけれど、隣の平泉にも黄金の文化や、ミイラ作りの風習があった。共通点といえなくもない。
ご飯のように盛られたひき割り小麦のブルグルに、ほぐした羊肉や鴨肉をのせた豪華料理。中東の数か国にまたがって広がるクルディスタンのスタイル。ソフレという敷物の上で車座になり、取り分けて食べる。昔は日本でも普通だった共同飲食。東京・十条のクルド料理店「メソポタミア」の特別メニュー。
さいたま市の住宅街にあるカフェでクルド料理食べ放題ビュッフェ。チーズとほうれん草をはさんで焼いた甘くないクレープ、肉をナスではさんで焼いたケバブなどを、ひきわり小麦ブルグルと。東京・十条の「メソポタミア」に続き、首都圏にクルド料理店ができたのはうれしい。 note.com/joycooo/n/n216…
エジプト・カイロの秋の風物詩といえば、焼き芋売り。蒸気機関車のような形の鉄製の釜で炭火で焼いていた。焼き上がった芋は釜の上に乗せて保温。甘さは控えめだが、結構木枯らしが吹くカイロで、体が暖まるファストフードだった。
岩手という地名のもとになったと伝えられる、盛岡の三ツ石神社の「鬼の手形」。たしかに、向かい合って立つ巨石の裏側に、苔でかたどられた手形のような痕が。石に崩壊防止のチェーンがまかれているのもすごみがある。人口30万の県庁所在地の中心部に、古代信仰の遺跡が残っているとは驚く。
トルコ語では、「坊さんの気絶」(パトゥルジャン・イマム・バユルドゥ)という名前の料理。素揚げしたナスにトマト味のミートソースなどをかけたもの。おいしくない訳がない。東京・北区、埼京線十条駅南口すぐ、クルド料理店「メソポタミア 」では初めて味わった。
パレスチナの刺繍には基本、綿糸が使われる。もし、ウズベキスタンの絹糸を使って刺繍帯を作ったらどうなるか。そんな斬新な構想が披露されたICEJの展示会。実際のウズベク絹糸も展示。注文があれば始動する。シルキーに輝く幾何学文様の帯を想像するだけで楽しい。東京・表参道のグルニエで5日まで。
イスラム教徒の断食月、ラマダンがきのうから始まった。日中の断食終了とともに、街には篤志家が提供する食卓があちこちに設置され、人々が集まってくる。イスラム教徒の一体感が感じられる場面。カイロの高架橋の下にも毎回設置されていた。喧騒と人の波、エジプトらしい風景。
トルコ南東部の美食の都、ガジアンテプには、ピスタチオ入りのケバブ、ピザなどもあるらしい。在住経験があるヒビキロタビキロさんが、アイスクリームやバクラヴァといったスイーツも含め、トルコの料理でのピスタチオのユニークな使い方を紹介。 #世界を知るための10皿 note.com/ahirunoko/n/nb…
民族の存在を否定され、言葉を使うことすら長く禁じられていた少数派クルド人。彼らの歴史を継承する役割を担ったのは吟遊詩人(デングべジュ)。そのデングべジュに光を当てた中島夏樹監督作「地図になき、故郷からの声」が、東京ドキュメンタリー映画祭短編部門でグランプリ。 tdff-neoneo.com/lineup/lineup-…
中東のメンチカツという人もいる、揚げ物前菜の代表格のケッベ。ひきわり小麦ブルグルを使った衣に包まれた肉コロッケ。レバノン・シリアではラグビーボール型。イラクのモスルでは、平べったいせんべい型。地域で形が違うのが面白い。トルコにもあって、イチリキョフテという。