国産羊肉を使ったソーセージを岩手の高校生が開発。もう少し羊の味わいを強調してもいいと思ったが、ぷりっとした食感で完成度が高い。作ったのは宮沢賢治が教鞭をとった稗貫農学校の後身、花巻農高の生徒たち。地域活性化が狙いだそうで、農民の生活向上のため献身した賢治の伝統が受け継がれている。
東京・三鷹にある中近東文化センターの2階にあがる階段の壁にさりげなく飾ってあった、トルコの花唐草紋様のタイル。青と緑が基調で、涼しげな感じ。きょうから月末まで、予約なしで鑑賞できる「夏の特別開館」の期間らしい。 meccj.or.jp/news/2019/post…
ご飯をブドウの葉で包むのか、油揚げで包むのか。日本人が、中東でドルマ、マハシと言われる野菜包み、野菜詰めご飯と出会い、強くひかれてしまう理由がようやくわかった。ブドウの葉も油揚げも味が染み込んでいる。それにご飯を包んで食べるという点で同種の食べ物。 twitter.com/keyif_japan/st…
ナチュラルローソンで、中央アジアやウイグルの麺料理ラグマン発売。手延べ麺だったらすごいが、さすがにそれは無理そう。東京を中心にラグマンを出す店が増えている。長い時間をかけ伝わっていったシルクロードの食文化の終着点が日本のコンビニだったとは。 twitter.com/naturallawsonj…
シリア・レバノンの名物、パセリ主体のみじん切り野菜にひきわり小麦ブルグルをあえた「タッブーレサラダ」。日本ではあまり手に入らないブルグルの代わりに、秋田県特産の「畑のキャビア」とんぶりを使ってみる。色彩的にはパセリの緑色に埋没するが、プチプチ感はブルグル以上。かなりいけると思う。
杜の都・仙台にあるアラブ料理店「ざいとぅーん」。父がガザ地区生まれで、本人はサウジアラビア生まれという方が切り盛りしている。ケバブの上にはフライドポテトがのり、ニンニククリームの「トウム」が添えられている本格派。チキンシャワルマやパセリを使ったタッブーレサラダ、クスクスもある。
モロヘイヤ、エジプトでは特別な包丁で徹底的に刻んでスープにすることが多いが、ゆでて軽く刻んでお浸し、という和風バージョンもかなりいける。大量消費国エジプトでは、刻みずみのものを冷凍にしたものも売っている。写真で隣に並ぶのは冷凍オクラで、エジプト人もかなりネバネバ好きなのがわかる。
羊の骨付き肉が手に入ったら、ヨーグルトに刻みタマネギを加えた液体に一晩漬け込んで焼けば、自宅にいながら本場・中東式の豪華なケバブが食べられる。イランでシシリクと呼ばれる。気分を変えたい時にオススメ/カフェバグダッド @cafebaghdad #note #買ってよかったもの note.com/cafebaghdad/n/…
トルコ・イスタンブールの旧市街の市場周辺。「ナルニア国物語」に出てきた伝統菓子「ロクム」(ターキッシュ・ディライト)や、配合の妙がポイントのスパイス、花や果実もふんだんに使うオリジナルハーブティー。味だけでなく、色彩に工夫が凝らされている。異国の街の店を渡り歩くのは、やはり楽しい。
クルド人が多く暮らし、ワラビスタンと呼ばれる埼玉県蕨市の隣の川口市で起きた、クルド人少女に対するひどすぎる仕打ち。小学校側は何が起きたかを明らかにすべき。日本には外からやって来た人(まれびと)を歓待する気風があったはず/ハーバービジネスオンライン hbol.jp/190019 @hboljpより
エジプトB級グルメの王様、コシャリが看板の東京・神楽坂「アブ・イサーム」。明るい店内にエジプトポップスが流れ、材料調達に苦心のあとがみられるコシャリはウェットタイプで現地の味をかなり忠実に再現。モロヘイヤスープは熱々で葉をたっぷり使っている。エジプトが恋しくなったらぜひ行くべき店
東京のエスニックタウン、新宿区大久保の青果スーパーでザクロが売られていた。多分、ベトナムからの輸入もの。イランで冬至を祝う祭り「シャベ・ヤルダー」に欠かせない太陽の象徴のような果物。日本でも手に入れることができる時代が到来。
エジプトの首都カイロの街を散歩と、野良猫の多さにまず驚く。イスラム地区の商店街を走り回り、ほこりだらけのボンネットの上で休憩し、アパートの門番と一緒にくつろぎぐ。夜にはネコ集会も開催される。
昔は囲炉裏の上でいぶして作った、独特のトロリとした食感の干柿。岩手・釜石の特産品で「甲子(かっし)柿」と呼ばれる。これをフルーツサンドにしてテイクアウトで売り出したのが北上市のレストラン「ときよじせつ」。竹炭入りトーストではさまれた、柿とイチジクの断面が美しい。岩手の美味なるもの。
東京・浅草にきょうオープンした、中東料理が食べられるカフェレストラン「tsukino」。ナスの挽肉詰めはトルコの食堂飯の定番。鶏肉レモンオリーブ煮は、北アフリカのタジンっぽい料理のようにも。薄焼きピザ「ラフマジュン」も提供。小冊子「カフェバグダッド アンソロジー」も販売しています。 twitter.com/tsukino_asakus…
中東の人たちは、ハンバーガーが好きで、ケチャップをたっぷりかけて食べる人も多い。ケチャップを愛するがゆえに、かわいい熊のケチャップ入れを考案したりもするのだろう。イランの首都テヘランのミニスーパーで見かけた商品。
シリアの伝統工芸品、寄木細工は、幾何学アラベスク文様が美しい。内戦を逃れてヨルダン・アンマンで暮らすシリア人避難民の作品がイベントで展示・即売される。12月16〜18日に東京・表参道で。パレスチナ含むいわゆる「大シリア」に特化したバザール。入場無料。詳細は以下。 chuto-kawaii-8.peatix.com
北アフリカの先住民族ベルベル人は、居住域によって多様な文化を持つ。例えば服装では、アルジェリアでは派手な色づかい、モロッコでは、渋みのある感じ。モロッコ・マラケシュには、ベルベル文化を愛した仏デザイナー、故イブ・サンローランらが集めた貴重な伝統衣装を展示する博物館がある。
モロッコ4強進出に背中を押されて、東京・上石神井のモロッコ料理店「ライアン」へ。プルーンのタジンにするか迷ったが、羊肉のクスクス単品で。野菜と肉の旨み汁で、ひたひたになったクスクスがうまい。野菜はブロッコリー、カブ、ニンジンなど。サッカーw杯効果なのか、正午前にはほぼ満席に。
イランにはいろいろなナンがあるが、バルバリと呼ばれるものが一番好き。先月、イバラギスタンのつくば市で買って冷凍していたもの焼き直して、バターを塗って食べた。ほかにおかずななどはいらない、バルバリだけでいい。そう思えるナンはそんなにない。
牛乳プリンの上にトルコアイスのドンドルマがのり、ピンク色の薔薇水が注がれている。スプーンですくうたびに、ふんわり芳香が漂う。バラの国、シリアにほど近い、トルコ南部アンタキヤらしいデザート。旧市街の目抜き通り沿い、創業110年の老舗「アファン・コーヒーハウス」。街の歴史を感じる空間。
古代ヒッタイト帝国が滅亡した後、製鉄技術がどのように伝わっていったかを探るNHKスペシャル「アイアンロード」。古代エジプトや中国史も視野に、製鉄技術を切り口にして人類史を新たな視点で見直そうとする意欲的な番組。最古とみられる鉄塊を発見したアナトリア考古学研究所の大村幸弘所長も登場。
地中海沿岸の市場では、色とりどりのオリーブを味見しながら買うのが楽しい。北アフリカのチュニジアでは、歯ごたえのあるフレッシュな食感が印象的だった。ある年の冬、首都チュニスの中央市場にて。
イエメン料理は豪快かつ繊細で、長い歴史が感じられる料理。地面に掘った釜でご飯と羊を蒸し焼きにするマンディは、焼き加減に相当なこだわりがあるとみた。大皿で出てきて、みんなで囲んで手で食す。ホッケみたいな魚のグリルもある。写真はエジプト・カイロとサウジアラビア ・カティーフにて。
サイゼリヤがきょうから羊串焼きを導入したらしいけど、中国のサイゼリヤ(薩莉亜)ではさらに一歩進んで羊のアバラ骨付き肉の鉄板焼があるらしい。イランでは「シシリク」といい、ヨーグルトベースのつけだれに一晩漬けて焼くかなりの高級料理。シシリクまで上陸したら日本の「外食革命」の到来だ。 twitter.com/qooalex83/stat…