村中直人 (Naoto Muranaka)(@naoto_muranaka)さんの人気ツイート(リツイート順)

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「一人ひとり違うのだから、個々の特性に合わせて支援すべき」 「障害名ではなく、人として理解し向き合うべき」 これをする為には相当な専門知が必要なことは、何度でも強調したいです 専門知識は「先入観」「決めつけ」になるから、「ありのまま」理解すればよいという考え方は相当に危険なのです
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今は、何をどうすれば人間の「報酬系」をハイジャックできて「ハマるコンテンツ」にすることが出来るのかがノウハウとして存在している時代です 事業者は競い合って、消費者にハマってもらうための努力をしています  そういうコンテンツはとても魅力的なエンタメなので、それがダメとは思いません
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これほんと難しくて 体験や実感から学ぶ事ってとっても大事で効果的です がそれだけだと「自分が感覚的に理解できること」「五感を通じて学んだこと」の限界は突破できないんです なぜなら私たちの脳や神経は、世界の情報のごく一部しか受信できず、脳の都合のよいように世界を構成しているからです
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体験や感覚に基づく「主観的世界」と、知性を働かせてその壁を越えてゆく「世界の理の理解」のバランスがとっても大事なんだと思います 様々なことを体験して主観世界を豊かにしていくことと、素朴理論を乗り越えていく知性を学ぶことは別のことでどちらも大事。そんなことを最近はよく考えています
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いわゆる「暴走族」ってほとんどみかけなくなりましたよね あれって周囲の非難や説得の成果ではなくて、単純に「ダサい」と思われるようになった結果だと思うのです 最近の「炎上系インフルエンサー」さんたちもきっと同じで、非難や説得は養分にしかならず、「ダサい」が1番効くように思ってます
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「発達特性のある子ども」という表現が、発達障害をマイルドに配慮した言い方として流布し始めてるの、やっぱり強い違和感あるな 全部の子どもに「発達特性」はある この事実が見えなくなる表現が一般化することに危惧を感じます
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「コミュニケーション能力」が、個人の内側に存在している、文脈と切り離された能力であると考えるのはもうやめるべきだと、最近つくづく思います あるのは、コミュニケーションがうまくいく場面や文脈の幅が広い人と狭い人、あとはコミュニケーション方法自体の多数派と少数派だけだと思うのです
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普段政治ツイートはしませんが、人類が生み出した最高傑作である「基本的人権」(97条)を完全削除する憲法改正には絶対に同意できないので拡散します 人権が守られないで、ニューロダイバーシティが尊重される社会なんてあり得ません 自民党の改憲草案で憲法はどう変わる? kaikensouan.com
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洒落にならない現実が来てしまっているようなので、論理武装に微力ながら援軍させて頂きますね 学校における認知機能トレーニングの問題点と克服のために必要であろう論点は以下の論文によくまとまっているので、こちらをベースにご説明します 以下、ここから連ツイです ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/P… twitter.com/hiyokoharumaki…
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「能力の高い人も低い人も価値ある個人として尊重できる社会とは?」という課題設定自体が本質的でないと気づいて 「そもそも能力の高低なんて文脈次第の相対的な概念だ」を前提に「ひとりひとりが自分に合った文脈を見つけられる社会」を考え始めたところから見える世界や発想が変わった気がします
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指導=「叱る」で、 発想が「叱る」or「放置する」の二択で 大声出すのは「子どものためにやっている」 と主張される教員アカウントさんのツイートに多くの教員アカウントさんが賛同されているのを見かけてショックを受けています... まだまだ先は長いなあ 焦らずに地道に発信を続けよう
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これ以前にも書いた気がしますが 「発達特性のある人」って人類全員ですからね どんな発達特性なのかを表現しない限り、発達特性って言葉は何も言っていないのと同じです 発達障害のマイルドな言い換えのつもりで使われる「発達特性がある」という表現には個人的に強い違和感を感じます
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人の報酬系をハイジャックする「コンテンツ作り」ノウハウについては、この本がとてもわかりやすくまとめてくれています 賢い消費者になるために、これからの社会を生きていく子どもたちにはぜひ知っておいて欲しい知識のように私は思っています amzn.to/336EGjn
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WISCなどの知能検査の凸凹だけでは発達障害かどうかの判断は出来ない、のはその通りなのですが 近年の様々な研究報告から考えるに 「発達障害とカテゴライズされる神経や認知の中核特性を知能検査はほとんど測っていない」 というのがより正確な表現だと思うようになりました
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「有能な人」になろうとするより「有能でいれる」場所を探す 「努力できる人」になろうとするより「努力出来る」環境をつくる 「かしこい人」になろうとするより「かしこくあれる」ジャンルを見つける 「やさしい人」になろうとするより「やさしくなれる」関係性をめざす この違い実は大きいよね
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学業不振が理由の自死が多いことは、私も講演会等でよくお話します なぜか「学習支援」って教員以外の対人支援職の中で「一段下の本質的でない支援」と思われがちなんですが、命、健康、そして人生の選択肢にまで関わるとっても大事な支援領域なんです… twitter.com/maki_hayachi/s…
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この本に込めた願いや想いを知って頂くには、”はじめに”を読んで頂くのが最もよいと考え、出版元の紀伊國屋書店さまに許可を得て全文を公開することになりました。 ぜひご一読くださいませ! 渾身の社会課題提起本『〈叱る依存〉がとまらない』の”はじめに”を全文公開します inthevillege.com/sikaruizon/
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きっともう誰かが仰ってると思うのですが、子どもと関わる仕事をする人は 「こどもになめられる」ことを心配するより、「子どもだと思ってなめてかかって痛い目を見る」ことを心配するべきですよねえ
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えっと 当然その2年の前に特別支援教育についてしっかりとした専門性養成のトレーニングを実施してから担当するんですよね?まさか育成カリキュラム準備せずにいきなり担当させたりしません…よね? twitter.com/mainichi/statu…
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小学生たちが親の名前をネットで検索して結果を見せ合いキャッキャする遊びが流行っていて しかも情報が出てこないと「あっ…ないね…」となる 「親サーチカースト」とでも呼ぶべき現象まで起き始めているという話を聞いて、心震えてます… なんて時代なんだ…
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脳・神経科学の知見には時々はっ!とするようなライフハックヒントがあるのですが 「欲しい(want)」と「好き(like)」は別メカニズム というのは衝撃だったな 欲しいものを好きになる保証はないし、欲しくなかったものを好きになることだってある なぜならそれは脳の働きレベルで全く別ものだから
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そう考えると学校で学んでいる時点から、本来は多種多様なスタイルの子どもがいるはずで 目をつぶって聞いてる子も、うろうろしながら考える子も、ひたすら教科書だけ見てる子も、いろんなスタイルの子が本当は教室内にいるんじゃないか それを尊重することで学びが促進されるのではないか
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ここで大切なのは、人は「視点」なしに何かを理解することなんて出来ないという明確な事実です 残念ながら「ありのまま」見ることなんて出来ないんです だから今自分が「どんな視点で」考えているのかを自覚する必要があるし 視点が偏らないために「妥当な多くの視点」を学ぶ必要があるのです
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ついにこんな文章を精神医学系の科学論文で読める時代に突入したのだと、感慨深い… #ニューロダイバーシティ の夜明けを感じます >自閉症を一連の欠陥として概念化し,介入の目標を「人々を自閉症でなくする」こととすることは,それ自体が道徳的に問題である acamh.onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1111/jc…
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すごい記事です 教育についてここまで深く共感し感嘆する記事も珍しいです なんとかして大窪昌哉先生にお話を伺いたいと思いました。どなたかお知り合いおれらませんか!? 一斉授業やめた公立教員の「自ら学ぶ力」の育み方 「主体性が出ちゃう場」をつくるのが教員の仕事 | toyokeizai.net/articles/-/601…