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心配していた方向に動いてしまってます
これやりだすと、保護者が教師役をせざるを得ない状況になり家庭内不和の原因になります
オンライン授業が出来ない中では、この通知は取り下げるべきだと私は思います
教科書に基づく家庭学習を 児童生徒の状況把握も 文科省 headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200421-…
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保護者が教師役をすることをスタンダードにすべきでない理由と、
家庭学習におけるあるべき姿についての私なりの考えは以前にブログに書きましたのでぶら下げておきますね
自宅でお子さんの「学び」と向き合う保護者の方へ inthevillege.com/jitakumanabi/
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この辺、一応専門なので少し語ります
「聴きながらメモを取る」という行為には、少なくとも二つの認知的なスキルが得意か最低でも苦手ではないことが必要です
聞いたことを一時的に記憶保持する能力と、聞いた情報にタイミングを合わせてスムーズに文字を書くという能力です twitter.com/tarareba722/st…
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これらのどちらかが苦手だと、メモを取ると話を理解することが難しくなります
人の認知能力のリソースは有限で、かつ苦手な部分に多く注がれるからです
聞いたことを頑張って(一時的に)忘れないようにし、それが消えてしまわない間になんとか文字にするということだけでリソースが尽きてしまいます
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言いたいことは、人の認知特性は一般に考えられているよりは遥かに多様で、人による個性がはっきりあるということです
これは能力の優劣とは別の話です
なので多くの場合、「やり方を限定、指定」してはいけないのです
敢えて言うなら「その人に合った方法ですること」を指定する必要があります
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逆にメモを取らないと覚えられないという状況も、少なくとも2つくらいの認知的な特性の可能性があるように思います
視覚的な記憶か、運動的な記憶に頼っているタイプの可能性です
つまり、書くという動作自体が理解や記憶を促進している場合と、書いたものを見ることでそれらが促進される場合です
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「自分がされて嫌なことを相手にしてしてはいけません」は
「自分は嫌じゃないからしてもいい」につながる可能性の面で、やっぱりアップデートが必要な考え方だと思っていて
子ども達に教えるべきは
「嫌だと思うことは人によって違う」だし「相手が嫌なことをしない」だと思っています。
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もっと言えば
「自分以外の誰も嫌だと思っていないことでも、あなたが嫌だと思うなら嫌だと言っていいんだよ」
「そしてそれはみんなが同じことだから、誰かの「嫌だ」に敏感でいようね」
多様性が尊重されるって、そういうことなのではないかと思っています
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そうそう
「自分がされて嫌なことはしない」という発想は「人がされて嫌なことは共通してる」ということが前提になるから、その弊害も大きいよね
自分が嫌だと思うことを人にされた時に「こんなことをしたら人が嫌に思うのは当然だ!」「わざと嫌がらせした!」って責める気持ちになりやすくなるもの
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社会に出たら理不尽な事が多いから子どものうちに「我慢」「受け流す」力を身につけさせておく必要があるという考え方
保護者や教育、支援者でそう考えている人がまだいらっしゃるなら
考え方をアップデートされることを強く強くお勧めします
現代社会の理不尽は我慢でなんとかなるものじゃないです
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社会の理不尽に巻き込まれて命を落とされてしまった方、重篤な心の病を発症せざるを得なかった方
そういう悲しい事例がたくさんあることに私たちは向き合わないといけない時代になっていると思うのです
その時代に子どもたちに身につけて欲しい力は、理不尽への忍耐力でも受け流す力でもないはずです
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そう考えると理不尽に出会った子どもたちが取り得る選択肢は結局「戦う」か「逃げる」のどちらかということになるかと思います
だから、子どもたち若者たちの戦う、逃げるを応援する大人が増えなくてはいけないと思うのです
個人的には戦うか逃げるかを決めるのは子ども自身でいいのだと思っています
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一番怖いのは子どもたちがいわゆる「学習性無力感」という状態になってしまうことだと思うのです
「自分が何かをしてもどうせ何も変わらない」
人生の早い時期に強くこう感じてしまうことを何とかして避けなくてはいけないと思うのです
我慢の強要は学習性無力感を促進させるのではないかと思います
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これは、ASDに関わるすべての支援者、教育者が読むべきだと感じました。
私が支援者育成をする時に「理解」に重点を置き「手法」を紹介程度に留めることにこだわるのはこういうことです。
強度行動障害〜重度自閉症の息子が、自発的交渉ができるようになったわけ tetote-net.com/2020/08/11/%e5…
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実力のある支援者は
「問題を未然に防ぐ」
そこそこやれる人は
「問題に早期に対処し解決する」
実力不足な人は
「問題が深刻になってから必死に対応してなんとかする」
一番頑張っているように見えるのは実力不足な人で、熱意ある支援者と評価されてたりします
この構造かなり普遍的な気がします
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自閉スペクトラム当事者さんの自伝、男性が書かれたものが極端に少ないことを、前々から不思議に思っています。
どなたかおすすめの「男性自閉スペクトラム者が書いた自伝本」があるという方おられますでしょうか?もしご存知でしたらリプライ頂けますと助かります。
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先日、自分の「情報処理の勝ちパターン」を知っておくことの重要性についてある方達ととても盛り上がった
とある学会では、発表パワポを一切見ずにずっと目をつぶっている人、ほぼ話聞かずに配布資料とパワポだけ見てる人、逐語に近いメモをとりながら聞く人、などなど、とても個性豊からしい
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彼らはきっと人生のどこかで(しかもきっと早期に)自分の情報処理の癖を知り、それに合わせた「勝ちパターン」を身につけたのだと思われます
そしてだから、他人の「勝ちパターン」を尊重する、というか気にしない傾向もあって、要は「わかれば良い」という価値観に至るようです
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でもこれって別に知能の高い人だから個性豊かなわけじゃなくて、自分の情報処理の勝ちパターンを知り尽くして、それにこだわった方法をやり切ったから、彼ら彼女らは今の地位や業績にたどりついたとも考えられる
つまり一般に思われているのと因果が逆なんじゃないかという話です
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そう考えると学校で学んでいる時点から、本来は多種多様なスタイルの子どもがいるはずで
目をつぶって聞いてる子も、うろうろしながら考える子も、ひたすら教科書だけ見てる子も、いろんなスタイルの子が本当は教室内にいるんじゃないか
それを尊重することで学びが促進されるのではないか
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もっというと、「情報処理の勝ちパターン」を無視して、みんな同じスタイルで学ばせようとするから、本来の力を発揮できなくなってしまっている子どもたちが、相当数いるのではないか
そんなことを考えた夜でした
「情報処理の勝ちパターン」ってタームは使い勝手がいいなあと自画自賛してます笑
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なんさんの言語センスに脱帽!
「性欲、生殖、育児の3点セットとその倍数テーマの時だけアホになる人がいる」
ぐぬぬ…
的を射抜きすぎてて嫉妬すら感じます笑
それと多くの人に「認知の歪み」という表現さけて、無意識のバイアスって言葉覚えてもらえるとうれしい
誰にでもあることですから twitter.com/nankuru28/stat…
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選択的夫婦別姓も、同性婚も、可能な限り早く実現することを私は望んでいます
それは待ち望んでおられる当事者の方々にとって当然の権利だと思うからという理由に加えて
今の若い人たちに「なんだ、社会のルールって声を上げれば変えられるんだ」って思ってもらいたいという理由も大きいです
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「自律的にやりたいことをする」能力は、周囲からの働きかけで比較的簡単に奪うことが出来て
そして一度奪われてしまうと回復にとても時間と努力を要する、という事実はもっと知られてよいように思っています
散々我慢を強要した後で「ほら、すきになさい」と投げ出されても出来ないことが多いです
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「今は我慢しても仕方ない。後で自由に出来るときが来るから、そのときやりたいことをすればいい」
この考え方は実はとても危険です
時間や環境がそれを許しても、「やりたいことを計画的にする」能力が育まれていないと
まずそもそも「やりたいことなんてない!」の解決から始めなくてはいけません